赤ちゃんの便秘に良いマッサージは?

赤ちゃんが便秘の時にマッサージはしていいの?

大人でも辛い便秘。赤ちゃんが何日もうんちをしなくて困っている方もいるのではないでしょうか。

赤ちゃんが、顔を真っ赤にしていきんだりうんちに血が付いたりしていると心配ですよね。

赤ちゃんの便秘解消には、水分をたくさんとったり食事を見直すことも大切ですが、それにプラスしてマッサージをしてあげるのもおすすめです。

 

今回は、赤ちゃんが便秘の時にしてあげると良い、おすすめのマッサージやマッサージ時の注意点をまとめました。

 

赤ちゃんが便秘の時のマッサージ方法は?

赤ちゃんとママのスキンシップにもなる、赤ちゃんの便秘に良いマッサージを紹介します。

 

【のの字マッサージ】

のの字マッサージは、赤ちゃんのお腹が少しへこむくらいの力で優しく行いましょう。

 

①赤ちゃんの全身を保湿する

②手のひらの熱を伝えるように赤ちゃんのお腹に手を乗せる

③ママの手のひら全体を使い、お腹を中心に時計回りに「の」の字を書くようにマッサージをする

 

おへそ周りの腸がある部分をゆっくりと肛門に向かって優しくなでてあげるとうんちが出やすくなります。

また、左足の付け根の部分をマッサージしてあげることで出口付近に詰まったうんちが出やすくなりますよ。

 

【ゆらゆらマッサージ】

お腹にガスが溜まっている時に、おすすめのマッサージです。

 

①ママの両手で赤ちゃんのお腹を包み込むように両わき腹に手を当てる

②赤ちゃんのお腹の柔らかさを感じながら左右に5~10回ほど左右にゆらゆらと揺らす

 

赤ちゃんのお腹を少し早めのテンポで、リズミカルに揺らすことがポイントです。

 

【シーソーマッサージ】

便秘解消に繋げることができるマッサージです。

 

①赤ちゃんを仰向けに寝かせ、赤ちゃんの左右のひざ下部分を持つ

②片足ずつ交互にゆっくりと曲げて、赤ちゃんのお腹の方に近づける

 

勢いよく足を動かしたり、力を入れてしまわないように、優しくゆっくりと行ってくださいね。

足の付け根から動かすと、腸が刺激されてお腹の働きが良くなります。

 

【お尻ゆらゆらマッサージ】

こちらも便秘解消に繋がるマッサージです。

 

①ママの片方の手で、赤ちゃんのかかとがお腹につくぐらいまで左膝を外側に曲げる

②①の反対の手でお尻を支えてあげる

③片方の足とお尻を中心に5~10回左右にゆらゆらと揺らす

④左右を反対にして同じようにゆらゆらと揺らしてあげる

 

足の付け根に近いお腹とお尻を揺らしてあげることで、腸全体を揺らして腸の動きを促すことができます。

 

【足つぼマッサージ】

上記までのマッサージに、プラスして足つぼマッサージもしてあげましょう。

 

①赤ちゃんの足の裏を下から上に、親指でギュッギュっと押さえながら移動する

②次は上から下へ移動し、かかとをギュッギュっと押さえる(かかとの方に肛門のツボがあります)

③終わったら左足も同じように、ギュッギュっと押さえる

 

赤ちゃんの両足をパパやママの手で包んであげるように持ち、親指で優しく押していくのがポイントです。

 

赤ちゃんの便秘マッサージの注意点

赤ちゃんの便秘の時にしてあげると良いマッサージですが、注意点もあります。

 

【赤ちゃんの機嫌が良い時にする】

赤ちゃんが目覚めた時や授乳前のおむつ替え、お風呂あがりの機嫌の良い時にしましょう。

また、授乳後や離乳食の後は、嘔吐を誘発してしまう可能性があるので避けた方がいいでしょう。

 

【力が入らないようにする】

便秘を解消させたい気持ちはわかりますが、力を入れすぎないように注意が必要です。

赤ちゃんの様子を見ながらしていきましょう。

 

【声を掛けながらする】

赤ちゃんが不安にならないように、笑顔で話しかけながらマッサージを行いましょう。
マッサージをすることで、リラックス効果やスキンシップをとることができます。

また、パパやママにもリラックス効果があるので声を掛けながらマッサージを楽しみましょう。

 

怖い顔でマッサージをしてしまうと、「嫌なことをされるのかもしれない」とマッサージを嫌がるようになってしまう可能性もあるので、注意してください。

 

赤ちゃんの便秘対策はある?

赤ちゃんの便秘マッサージの他にも、お家でできる便秘対策があるので紹介していきます。

 

①食物繊維が豊富なものを食べる

食物繊維が豊富なほうれん草やバナナ、さつまいものペースト、すりおろしたりんごなどがおすすめです。

ヨーグルトを毎日少しずつあげることも便秘解消におすすめなので、試してみて下さいね。

 

②水分をとる

脱水がある場合は、便秘になることがあります。夏の暑い日や汗をたくさんかいた日は、母乳やミルクをしっかり飲ませたり、必要な場合は、お茶や白湯などをあげて水分をとるようにしましょう。

 

③果汁を飲ませる

糖分は、腸内で乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を活性化させてくれます。

善玉菌が活性化することで、腸の蠕動運動を活発にして排便を促してくれるので、柑橘系の果汁を少量飲ませるのもいいでしょう。

 

まとめ

赤ちゃんの便秘は、ママも心配になりますよね。
便秘に良いマッサージをする時は、赤ちゃんが不安にならないように笑顔で話しかけながら行ってください。

赤ちゃんにマッサージをすると、赤ちゃんにもママにもいい影響がありますよ。

 

今回紹介したマッサージで、赤ちゃんの便秘が解消するといいですね。

この記事を書いたライター

村上あやみ
村上あやみ

5歳、3歳、0歳の三兄弟を育児中のママライター。関西在住で元気いっぱいの息子たちと、笑顔の絶えない家庭を目指し子育て奮闘中!!!幼児・0歳児の子育て経験を活かし、新米ママやプレママさんが安心して育児ができるような記事をお届けします。

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