睡眠時間を記録する
赤ちゃんの夜泣き対策は色々な方法があります。
まずは、睡眠表で赤ちゃんの睡眠時間を記録してみると良いでしょう。簡単な表に睡眠時間や日中の出来事、食事の時間などを記録するだけで構いません。 記録することで赤ちゃんがどれくらい寝ているかを把握することができます。
加えて、ママの睡眠時間の確認や、1日の中でママが十分な睡眠時間を確保できる時間帯はいつなのかを知ることもできます。 赤ちゃんの眠りのパターンを熟知すれば、夜泣きに対する心構えをすることができるでしょう。
また、睡眠時間を「見える化」することで、今どのくらいの睡眠がとれているのかを客観的に見ることができます。
赤ちゃんの睡眠環境を整える
赤ちゃんが、寝つきやすく、深い眠りにつけるように、就寝前の数時間から意識して環境を整えてあげることも大切です。
【お風呂の入れ方】
お風呂は、毎日同じ時間帯で入れるようにします。あまり熱いお湯に長く浸かり過ぎると、体温が上昇して眠りにくくなってしまうため、38~39度くらいのお風呂に軽く浸かる程度にします。
体や頭を洗う時間を含めてもトータル15~20分程度で切り上げると良いでしょう。赤ちゃんを寝かしつける1~2時間前にお風呂に入ると、ちょうど上昇した体温が下がり始め、眠気が強くなってきます。
【寝具や肌着の着心地】
赤ちゃんは肌が繊細です。寝具や肌着の着心地が赤ちゃんに合っているか確認しましょう。
素材の触り心地や保温性はもちろんですが、布団をかけすぎていないか、厚着をさせてはいないかなど、その日の温度によって調整するようにします。
冬場でもあたたかくしようとしすぎて汗疹ができることがあります。 寝る環境が悪いと、寝つきが悪くなってしまうので注意しましょう。
【寝る前にしっかり授乳する】
寝る前に母乳やミルクをしっかり与えましょう。お腹がいっぱいになり、ゆったりと眠ることができます。
【寝る前に刺激は与えない】
寝る前にテレビや音楽を付けたりしないようにしましょう。刺激が強いと眠れなくなってしまいます。
パパと協力し合う
赤ちゃんの夜泣きが酷く、毎日寝不足気味のときは、時にはパパと助け合って赤ちゃんのお世話をするようにしましょう。 ママだけが赤ちゃんに夜泣きに付き合ってばかりいると、寝不足が続き、心身ともに疲弊してしまいます。
パパと一緒に協力し合って乗り越えることで、パパもこれまで以上に育児への関心が高まることでしょう。パパが育児に関われる良い機会であると捉えて、協力し合いながら乗り越えていけると理想的です。
ママがリフレッシュできる時間を作る
睡眠時間が十分でないと、気分が落ち込んだり、イライラしたり、体調が悪くなります。他の子と比べて、なぜ夜泣きがおさまらないのか深く考えてしまこともあるでしょう。
しかし、ママが元気でないと赤ちゃんにもそれが伝わってしまい、ストレスを感じてしまうこともあります。そのストレスが、また夜泣きを悪化させる原因になってしまうかもしれません。
ママと赤ちゃんが毎日元気で過ごすためにも、まずは短い時間でもいいので、ママが休み、眠る時間を確保できるようにしましょう。そしてときには育児から離れ、リフレッシュする時間を設けるのも良いですね。
ママの時間を「努力して」確保しましょう。
【家族と協力し合う】
ママが短時間でも1人になりゆっくり過ごす時間を設けるためにも、まずは身近なパパに赤ちゃんのお世話をお願いしてみましょう。
仕事でなかなか思うように時間がとれないという場合は、近くに住むおじいちゃんおばあちゃんや親戚などに頼り、少しでも休める時間を作るようにします。
【保育園の一時預かりを利用する】
近所に頼れる親戚や家族いない場合は、保育園の一時預かりを利用するのも1つです。 預かってもらえる月齢は施設によって異なります。
自宅近くにある保育園に、一時預かりサービス実施の有無や料金・対象月齢などを問い合わせてみると良いでしょう。
【ファミリーサポートサービスを利用する】
ファミリーサポートサービスは、自治体が主となり運営しているサービスです。
こちらも対象月齢や料金については、各自治体によって異なるようですので、一度お近くの子育て支援課に問い合わせてみましょう。
また、ファミリーサポートサービスの利用は事前登録が必要となります。