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事故防止&救急ケアマニュアルについて紹介

やけど

やけどが発生する場所はほぼ家庭内で起こり、その中でも台所が大半をしめます。熱湯や汁ものなど高温の液体、続いて、アイロン、ストーブなどの熱を発するものへの接触が原因です。0歳のときには、お母さんが熱いものを飲みながら抱いて、赤ちゃんにこぼしてしまったり、熱いミルクのまま与えてしまったりしてやけどします。また、つかまり立ちが始まるとテーブルの上に置いてあったお茶に手が当たってしまい、頭から熱湯をかぶってしまいます。

応急処置としては、まずは流水で冷やしましょう。水道を流しっぱなしにして20~30分間冷やし続けます。また、洗面器やバケツなどに水・氷を入れて冷やします。顔や目、耳、鼻の周りなど、水をかけづらい部分は氷や保冷剤を当てます。

衣服を着たままやけどした場合は無理に脱がせません。皮膚が衣服と一緒にはがれるのを防止するためです。衣服の上から水をかけます。アロエやみそなどは塗らないようにしてください。細菌感染を起こす原因となります。全身をやけどした場合は、すぐ救急車を呼び、到着するまで水を出しっぱなしにした浴槽の中に入れて冷やし続けます。やけどの範囲が全身の1%(子どもの手のひら程度)以上なら、必ず病院を受診しましょう。

大人が熱い飲み物を飲むときは、必ず、赤ちゃんを抱っこしていないときにします。ミルクは腕に一滴たらして温度を確認します。沐浴では赤ちゃんだけに気を取られず、お湯の温度も確認します。ホットカーペットを使う場合は、温度に注意しこまめに赤ちゃんの背中に手を入れ、温度を確認します。テーブルクロスごと引っ張ってしまう可能性があるので、テーブルクロスは使わないようにしましょう。



誤飲

誤飲や窒息が始まる時期は、早い子で5ヶ月で「物をつかむ」から「口に入れる」行動が見られます。それ以降1歳2-3ヶ月までの赤ちゃんです。乳幼児はトイレットペーパーの芯(39cm)を通る大きさのものなら、口の中に入れてしまい飲み込む危険性があります。小さいビニール片でさえ、のどに詰まらせてしまうことがあります。

誤飲したものの多くは、命の危険性はありませんが、いくつか危険がものがあります。ボタン電池・灯油・キャンドル・オイルです。

ボタン電池は食堂に入ってしまうと食堂の粘膜がただれはじめ、中には大動脈まで穴が開いて死亡することがあります。

灯油は胃から逆流すると、灯油の蒸気が気管から肺に入り、ひどい肺炎を起こします。飲んでしまったときは、絶対に吐かせようとしてはいけません。吐かせようとすると灯油が気道から肺に入る危険性が非常に高いからです。

キャンドルも灯油と同じで肺炎を起こします。

誤飲した場合、吐かせるのが基本ですが、「石油」「強酸性」「強アルカリ性」「鋭利なもの」は吐くと、肺や食道を傷めるために吐かせてはいけません。吐かせる時には、うつむきで喉の奥に指を入れて舌の奥を押し下げるか、頭を下にして肩甲骨の間を叩きます。

日頃から身近にあるものの大きさをチェックし、誤飲の危険があるものは、赤ちゃんの手の届く範囲に置かないようにすることが大切です。赤ちゃんの目線が低いので、大人が気付かないものを見つけてしまいます。整理整頓し、赤ちゃんの目線で室内の状況を確認しましょう。


おぼれた

2歳までの赤ちゃんに多いおぼれる要因は浴槽への転落によるものです。お風呂の浴槽の高さが、50cm以上あれば2歳未満の赤ちゃんが転落する可能性があります。

おぼれてしまった際の応急処置としては、まずは年齢に合わせて水を吐かせます。1歳未満の赤ちゃんはまずは空気の通り道(気道)を確保します。そして、背中を手のひらでパンパンとたたきます。1歳以上の子どもは気道を確保し、肩甲骨の間を強めにたたきます。姿勢は横向きでも大丈夫です。そして気道確保、背中をパンパン叩きます。そして体を温め落ち着いたら必ず受診をしてください。水をはかない場合は無理に吐かせなくてもかまいません。無理をすると飲み込んだ水が逆流して、肺に入る危険があります。

国民生活センターでは3つの転落防止方法を提案しています。
浴槽の残り湯を抜く・浴室の外鍵をかける・浴槽にしっかりとした蓋をする
また、浴槽の近くに踏み台を置いたり、浴室で子どもを一人にしない、入れないようにしましょう。

転倒・転落

赤ちゃんの頭は体に比べて大きくて重く、バランス感覚の未発達もあり、とてもよく転倒します。新生児のころは、ベビーベッドからの転落が多く、動き回れるようになると階段やいす、ベランダからの転落など高さも増し、命に関わる事故が起こる恐れもあります。

転倒・転落してしまったら、まずは意識があるかどうか確認します。意識がなければすぐに救急車を呼んでください。意識があれば、外傷の有無を確認・あれば消毒・止血をして傷の大きさによっては病院へ連れて行きましょう。外傷がない場合は、骨折や脱臼はないかを確認してください。骨折・脱臼がある場合は、患部を動かさないように病院へつれていきましょう。骨折・脱臼がない場合は、打ち身の有無を確認してください。打ち身がある場合は、こぶやあざは冷やしてください。以上の項目が当てはまらない場合は、1週間は様子を見てください。頭や体を強く打った場合は、そのときは何ともなくても、後で容態が変わることもあります。

転倒・転落をさせないために、赤ちゃんを抱いているときは、足元に注意しましょう。ベビーベッドに寝かせているときは、必ず柵をあげておきます。寝返りがまだでも、高いところに寝かせないようにしましょう。階段の上下に転落防止用の柵を取り付けるなど最近では色々なグッズが打っていますので、家庭内で出来る防止対策のため、備え付けるとよいでしょう。