保育園入園前の流れを知っておこう
保育園の内定通知が届いたら、いよいよ入園の準備がスタートです。
入園先の保育園の手続きはもちろんですが、ママの仕事復帰に向けて様々な準備が必要となってきます。
入園直前に慌ててしまわないよう、しっかり入園までの流れを把握しておきましょう。
今回は、一般的な保育園の入園までの流れと、確認しておきたいポイントについてご紹介します。
1. 保育園へ書類をもらいに行く
保育園の内定通知書には、入園までにやっておく手続きや流れについての連絡事項が同封されているはずです。
郵送してくれる園もあるようですが、ほとんどの場合、入園先の保育園へ書類を取りに行くよう指示があると思うので、まずはこの手続きの書類をもらいに行くことから始めましょう。
【ポイント①書類はなるべく早めにもらいに行こう】
入園に関する書類は、家庭に関するデータや子どもの健康状態、生活リズム、離乳食の進み具合やアレルギーなどに関連するもの、予防接種の記録など様々なことを記入し、保育園に提出しなければならないものです。
かなり枚数があるので、育児をしながら記入するのは意外と大変な作業。
なるべく早めに書類をもらいに行き、できることから準備を進めていくようにしましょう。
【ポイント②書類をもらいに行く際は事前に電話を】
保育園に書類をもらいに行く際は、必ず事前に連絡し、都合の良い時間帯を確認するといいですね。
保育園は、登園と降園の時間帯がとても忙しいため、失礼のない時間に訪問するのがベストですよ。
2. ママの会社に報告をする
保育園に書類を取りに行くのと並行してやっておくべきなのが、会社への「復帰連絡」。
いつから業務に就くことができるのか、また必要な手続きはあるのかなどについて、会社の人事部へ連絡しておきましょう。
もちろん、職場の上司にも復職の挨拶を忘れないようにしてくださいね。
【ポイント①復職後の勤務形態について確認しよう】
復帰のめどがたったら、職場に復職後の勤務形態について確認しておくことが大切です。
・時短勤務が可能であるか
・復職後の部署に変更はあるか
など、事前に打ち合わせておきましょう。
【ポイント②復帰の時期は”慣らし保育”も加味して考えよう】
保育園に入園したら、すぐに仕事が始められるわけではありません。
入園後は慣らし保育があり、そこから子どもの様子を見ていくことが一般的です。
本格的に仕事復帰ができる時期については、必ず慣らし保育のスケジュールも加味して考えましょう。
3. 面談と健康診断を受ける
あらかじめ記入した書類を持参し、それをもとに保育園と面談を行います。
ほとんどが子どもの成長の様子を確認したり、離乳食の進捗状況を確認したりするものですから、あまり緊張せずに臨みましょう。
加えて子どもの健康診断も実施します。
園で行う場合もあれば、病院で行っておくよう指示がある園もあるので、よく確認しておきましょう。
【ポイント①服装はスーツでなくてもOK】
面談の際に着て行く服装は、保育園の場合はスーツでなくても問題ない場合が多いです。
ただし、デニムやTシャツ、サンダルなどカジュアル過ぎる服装は失礼にあたりますので、ブラウスやシャツなど落ち着いた清潔感のある服装を選びましょう。
【ポイント②質問がある場合は事前にメモしておこう】
面談は、個別で行われることがほとんどです。
もし何か保育園に聞いておきたいことがあれば、これを機に聞いておくようにしましょう。緊張して忘れてしまわないよう、質問事項をメモしておくのがおすすめです。
4. 入園前説明会へ行く
入園前の説明会にも参加しましょう。
説明会では、保育園の方針や1日のスケジュール、慣らし保育や持ち物などについて説明があることがほとんどです。
入園準備に必要な内容が多いので、メモをしてしっかり聞いておきましょう。
【ポイント①周りのママの様子もチェックしよう】
余裕があれば、一緒に参加しているママたちの様子もチェックするのがおすすめです。
近くに座ったママには、軽く挨拶をしておくといいかもしれませんね。
ママ友をつくるきっかけになるかもしれませんよ。
【ポイント②不安なことは聞いておこう】
入園前に不安なことが少しでもあれば、この説明会で聞いておくようにしましょう。
特に入園後に必要な持ち物については、これから準備を進めていくことになるので、不安をクリアにしておいたほうがスムーズです。
どんな服装が良いか、お昼寝グッズの用意は必要かどうかなど、園によって異なる内容もあるので、しっかり確認しておいてくださいね。
まとめ
保育園の内定通知書が届くのは、一般的に2月半ば前後ですから、そこから入園まではわずか1ヶ月半しかありません。
つまりそのわずかな時間で入園準備と復職の準備を進めなければならないため、とても忙しいんです。
育児中は、どんなに時間があっても思うように進まないこともありますから、なるべく早め早めに行動し、直前になって慌ててしまわないよう気を付けましょう。