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薬の飲ませ方・使い方

赤ちゃんの体は小さく、免疫機能が不十分なので頻繁に病気にかかります。薬の正しい与え方をマスターして、医師の指示通りにきちんとお薬を与えましょう。本サイトでは新米ママのために、よく使用する4種類の薬と、それぞれの与え方、保管方法を紹介します。

薬の基本の考え方

処方薬はきちんと飲ませる

・医師の指示通りに、服用回数、時間を守って与えます。
・手と道具を綺麗に
・薬を扱う前には、手と器具をしっかり洗います。使用後の洗浄も忘れないで下さい。

飲み忘れの対処法

・数時間の忘れ→気付いた時に飲ませましょう。
・次の服用時間が近い時→少し早目に次回分を飲ませましょう。
・飲ませた薬を吐いた時→服用直後の時は再度飲ませましょう。

薬を混ぜる時

薬を水や食べ物と混ぜる時は、服用の直前に混ぜましょう。

薬の種類と飲ませ方

粉薬・ドライシロップ

粉薬 1回分ずつ袋分けされた粉の薬。少量の水で練って与える。白湯の方が溶けやすいですが、熱いお湯で溶かして与えると火傷するので注意が必要です。
ドライシロップ シロップが粉末状になった薬で、飲ませる直前に液状にします。そのままか少量の水に溶かして与えます。
保管方法 容器やジッパー付きの袋に保存する。乾燥剤を入れ、冷暗所で保存して下さい。薬の外袋のまま保存し、薬の名称がわかるようにします。
与え方
1.粉薬をペースト状にする
2.おちょこ等に薬を入れ、スポイトやティースプーンで、2~3滴の水を加えて練ります。ポイントは、少量の水に溶かすことです。蛇口から直接水を入れると、量が増え赤ちゃんが全部飲めなくなるので注意が必要です。溶けずらい時は、ぬるま湯に溶かして下さい。
3.指で練って集める
薬を混ぜる前に、必ず手を清潔にして下さい。ポイントは、薬を手早く混ぜることです。時間をかけるほど苦みが出るので注意が必要です。全部の薬を「ひとすくい」でとれる状態が理想です。水が足りなければ一滴ずつ加えて下さい。
4.口に入れる
練った薬を指ですくい、頬の内側に塗りつけて下さい。ポイントは、2点です。1つは舌に当たらないようにすることです。赤ちゃんは、苦い味がするとすぐに吐き出してしまいます。もう1つは、薬を与えたらすぐに水や白湯、ジュースを与えることです。薬の苦みがする前に、素早く飲ませてあげましょう。小児用の粉薬はそれ自体に味が付いているので、水だけの方が良い場合もあります。

ヨーグルトやアイスクリーム、プリン、お薬用ゼリーに混ぜて食べさせても大丈夫ですが、混ぜ合わせたまま放置すると味も効果も変わることがあります。混ぜる時は与える直前に行いましょう。混ぜ合わせると苦みが増す薬もあるので、医師、薬剤師に相談しましょう。
また、ミルクに混ぜるのは辞めましょう。薬を混ぜると味が変わり、赤ちゃんの主食であるミルクを嫌いになることがあります。

シロップ薬

シロップ薬 液状の薬。メモリのついたボトルに入っています。独特の甘みがあり、その味を嫌がる子供もいます。
保管方法 冷蔵庫で保管。子供の手が届かない上段に保存し、複数ある場合は、もらった日にち、病名を記入しましょう。
●道具 スポイト。ドラッグストアで販売しています。スポイトを使って服用させた場合、洗剤は使用せずに、スポイトに何度か水を出し入れして洗います。洗った後は、なるべく早く乾燥させます。
与え方
1.シロップの濃度を均一にする
シロップの成分がボトルに沈殿していることがあるので、軽く上下に振って濃さを均一にしましょう。泡立てないように注意して下さい。
2.分量は正確に計る
処方の際に、与える量が指定されています。ポイントは量の確認と、メモリのついている容器を水平な場所に置いて分量をはかることです。薬の計量は、目線と合わせて行います。
3.口に入れる
計量したカップでは与えないでください。スポイトで与えるのがお勧めです。スポイトで吸い上げ、赤ちゃんの口にゆっくりと流し込むと飲ませやすいでしょう。ポイントは焦らないことです。焦ると赤ちゃんが恐がります。

座薬

座薬 直接肛門に挿入する薬。効き目が早いので、解熱薬、吐き気止め、痙攣を抑えるために処方されます。上手く入らなかった場合は、再度入れますが、溶けたり、10分以上立った場合は医師に相談の必要があります。
保管方法 溶けやすいので冷蔵庫で保管。常温保管の場合もあるので、医師に確認が必要です。外袋のまま保管し、何の薬かわかるようにしておきましょう。
*量が多い場合はカットして使用する。→清潔なハサミで袋ごとカットする。
与え方
1.挿入方法
オムツを変える要領で足をあげ、肛門に座薬の尖った方から一気に入れます。ポイントは、滑りを良くするために、肛門と座薬の先端にハンドクリームやワセリンを塗って置くことです。特に女の子の場合は、肛門の位置を間違えないように注意して下さい。
挿入が浅いと出てきてしまうので、座薬挿入時は自分の指も第一関節まで肛門の中に挿入し、確実に薬を挿入します。斜めにカットした場合は、尖った先を手で少し温めて少し丸くしてから挿入します。
2.挿入後
挿入した薬が出ないように、赤ちゃんの肛門付近を大人の手で30秒ほど押さえます。
*2つ以上の薬を使用する場合は、5分ずつくらい間隔を空けて使用します。

塗り薬

塗り薬 手で塗る薬。肌トラブル時に処方されることが多い。似た症状でも使うと悪化する薬もあるので、トラブルごとに医師の診断を受けることをお勧めします。量の目安は大人の人差し指の第一関節くらいの量です。保湿剤の場合はたっぷり目に塗ります。
保管方法 冷暗所で保管。冷蔵庫で保管した方が良いものもあるので、薬ごとに医師や薬剤師に確認をして下さい。
与え方
1.薬の量を決める
塗り薬は、手を洗ってから扱いましょう。最初にだいたいの量を決めて、大人の手の甲に薬を出しておきます。チューブなどから、直接塗らないようにして下さい。
2.指示通りに塗る
数箇所に少量の薬をつけてから、塗り広げます。30分ほどで有効成分が浸透するものが多いので、それまでは塗った場所を赤ちゃんが触らないようにしましょう。遊ぶなどして気をそらすと良いみたいです。
*赤ちゃんが手でとってしまったり、舐めてしまうことがあるので、通気性の良いガーゼで覆うなどの工夫をして下さい。