赤ちゃんが夏風邪の時の服装は?
赤ちゃんが夏に風邪を引いてしまった時、服装はどうして過ごしたらいいのか、悩むのではないでしょうか。
特に夏は暑いので、風邪を引いているからと言って赤ちゃんに厚着をさせてしまうと、逆に暑くなりすぎて体力を奪うことになりかねません。
しかし、薄着をしていては、寒くなってしまうのでは…と、心配になります。
夏に赤ちゃんが風邪を引いた時には、どのように服装を調節してあげたらいいのでしょうか。
今回ご紹介するポイントをおさえ、赤ちゃんが快適に過ごせるように服装を整えてあげてください。
風邪の赤ちゃんの服装のポイント
赤ちゃんが夏に風邪を引いた時の服装ですが、赤ちゃんの風邪の程度や状態に合わせて調節してあげる必要があります。
【風邪の症状が軽めの時】
微熱程度で咳や鼻水の症状が軽い時は、普段通りの夏の服装で構いません。
もし、ママが心配でしたら、薄手のカーディガンを1枚羽織らせてあげる程度で大丈夫。
厚着をさせてしまうと逆に暑くなりすぎてしまい、体力を奪ってしまいかねません。
汗を多くかくほどでしたら着せすぎなので、調節してあげてください。
【風邪の症状が重めの時】
高熱が出ている、咳や鼻水がひどい、下痢や嘔吐を伴う風邪の場合、赤ちゃんの症状に合わせて服装を調節してあげる必要があります。
赤ちゃんは風邪を引いて高熱が出る前に、手や足がかなり冷たくなっていることがあります。
この状態は、もう寒気が始まっています。
薄手の長そでを着せたり、カーディガンを着せたりして、暖かくしてあげましょう。
熱が上がると汗も多くかくので、夏場は普段Tシャツ1枚で過ごしているという赤ちゃんも、中に肌着を着て過ごすといいですね。
汗をかいたら、こまめに取り換えてあげてください。
足も冷えて辛いでしょうから、靴下を履かせてあげるといいですね。
熱が上がりきると、今度は手足や全身が熱くなっている状態になります。
いつも通りの服装に戻しましょう。
赤ちゃんは、体にこもっている熱を、手や足から放出します。
靴下や手袋は、熱が上がっている時は脱がせてあげて、空気に触れるようにしてあげてください。
【嘔吐や下痢を伴う場合】
赤ちゃんが嘔吐や下痢をしている場合は、お腹が痛くなっている可能性があります。
お腹が冷えないようズボンに服を入れるなど工夫してあげてください。
【赤ちゃんが眠っている時】
夏は眠っていても汗を多くかくため、タオルケット1枚で寝ているという方もいるかと思います。
風邪を引いている時も、室内温度に気を付けていれば、タオルケットだけでも大丈夫です。
手足はタオルケットから出すようにし、お腹が冷えないように注意してください。
服装だけじゃない!室温にも注意して
お部屋の夏場の室内温度は26度~28度、湿度は4550~60%が適切と言われています。
大人にとっては少し暑いかな?と感じる温度ですが、赤ちゃんにとっては体が冷えすぎず過ごしやすい温度です。
赤ちゃんが風邪を引いている時にも変わらないので、過ごしやすい環境を作ってあげてくださいね。
赤ちゃんが風邪を引いた時の服装の注意点
服装や室内環境など、注意したいポイントもいくつかあります。
【冷やしすぎない】
夏は暑いので、熱が上がった赤ちゃんの体を冷やした方がいいのでは?と思うかもしれませんが、寒くなりすぎる可能性があります。
冷感シーツや氷枕は、特に使うほどでもないので、それよりも衣服や室内環境を整えてあげてくださいね。
【厚着しない】
風邪をひくと、厚着をさせた方がいいのではと思うかもしれません。
しかし、夏は汗をかきすぎて脱水や汗疹の症状が出てしまう可能性があるので、注意が必要です。
風邪をひいている時は、体力も消耗しています。
熱くなりすぎると、室内にいても熱中症になってしまう危険性もあるため、適切な衣服で過ごすよう心がけましょう。
まとめ
夏に赤ちゃんが風邪をひくと、どんな服装ですごしたらいいのか悩ましいですが、過ごし方のポイントが伝えられたかと思います。
熱が上がるときには多少着せても良いですが、それ以外では逆に暑くなりすぎないように注意しながら、服装を調節してあげてください。
風邪の症状が早く良くなるよう、安静に過ごすようにしましょう。