赤ちゃんの体温計の選び方4選

赤ちゃんの体温計の選び方4選

赤ちゃんが生まれたら体温計を用意しよう

ベビー用品売り場やドラッグストアなどで、赤ちゃん用の体温計が販売されているのを見たことがあるかと思います。
「赤ちゃんが生まれたら、体温計って用意した方がいいのかな?」と、疑問に思ったママもいることでしょう。
赤ちゃんの体温は、もともと家に体温計があれば、それを使って計測することももちろん可能です。

 

もし、これまで体温計を持っていなかったり、赤ちゃん向けの体温計の方が便利そうと思ったら、用意してあげたいですね。
赤ちゃんのおおよその普段の体温を知っておくことで、体調の変化にいち早く気が付くことができます。できれば毎日決まった時間に、赤ちゃんの体温を計測していきましょう

 

今回は、赤ちゃんにおすすめの体温計選びについてご紹介します。

 

①種類で選ぶ

体温計には大きく分け3つの種類があります。

 

・非接触タイプ
・耳で計測するタイプ
・脇の下で計測するタイプ

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

【①非接触体温計】
おでこなどに近づけ、約1秒ほどで体温が計測できるものです。赤ちゃんが動き回ったり嫌がったりしても計測でき、眠っている時にも使えます。
脇など汗をかきやすい場所に触れないので、衛生面でも安心です。

 

ただし、計測温度のふり幅があるので、より正確な体温をしりたい時は実測式の体温計を使うなど、使い分けていくのがおすすめです。

 

【②耳式体温計】
赤ちゃんの鼓膜の温度を計測するものです。耳に入れるだけで約1秒ほどで計測できます。
カバーを取り換えて使うことで、衛生的にも使用可能です。こちらもすぐに測れるので寝ている赤ちゃんにも使用できます。

 

ただし、動き回ってしまう赤ちゃんの場合は、耳の奥を傷つけてしまう危険があるので注意しましょう。

 

【③脇の下で計測する体温計】
大人が使う体温計の多くは、脇の下で計測するタイプですね。
赤ちゃんの体温を測るのには少し大変ですが、自宅にもともとあるという方は、脇の下のタイプを使っても大丈夫です。

 

赤ちゃんの検温をする場合は、なるべくズレないようにしっかりママやパパが抑えてあげるようにしましょう。

 

②計測のしやすさで選ぶ

体温計には、実測式と予測式の2つの計測方式があります。赤ちゃんに使用するものは、計測のしやすさで選ぶと検温がスムーズです。

 

【実測式】
計測した部分のその時の実際の体温を表示します。正確に計測するため、多少時間がかかり、動かずに待たなければいけません。
脇の下で測るタイプの体温計に多くあります。正確さはあるものの、やや時間がかかるため嫌がる赤ちゃんもいるかもしれませんね。

 

【予測式】
計測を開始した時の温度や湿度の変化から、おおよその体温を測定します。
非接触体温計や耳式体温計はこのタイプです。脇の下で測るタイプも、予測式を採用しているものもあります。

 

正確性には欠けますが、素早く計測ができるため、動き回る赤ちゃんの体温を計測するのに向いています。

 

③お手入れのしやすさで選ぶ

赤ちゃんに使うものですから、お手入れのしやすさにも注意して選びましょう。

 

非接触式体温計であれば、接触面がないため、比較的安全・衛生的に使えます。
脇の下で計測するタイプの場合は、清潔をキープするためにも水洗い可能なものを選ぶと良いでしょう。特に家族みんなで共有する場合は、使用後に水洗いをしたり、計測部を拭いたりするようにしてください。

 

④機能性で選ぶ

赤ちゃんの体温管理のために頻繁に使用する体温計。
機能面もしっかりチェックして選びましょう。

 

【見やすいディスプレイ】
電子体温計は、ディスプレイが見やすいものがおすすめです。画面が大きく、数字が見やすいものや、夜間の検温もしやすいバックライト付きのものが良いでしょう。

 

【メモリー機能があるもの】
計測した体温を記録できるタイプのものもあります。育児日記をつけているママや、赤ちゃんの体調不良のときなど、前回の測定結果を確認したいときに便利です。

 

赤ちゃんの体温を測るときの注意点

体温を測るときは、正しく測らないと意味がありませんよね。
以下の点に注意して、正しい検温を心がけましょう。

 

【①入浴後・食後の検温は避ける】
食事や入浴後は、体温が一時的に上昇する傾向にあるため、正しく測定できないことがあります。食事や入浴の直後の検温は避けるようにしましょう。また、同じように元気に動き回った後や外出の直後の検温は控えるようにします。少なくとも30分くらい置いてから測るようにしてください。

 

【②検温時は動かない】
動いてしまうと正しく測れないので、測り終わるまではじっとしていましょう。実測式で時間がかかる場合は、ママが赤ちゃんをしっかり抱っこし、体温計がズレないよう固定します。もし、検温の途中で赤ちゃんが抜いてしまった場合は、最初からやり直すようにしましょう。

 

まとめ

毎日の赤ちゃんの健康管理のために行いたい検温。
しかし、赤ちゃんの体温は、計測するたびに変わることがあります。これは、赤ちゃんは体温調節がまだ上手にできないためです。また、予測式の体温計を使っていると微妙な誤差がでることもあります。

普段のおおよその体温から1度以上高い、もしくは低いときは注意深く様子を見ていくようにしましょう

 

今回ご紹介したように体温計は様々な種類がありますので、目的に合わせて使いやすいものを選んでください。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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