夜泣きが原因で苦情が来ないか不安!
赤ちゃんの夜泣きが始まると、連日連夜大きな泣き声が家中響き渡ることがありますよね。
もしかすると、ご近所さんにもその泣き声が聞こえているかもしれません。
あまり毎日続くと、近隣から苦情が来ないか不安になってしまうことも…。
実際、夜泣きが原因で近隣トラブルになるケースは珍しくありません。
シーンと静まり返っている夜中だからこそ、赤ちゃんの泣き声が響きやすいのかもしれませんね。
そこで今回は、夜泣きで近隣から苦情が来た時の対処法をご紹介します。
赤ちゃんが夜泣きをするのは一時的なものですが、苦情から大きな近隣トラブルに発展しないよう、早めに対処しておくと安心ですよ。
夜泣きの苦情に対応した方がいい理由
赤ちゃんの夜泣きは、未だ原因が解明されていない部分も多いもの。
苦情が来たとしても「仕方ないのにな…」「私だって頑張っているのに…」と思うママもいますよね。
赤ちゃんなんだし、理解して欲しい…!と思うこともあるでしょう。
しかし、だからといって苦情を無視したり、逆に相手を責めたりしてはトラブルの元。
これから家族でその場所に長く住もうとしているのであれば、極力不要なトラブルは避けたいものです。
決して夜泣きをしている赤ちゃんが悪いわけでも、ママが悪いわけでもありませんが、苦情が来た時は真摯に対応することが大事でしょう。
子育てにおいては、近隣住民との付き合いは欠かせません。
夜泣きの苦情をきっかけに、近隣住民とのコミュニケーションをとれるチャンスかもしれませんから、誠意をもって対処した方がいいんですよ。
夜泣きで近隣から苦情が来た時の対処法
では早速、夜泣きで近隣から苦情が来た時の対処法をご紹介します。
苦情がまだ来ていないというママも、不安な場合は事前の対策として試してみてくださいね。
【寝ている部屋を変える】
隣との距離が近い密集した土地にある戸建て住宅やマンションやアパートなどの集合住宅の場合、お隣さんと隣接しているお部屋だと、余計に赤ちゃんの泣き声が響いてしまうことがあります。
もし近隣から夜泣きの苦情が来たら、一度寝ている部屋を変えてみましょう。
なるべく近隣住民と距離がとれる位置にある部屋で寝かせるといいかもしれません。
部屋を変えてみた結果、夜泣きの声がまだうるさく聞こえるかどうか、ご近所さんに確認してみるのもいいでしょう。
「努力しているんだよ」という気持ちも伝わり、相手のイライラも和らぐかもしれません。
【防音シートを貼る】
音というのは、窓の外から漏れ出るだけでなく床や天井、配管などを伝って響いてしまうものです。
赤ちゃんを寝かせている部屋を変えてみても、なかなか効果が得られない場合は防音シートを壁や床に貼りましょう。
加えて、窓のサッシ部分にすき間を埋めるテープなどを貼るのがおすすめ。少しでも隙間がなくなることで、音が漏れ出る心配がありません。
気密性や断熱性もアップするので、寒さ対策にもなるかもしれませんね。
【大型家具を壁に設置する】
間取りの関係などからやむを得ず近隣住民と隣接している部屋でしか赤ちゃんを寝かせられない場合は、隣接している壁にタンスや本棚などの大型家具を設置してみましょう。
家具が緩衝材となり、音を吸収してくれるかもしれません。
なるべく背の高い家具がおすすめですよ。
【近隣へ挨拶する】
夜泣きが始まったな…と思ったら、近隣へ挨拶して回るのも1つの対策です。
顔を合わせ、誠意をもって挨拶に行くことで、相手も理解してくれるかもしれません。
普段からコミュニケーションをとっておくと、いざという時に対応しやすいでしょう。
夜泣きに対する苦情が着た時の注意点
夜泣きに対して近隣から苦情が来た時は、一体どうしたらいいでしょうか?
引っ越しをしなければならないほど大きなトラブルにならないよう、以下の点に注意して上手に対処してくださいね。
【謝罪の気持ちを伝える】
色々と思うことはありますが、まずは一旦謝罪をし、こちら側も対策をしていることを伝えましょう。
やむを得ない事情であることは確かですから、すぐに改善できるとは限りませんが、誠意をもって対処する気持ちが伝わると相手側の対応にも変化が生じるはずです。
【こじれたら不動産会社へ相談する】
謝罪をし、夜泣きに対する対策を講じても尚、問題がこじれた場合は、大家さんや不動産会社に相談し、仲介に入ってもらうのも1つの手段です。
当人同士よりも冷静に対処してくれるはずですよ。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きによる苦情は、決して稀なケースではありません。
近隣住民との交流が少なくなった今だからこそ生じるトラブルかもしれませんね。
地域全体で子育てしていくのが望ましいですが、全ての人にそれを理解してもらうのもまた、難しいこと。
ママが余計なストレスを抱えてしまわないよう、夜泣きがひどくなる前に近隣へ挨拶をして回るなど対処しておくと印象が大きく違いますよ。
また、これから引っ越しを考えている方は、同じような世代の子を持つ家族が住んでいる地域を狙って家探しをした方がいいかもしれませんね。
子育て中の毎日がより快適に過ごせるよう、アレコレ工夫をしてみてください。