赤ちゃんの不調と対処方法

赤ちゃんの不調を知る4つのポイント

子どもの異変を感じたとき、何を基準に判断していますか?

病院に連れて行った方がいいのか、救急車を呼ぶべきなのか、夜間の場合は様子を見ながら診療時間を待っていてもよいのかなど、判断に困ることも多いでしょう。

赤ちゃんは不調が分かりにくいので、緊急度別症状のサインを知っておくと、素早い対応ができます。

 

・発熱

・咳

・嘔吐

・下痢

・発疹

 

以上の4つのポイントをチェックし、対処の緊急度を把握しましょう。

おしゃべりができず、症状を伝えることができないからこそ、体温や身体に出てくる症状をしっかりと見てあげる必要があります。

 

不調レベルの把握と対処方法

緊急度別に不調の状態をまとめています。

赤ちゃんの様子をよく見て、判断の目安にしましょう。

 

【発熱】

発熱の場合は、それに伴う症状で判断します。

 

《Level1》

37.5度以上(平熱より1度以上)あるが活気もあるし水分が取れている ⇒家で様子を見る

《Level2》

・突然の高熱

・高熱と目の充血

・高熱と咳

・水分をとりたがらない

・首・頬・あごの腫れ

・37.5度以上の発熱が5日以上続く

⇒診察時間内にかかりつけ病院に行く

《Level3》

・生後3ヵ月未満で37.5度以上

・ぐったりして水分がとれず、おしっこが6時間以上出ていない

・首の硬直や5分以上の痙攣

⇒夜間でも受診可能な病院に行く

《Level4》

・意識がもうろうとして視線が合わない

・痙攣が止まらない

・呼びかけても反応がない

・声のかすれ

・嘔吐物や異物によって窒息しかかっている

⇒すぐに救急車を呼ぶ(119番)

 

【咳】

咳の場合の場合は、呼吸困難の危険性もあるので注意しておきましょう。

 

《Level1》

・軽い咳が出るが、食欲、機嫌共に問題ない ⇒家で様子見

《Level2》

・発熱を伴う(伴わない)咳

・ゴホゴホとタンがからんだ咳

・ゼーゼー、ヒューヒューと苦しそうな咳

⇒受診時間内にかかりつけ病院に行く

《Level3》

・コンコンコンと咳が続き息を吸い込むことができないほどの咳

・ゼーゼーヒューヒューと側でも音が聞こえる咳

・オウッオウッといった犬の遠吠えのような咳

・呼吸が荒く、肩で呼吸をする

・唇や顔が青白い

⇒夜間でも受診可能な病院に行く

《Level4》

・咳に伴い首元を押さえ苦しがる(誤嚥の可能性)

・呼吸がない

・意識や反応がない

⇒すぐに救急車を呼ぶ(119番)

 

【嘔吐・下痢】

嘔吐の場合は、下痢もしているかもしれません。 脱水症状にも気を付けておいて下さい。

 

《Level1》

・授乳や離乳を食べた後に吐いたが、元気があり、機嫌がいい

・嘔吐や下痢後でもおっぱいやミルクを通常通り飲む

⇒家で様子見る

《Level2》

・嘔吐と下痢を繰り返す

・おむつに入りきらないほどの大量のうんちが日に何度も出る

⇒受診時間内にかかりつけ病院に行く

《Level3》

・嘔吐や下痢が治まらず、ぐったりしている

・痙攣が5分以上続く

⇒夜間でも受診可能な病院に行く

《Level4》

・痙攣が止まらない

・呼びかけても反応がない

⇒すぐに救急車を呼ぶ(119番)

 

【発疹】

発疹がある場合は、全身をくまなくチェックしてから、熱をはかって下さい。 発熱を伴う場合は、ウイルス感染の疑いがあります。

 

《Level1》

・変な発疹が出てきたが元気であり熱もなく痒がる痛がる不機嫌になるなどがない ⇒家で様子を見る

《Level2》

・発熱を伴い(伴わない)体中に発疹がある

・発疹が出たり消えたり繰り返し痒みを伴う

・発疹がジュクジュクとし触るとベタつく

・水疱を伴う発疹である

⇒受診時間内にかかりつけに行く

《Level3》

・突然大きな虫さされのような発疹が出現し、嘔吐や咳が出始め、ぐったりし、呼吸がゼーゼーと苦しそうである(アナフィラキシーの可能性)

⇒すぐに救急車を呼ぶ(119番)

 

その他、上記の項目に入らない症状がみられることもあります。

 

熱や咳や下痢、発疹があっても元気で水分もよくとれ機嫌が良い時は問題のないことが多いです。

そして上記の症状がなくても元気が無くぐったりとし反応が鈍い時は何か問題があることがあります。

 

不機嫌でくずりっぱなしの場合は、受診時間内にかかりつけ病院に行ってください。

機嫌が良くても、ボタン電気や磁石を飲み込んだ時は、夜間でも受診するようにしてください。

 

ぐずぐずる、血便、激しく泣く、すぐにケロリとすることを繰り返す場合は、腸重積の可能性もあるため、夜間でも診察可能な病院で受診をしましょう。

 

夜間に病院を受診する際は、行く前に一度電話をして、受け入れが可能な状況なのか確認してから行った方が良いでしょう。救急対応をしている病院では長時間待つことがあるためです。

 

緊急時の相談窓口

赤ちゃんの不調時はどうしてもパニックになりがちです。

普段から緊急時にどのように対処すべきか、どの病院にかかればよいのかなど、整理して備えておくと良いでしょう。

 

急病の判断に困った時には「子ども医療電話相談」があることも覚えておいてください。救急車を呼ぶ判断材料の1つにもなります。

お住まいの都道府県の相談窓口に転送され、小児科医師や看護師から病気の症状別の対処方法、受診方法についてアドバイスが受けられます。

 

「子ども医療電話相談」

連絡先:#8000

こちらのページで各都道府県の電話対応実施時間も確認できます。

 

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