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夜泣き対策はできることからやってみる
赤ちゃんの夜泣きに悩むママやパパは非常に多いですよね。毎晩続くと、ママも精神的にも体力的にも限界に来てしまい、イライラすることもあると思います。
夜泣きの原因をはっきりと特定することは難しいと言われますが、考えられる原因として、赤ちゃんは眠りが浅く、睡眠リズムが整っていないからだとか、眠りにつく環境に左右されやすいなどというものがあります。
少しでも赤ちゃんが安心して心地よい眠りにつけるよう、ママやパパが様々なことを試してみるのは夜泣きの改善につながるかもしれません。
今回は、試して欲しい夜泣き対策についてご紹介します。感じ方には個人差がありますので、あれこれと試し、わが子にぴったりの方法を見つけてください。
夜泣き対策①寝室の環境を整える
夜泣きの原因の1つとして、寝室の環境が挙げられます。
寝室の室温や湿度が赤ちゃんにとって、快適ではないのかもしれません。
赤ちゃんにとっての適温は、夏は28度、冬は20度(新生児期は23~25度)くらいですから、寝室の室温にも気を付けてみましょう。部屋が乾燥しすぎないよう、湿度にも注意してくださいね。湿度の目安は45−60%です。
また、気を付けたいのが寝室の照明です。
夜間授乳などのために、間接照明をつけている方もいると思いますが、意外と赤ちゃんは光に敏感です。光が刺激となって、夜泣きを引き起こしていることも考えられるため、寝室の明かりはママの手元を照らす程度にし、なるべく暗いお部屋で寝かせるようにしましょう。
まずは、赤ちゃんが心地よく眠れるような快適な寝室環境を作ってみてください。
夜泣き対策②生活リズムを整える
赤ちゃんの体内時計が、整っていないことが夜泣きの原因かもしれません。
生後4ヶ月を過ぎる頃から、赤ちゃんの体内時計は少しずつ整ってきます。
なるべく毎日同じリズムで寝起きさせ、朝と夜の区別をつけていきましょう。そうすれば、ぐっすり眠れて夜泣きが改善できるかもしれません。
夜泣き対策③入眠儀式を習慣づける
赤ちゃんが寝つきやすいように、寝る前の生活習慣として入眠儀式を取り入れることもおすすめです。ぐっすり安心して眠ることで、深い眠りにつき、夜泣きが改善されることもあります。
入眠儀式の方法は様々ありますが、マッサージをしたり、絵本を読んだり、子守唄を歌ってあげたり、赤ちゃんのお気に入りの入眠儀式を見つけてみましょう。
習慣化することで、赤ちゃんも自然と「これをしたらねんねの時間」という認識がついてきますよ。
夜泣き対策④抱っこで安心させてあげる
赤ちゃんは何か不安を感じて夜泣きしているのかもしれません。「大丈夫、ママはここにいるよ」と優しく声をかけてあげ、添い寝をしながら背中やお腹をトントンしてあげると良いでしょう。
それでもなかなか泣き止まない時は、抱っこをしてあげるのも良いでしょう。ママのぬくもりを感じて、また安心して眠りについてくれるかもしれません。
夜泣き対策⑤安心する音を聴かせる
赤ちゃんが夜中に泣いて起きてしまったら、赤ちゃんにビニール袋をこすり合わせた「カサカサ」という音を聴かせてみてください。
実は、この音は赤ちゃんがお腹の中にいたときの音によく似ていると言われており、赤ちゃんが安心できる音なのだそうです。
他にも、寝かしつけの際に、ヒーリングミュージックを取り入れ、深い眠りにつけるようサポートしてあげるのも良いでしょう。赤ちゃんにとってどんな音が安心するのか、試してみてくださいね。
夜泣き対策⑥しっかり目覚めさせる
どうしても赤ちゃんの夜泣きの原因が思い当たらないことがあります。あらゆる夜泣き対策を施しても夜泣きが止まない時は、一度しっかり赤ちゃんを目覚めさせてみましょう。
部屋を明るくして、赤ちゃんに話しかけたり、おもちゃで遊んだりして気分転換させ、改めて寝かしつけます。
夜泣き対策⑦ママの心を落ち着かせる
大好きなママがイライラや心配、不安を感じると、赤ちゃんに伝染してしまい、夜泣きをすることがあります。
連日の夜泣きで睡眠不足でイライラしてしまうこともあると思いますが、ママのイライラで余計に夜泣きが悪化してしまう危険もあるので、なるべく穏やかに過ごすようにしましょう。
夜泣きがひどいときは、日中、赤ちゃんが昼寝をしているときに一緒に寝たり、時にはパパにお願いしてゆっくり休ませてもらうことも必要ですね。なるべくママだけで抱え込み過ぎないことが大切です。
どうしても泣き止まずイライラが止まらない時は、赤ちゃんを安全な場所に置いて、しばらく離れるのも良い方法の一つです。
まとめ
夜泣きの原因は、まだはっきりと解明されていないため、これをすれば改善される!という必勝法は存在しません。
しかし、今回ご紹介したような様々な方法を試すことで、赤ちゃんの睡眠時の不安や不快感を取り除き、夜泣きを改善することにつながるかもしれませんよね。
1人1人、睡眠のタイプや夜泣きの仕方が異なるので、どの夜泣き対策がわが子に合うのか、まずはできることからやってみましょう。
赤ちゃんの成長とともに、夜泣きもだんだんと改善されていきます。
一生続くものではないと捉え、今のこの時期を乗り越えていきたいですね。
時には、パパにお願いして赤ちゃんのお世話を代わってもらい、ママが休息をとることも必要です。上手に夫婦でバランスを取りながら、赤ちゃんの夜泣きに対応していけるといいですね。