赤ちゃんの夜泣き…対策となるグッズはある?
赤ちゃんがなかなか寝ない、夜すぐに目を覚ましてぐずる、夜泣きがひどくて眠れない…
など、赤ちゃんの夜泣きや寝つきに悩まされているママやパパは少なくありません。
成長すればいつかは夜泣きしなくなるもの、と思いつつも、眠れない日々が続いている”今”がつらいですよね。
そこで今回は、赤ちゃんの夜泣きや寝つきが悪いことに悩んでいるママやパパの負担を少しでも減らせるような、夜泣き対策グッズを3つ紹介します。
赤ちゃんの夜泣き対策グッズ3選
赤ちゃんの夜泣き対策グッズは、赤ちゃんをいかに快眠に導くかがポイントです。
夜泣きの原因ははっきりしていないことが多いので、赤ちゃんが安心して眠れる、起きてしまっても再度寝かしつけに役立つグッズを紹介します。
どのグッズが赤ちゃんに合っているのか、ママやパパが使いやすいかなどは人によって違いはあると思いますが、参考にしてみてください。
【1.赤いライト】
最初に紹介するグッズは、赤いライト。
寝る前過ごす部屋や寝室に赤いライトを置き、その明かりで入眠前を過ごすのです。
人が眠くなる仕組みには、睡眠を促すホルモン、メラトニンが大きく関わっているのですが、このメラトニンの生成には赤い光が重要と言われています。
夕方になると外は日光の色は赤い割合が多くなりますよね。
この赤い光を部屋の中にいても意識して、メラトニンを生成させ、自然と眠くなるようにしてみましょう。
反対に一般的な部屋の照明である白系の光や、テレビやスマホなどの青い光はメラトニンの生成を妨げてしまうことがあります。
白や青の光を寝る前に多く浴びると、体が昼間だと勘違いしてしまうため、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなってしまう可能性も。
自然に眠気を起こすため、寝る前は静かで赤いライトだけ過ごしてみてください。
赤いライトの中の電球は10WくらいのLEDがおすすめです。
寝る前だからと暗くしすぎると赤ちゃんが怖がる場合もありますが、この程度であればおむつ替えのお世話や絵本を読む程度は可能です。
赤い色彩もはっきりと見える明るさですよ。
【2.ホワイトノイズの出るもの】
ホワイトノイズとは、テレビの砂嵐の音や、ビニール袋などのがしゃがしゃの音などのことを言います。
赤ちゃんにとって、ホワイトノイズはママのお腹の中にいたときの音と似ているようで、聞いていると安心感につながる子も。
とはいえ、毎回夜泣きしたらがしゃがしゃ音を鳴らしてあげるのは大変ですね。
夜泣き対策として、このホワイトノイズが出るもの(おもちゃやCDなど)も寝かしつけの際に利用してみるのもいいでしょう。
スマホを使って、ホワイトノイズを流してあげるのもおすすめです。
生活音などですぐに起きてしまう赤ちゃんも、ホワイトノイズが生活音をかき消してくれるため、安眠してくれるかもしれません。
【3.寝かしつけ枕・抱っこ布団】
抱っこでは寝ても布団に降ろすと起きてしまうという、いわゆる背中スイッチに悩んでいるママパパも少なくないでしょう。
夜泣きして目が覚めた後、また背中スイッチに悩まされるのは辛いですね。
布団に赤ちゃんを降ろした際に気付かれにくい、寝かしつけ枕や抱っこ布団を使うのがおすすめです。
背中スイッチが発動してしまう原因は、抱っこと布団の温度差、姿勢の変化などが主な原因だと考えられています。
そのため、寝かしつけの時から寝かしつけ枕や抱っこ布団を使って抱っこし、寝入った時にそのまま布団へ降ろしてあげるのです。
手や腕を抜く時も、直接赤ちゃんに手や腕が触れていたわけではないので気付かれにくく、抱っこされた安心感が残ったままの状態なので、ぐっすり寝てくれるかもしれません。
夜泣き対策グッズを使用する際の注意点
夜泣き対策におすすめのグッズを3つ紹介しましたが、使用する際には以下の注意点があります。
【合う・合わないがある】
グッズを紹介する前にも書きましたが、赤ちゃんによっては対策グッズが合わないこともあります。
また、ママやパパが使いにくい、環境に合わないということもあるでしょう。
グッズを導入する前に自分たちに合っているかを考えたり、実際に試してみたりして、夜泣きの対策として使えるかどうか検証してみてください。
【毎回うまくいくわけではない】
夜泣き対策グッズを使って夜泣きがおさまる日もあれば、そうでない日もあります。
赤ちゃんのその日の機嫌などにもよるため、「使えば絶対寝てくれる」という絶対的な効果はありません。
「寝てくれる確率が高ければラッキー」という気持ちで、取り入れてみてください。
まとめ
赤ちゃんが夜泣きする日が続くと、ママもパパも寝不足になってしまい、心身ともに疲れてしまいやすいです。
また、「今日は寝てくれるだろうか。」と不安になったり、「夜寝てもらうために、昼いっぱい遊ばせなきゃ!」など、育児の目的が「夜寝ること」だけに意識が集中してしまうことも。
夜泣きは簡単に解決できるものではありませんが、毎日の夜泣きが怖い、辛いと思いながらする育児も辛いですよね。
少しでも負担が軽くできるよう、できるものから取り入れてみてください。