赤ちゃんの便秘改善にオリゴ糖を使おう

赤ちゃんの便秘を改善!オリゴ糖とは?

赤ちゃんのうんちが何日も出ない、コロコロして匂いがきつい、力んでいる様子があってくるしそう…それは、赤ちゃんの便秘の特徴的な症状です。
赤ちゃんの便秘にアプローチする方法はいくつかあって、マッサージや綿棒浣腸、離乳食やミルクから便秘の改善を目指しているママもいるかと思いますが、オリゴ糖を取り入れるのも便秘に効果的な方法だというのはご存じでしたか?

 

「糖」と聞くと、甘くてカロリーが高いものだという印象があり、赤ちゃんに与えてもいいのか疑問に思うかといるかと思いますが、糖といっても種類があり、オリゴ糖は母乳やミルクにも含まれている成分です。
そのため、オリゴ糖は離乳食が始まる前の赤ちゃんも、適量を守って口にすることが可能です。

 

オリゴ糖は難消化性で、口に入れてから消化されずに大腸まで届き、お腹の調子を整えてくれるビフィズス菌の餌となって増やしてくれるため、赤ちゃんの便秘の症状を自然な形で解消してくれる効果が期待できるもの。
口から接種するので赤ちゃんの体に負担をかけるこもありません。

もし赤ちゃんの便秘にお悩みでしたら、試してみてくださいね。

 

便秘改善のためのオリゴ糖の取り入れ方

赤ちゃんへのオリゴ糖の与え方をまずは押さえておきましょう。

 

【1日の摂取量】
赤ちゃんへのオリゴ糖の摂取量ですが、0.5g~2gまでです。目安としては、ティースプーン1杯が2gくらいとなっています。
初めて与える時はほんの少量から、赤ちゃんの便の様子を見ながら量を調節していきましょう。
なお、オリゴ糖は食べ過ぎるとお腹が緩くなってしまうこともあるので、摂取量は守るようにしましょう。

 

【オリゴ糖の飲ませ方】
ミルクや白湯によく溶かし飲ませてあげましょう。
少量とはいえオリゴ糖を含ませることで、白湯に味が付いたりミルクの味が変わることに敏感に感じる赤ちゃんもいるかもしれません。
オリゴ糖は薬ではないので、必ず飲み切らなけらば行けないというわけではありませんので、嫌がる場合は無理強いせず、いるも通りの白湯やミルクを作ってあげてください。

 

離乳食が始まっていたら、ヨーグルトに混ぜてあげると食べやすいですよ。
また、おかゆなどに混ぜてあげても大丈夫です。

 

赤ちゃんに与えるオリゴ糖を選ぶポイント

オリゴ糖と言っても種類が多く、赤ちゃんにはどのようなものを与えればいいのか悩むかと思います。
赤ちゃんの体にいいものをなるべくなら選んであげたいですね。

 

【液体・スティックタイプのオリゴ糖】
スーパーなどで比較的安く購入できる、液体タイプのオリゴ糖があります。
こちらはオリゴ糖ではあるのですが、カロリーを抑えつつ大人の料理やコーヒーなどの味付けに使うことが目的とされており、甘味料などが使われていることがあります。
離乳食後期の赤ちゃんで、様々な食材の味に慣れていているようでしたら、家庭にあってすぐにでも便秘を解消してあげたい場合、少量のみ使うようにしましょう。

同様にスティックタイプのオリゴ糖も同様です。

 

【粉末のオリゴ糖】
純度が高く、甘味が少ないオリゴ糖を選びたいなら、粉末のオリゴ糖から探してみましょう。
赤ちゃんに与えても大丈夫と表記している商品もあるので、そちらを選ぶと安心ですね。

 

【赤ちゃん用のオリゴ糖】
ベビーショップやドラッグストアでの取り扱いがある、赤ちゃん専用のオリゴ糖を使うのが一番おすすめです。
赤ちゃんにも安心して使えるよう、保存料や香料、着色料に加え、アレルギー物質を使っていません。

商品にもよりますが、生後0か月から口にできるものもあるため、赤ちゃんの便秘に悩んだらこちらを使うのがいいでしょう。
ただし、他のオリゴ糖に比べると多少高額となっています。

 

便秘でオリゴ糖を与える時に覚えておくこと

赤ちゃんに便秘解消のためオリゴ糖を与える時に、覚えておきたいことがいくつかあるので、押さえていきましょう。

 

【虫歯への影響は?】
オリゴ糖は甘みがあるため、虫歯への影響を心配するかもしれませんが、虫歯が好まない食物なので、心配はありません。
とはいえ、歯が生えてきたらしっかりオーラルケアはしてあげてくださいね。

 

【与えすぎてはいけない?】
腸内のビフィズス菌の餌となるため、お腹に良いように思えるオリゴ糖。
しかし、消化があまり良くないものなので、摂取しすぎることで下痢の症状を引き起こすことがあるのです。
ウイルス性の下痢ではないので、オリゴ糖の使用を控えることで改善するかと思います。

赤ちゃんに与えた時、一時的に便秘が解消されていて便の量が多くなっていることもありますが、下痢が続くようでしたらオリゴ糖の量を調節するか、使用を控えるようにしましょう。

 

まとめ

マッサージや綿棒浣腸など、赤ちゃんの便秘に外的刺激でアプローチする方法もありますが、腸内から改善したいと思ったら、オリゴ糖を試してみるのもおすすめです。

 

産後はママも便秘に悩んでいるという方もいるかと思います。
大人の便秘にも効果が期待できるものなので、赤ちゃんと一緒に摂取してみるのもおすすめです。

 

ただし、効果があるからと言って摂取しすぎてしまうと、今後は下痢を引き起こす原因になることも。
1日の量は守りつつ、上手に取り入れていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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