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発疹が主症状の主な病気の紹介

赤ちゃんの発疹がでる病気はたくさんありますが、ここでは主要な6つの病気を紹介します。

発疹が主症状の病気

水ぼうそう

原因 「水ぼうそう」はかからない子供はいないというほど、子供には一般的な病気です。一生に一度だけかかります。帯状疱疹ウイルスというヘルペスウイルスに感染することで起こり、感染経路はツバなどの飛沫感染の他、接触感染、空気感染で移ります。
症状 全身に痒みを伴う赤い小さな発疹や、中に液体を含む水疱が出来ます。39度程度の発熱を伴う場合があります。発症から完治の印である「かさぶた」が全部の発疹に出来取れるまで、1~2週間ほどかかります。
治療方法 受診が必要です。水ぼうそうは抗ウイルス薬で治療します。熱があっても元気なことが多いのですが、体力を落とさないように安静に過ごしましょう。食事に関しても特に制限がないので、食べやすいものを与えて下さい。

はしか

原因 非常に強い麻疹ウイルス(ましんウイルス)が原因です。感染経路は飛沫感染、接触感染、空気感染です。免疫がないとかかるので、母親から受け継いだ抗体が消滅する生後6ヶ月以降かかりやすくなります。かかった場合は外出を控えて下さい。合併症も起こしやすい病気です。
症状 かぜに似た症状から始まります。38℃以上の発熱、鼻水、咳が出ます。口の中が荒れ、口内炎のような灰白色のポツポツができます。4日ほどで熱は一度下がりますが、その後、体中に赤い発疹が出来ると共に熱が出ます。重症化すると命に関わります。
治療方法 受診が必要です。特効薬はないので、1才前後で必ず予防接種を受けて下さい。もし予防接種をしていない状態で兄弟がかかった場合は、ほぼ確実に感染しています。発祥する前にガンマグロブリンを投与してもらうと症状を軽く押さえることが出来ます。

風疹

原因 風疹ウイルスに感染することで発祥し、くしゃみなどによる飛沫感染で移ります。「三日はしか」と呼ばれ、はしかに非常に似た症状が出ます。
症状 比較的軽い病気ですが、母親が妊娠初期に感染すると胎児に重大な障害を引き起こします。
風疹の場合は発疹と熱が同時にでます。はしかの場合は高熱後、約3日後に発疹が出る違いがあります。重症になる場合もあるので、注意が必要です。脳炎などの合併症を引き起こす可能性があります。
治療方法 特効薬はありませんが、比較的軽くすむので、自然治療です。解熱剤やカユミ止めを処方される場合もあります。      

溶連菌感染症

原因 溶連菌(ようれんきん)が喉に感染しておこります。咳やくしゃみなどの飛沫感染です。感染力が強い病気です。
症状 のどの痛みが酷い病気です。発熱、舌が真っ赤になる「いちご舌」、充血、皮膚感染、嘔吐などを起こします。首のリンパ節がはれたり、中耳炎などを起こすこともあります。
治療方法 受診が必要です。現在は抗生物質で直すことが出来ますが、昔はとても恐れられた病気でした。抗生物質の服用は医師の指示通り行って下さい。10~14日飲む必要があり、途中で辞めると再発するので注意が必要です。

伝染性紅班(でんせんせいこうはん)/りんご病

原因 ヒトパルボウィルスB19に感染することで起こります。感染経路はツバなどから移る飛沫感染と、皮膚に触れることで移る接触感染があります。感染すると顔が赤く腫れるため、別名「りんご病」と言われています。妊婦が感染すると流産の恐れがあります。
症状 顔や腕や太ももに赤い発疹が出ます。感染力は比較的弱いですが、子供の約半数に症状が出ます。熱が出ることがあり、合併症を引き起こす場合もあります。
治療方法 特効薬はありませんが、発疹は1週間程度でなくなります。持病があると重症化する場合があります。日光に当たったり、入浴したりすると発疹がヒドくなるので、完治するまで外遊びは辞め、入浴はシャワーのみにしましょう。

ヘルパンギーナ

原因 乳幼児に多い夏風邪の代表格です。コクサッキーウイルスが原因で発症します。6月下旬~8月中旬に流行します。感染経路は、接触感染と飛沫感染です。
症状 感染力が強いのは発熱時で、高熱を発症するケースが多い病気です。口の中や口蓋垂(のどちんこ)に水疱や水ぶくれが出来ます。のどの痛みで水分を飲み込むことも難しくなります。
治療方法 特効薬はありません。高熱を発症しやすいので、安静に過ごして下さい。脱水症状に注意して下さい。合併症の恐れがあります。

手足口病

原因 夏風邪の一種です。病気の原因となるウイルスはコクサッキーウイルス、エンテロウイルスです。感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)があります。
症状 口の中や、手足に水疱性の発疹が出来ます。38℃以上の高熱が出ることはほとんどありません。数日間で治る病気ですが、合併症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
治療方法 特別な治療は必要ありませんが、口の中の水疱が痛くて食事がとれないことがあります。ゼリーを与える等、食事を工夫して体力の消耗に気をつけましょう。
合併症を引き起こすと脳炎などになる場合があるので、様子を十分に見て下さい。高熱、ぐったりする、呼吸が苦しそう等の様子の時は受診の必要があります。