【乳児の肌荒れ】受診の目安は?



乳児が肌荒れした時は受診が必要?

赤ちゃんの肌は柔らかく、すべすべしていているイメージですが、実際は肌トラブルを引き起こしやすく、湿疹や肌荒れはよく見られる症状です。

赤ちゃんによくある肌荒れは、病院を受診しなくても治まってくるものもあるのですが、中には医師の診察が必要な肌荒れの症状もあります。

 

赤ちゃんに湿疹などの肌荒れ症状が出ると、ママも心配になることでしょう。

赤ちゃんの肌荒れの症状に合わせた病院受診の目安について、しっかり押さえておきましょう。

 

①乳児の肌荒れ:フケのような湿疹

赤ちゃんの頭や髪の生え際、眉や頬にフケのような、かさぶた状の湿疹が見られる脂漏性湿疹と呼ばれる症状が、生後数週間頃から見られることがあります。

 

沐浴の際に泡立てた石鹸でよく洗い、保湿剤を塗ってホームケアをしていけば、成長と共に落ち着いていきますから、心配するような湿疹ではありません。

しかし、なかなか治らなければ、ママも心配になってくるかと思います。

受診の目安としては、ジュクジュクと黄色い浸出液が出たり、それに伴って匂いがしたり、赤ちゃんがかゆがっていたりした時は、一度病院で診てもらうと良いでしょう。

 

また、アトピー性皮膚炎とも間違えやすい症状ですので、痒そうにしていたり、生後半年を過ぎても治まらないようでしたら、病院の受診が必要になります。

 

②乳児の肌荒れ:ニキビのような湿疹

生後2週間頃から、頬や額を中心にニキビのような湿疹が見られる、新生児ニキビという症状です。

脂漏性湿疹と同じく、ホームケアをしっかり行っていれば、成長とともに落ち着くので心配はいりません。

しかし、数が多く赤ちゃんの顔が真っ赤になっていたり、ジュクジュクと炎症を起こしているようでしたら、病院を受診してみましょう。

 

③乳児の肌荒れ:小さな湿疹が散在している

ぷつぷつと小さな湿疹が背中や腹部など広い範囲で見られたり、患部が赤くプツプツと腫れている症状は、汗疹の可能性があります。

 

新陳代謝が活発な赤ちゃんは、1年を通して汗疹がよくできます。

特にできやすいのが、首、脇、背中、頭、額、おむつの中などです。

 

かゆみを伴い、赤ちゃんがひっかいてしまうことも。

かきむしると傷ができたり、とびひになると全身に広がっていきます。

たかが汗疹と思うかもしれませんが、小範囲でも病院を受診して、早めに治療を開始してあげましょう。

 

➃乳児の肌荒れ:おむつの中がかぶれる

赤ちゃんは、おむつの中が赤くかぶれた状態になることが、よくあります。

また、おむつかぶれが発症すると、赤ちゃんはおしっこが少し出ただけでも痛がって激しく泣くこともあります。

ホームケアとしては、おむつ交換をこまめに行うことと、おむつ交換時はお尻拭きは使わずに、ぬるめの流水でお尻をよく洗い、その後保湿してあげることが重要となります。

 

ただし、ホームケアで改善せずにおむつかぶれがひどくなると、水疱や皮むけの症状に発展してしまうことも。

おむつの中がかぶれたら、症状が軽いうちに病院を受診し、早めに治療を開始しましょう。

 

⑤乳児の肌荒れ:カサカサしている

赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、水分を保持しておくことが難しいです。

そのため、ケアを怠るとあっという間に全身が乾燥してカサカサしまうことも。

 

カサカサしてくると、赤ちゃんは肌着のちょっとした刺激でも痒くなってしまいます。

まずは、保湿剤を使ったホームケアを試していきましょう。

それでもなかなか改善されない場合、赤ちゃんの体質や乾燥性湿疹ということも考えられます。

病院を受診して、一緒に経過を見てもらえると安心です。

 

⑥乳児の肌荒れ:虫さされによる腫れ

夏場は蚊が発生し、虫刺されになることが良くあります。

 

蚊に刺された場合でしたら、塗れたタオルなどで患部を冷やしつつ様子を見ることで、数日~数週間で自然に治癒します。

しかし、かゆみを伴うものですし、赤ちゃんの体質によっては1ヶ所刺されただけでも大きく腫れてしまうことがあります。

ひっかくと、とびひになってしまう可能性も。

 

虫刺されの薬は市販薬を使わず、必ず病院を受診して処方されたものを使用しましょう。

蚊以外にも、布団に潜むダニに刺されるということもありますし、夏場のレジャーでは蚋や毛虫などの肌トラブルも予想されます。

たかが虫刺されとは思わず、赤ちゃんの体に虫刺されを疑う症状が出たら、病院を受診するのがいいでしょう。

 

⑦乳児の肌荒れ:痒みを伴う皮膚炎

赤ちゃんの肌荒れの中でも、

 

・湿疹をよく痒がり体をよじる

・湿疹が広がっていく

・耳の後ろが切れる

・よくぐずる

・夜泣きの回数が多い

・2ヶ月以上治らない

 

などの症状がある場合は病院を受診し、治療を進めていく必要のある皮膚トラブルです。

疑わしい症状が出たら、皮膚科を受診してみましょう。

 

⑧乳児の肌荒れ:かぶれや蕁麻疹

何らかの物質に触れたことによって、かぶれの症状や蕁麻疹が発生することがあります。

例えば、ゴム製品や金属など、特定の素材がアレルゲンとなり、アレルギー反応を起こしている状態です。

 

かゆみを伴いますし、アレルギーはまた繰り返す可能性があるため、疑わしい症状が出たらすぐに病院を受診してみてください。

 

まとめ

赤ちゃんの肌荒れは、適切なホームケアで改善が見込めるものが多いのですが、中には病院を受診して治療を進めた方がいいというケースも多くあります。

 

「このくらいの症状で受診?」と迷うこともあるかもしれませんが、かゆみを伴う症状は、赤ちゃんにとっても辛いものです。

それに、アトピー性皮膚炎など思わぬ症状が隠れている可能性もあります。

赤ちゃんの肌荒れは、かかりつけの小児科か皮膚科を受診してみましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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