赤ちゃんは添い寝?一人寝?
赤ちゃんがなかなか寝てくれなくて、毎日寝かしつけに苦戦しているママは多いのではないでしょうか。
添い寝をした方が赤ちゃんが寝付きやすいと感じる方は多いようですが、一人寝をしてくれた方がママは起きて家事ができるから助かるのにな・・・と思う時もありますよね。
でも、すぐ横で眠っている赤ちゃんの寝顔がとても可愛くて、見ているだけでとても幸せな気持ちを感じることも。
結局どっちがいいの?と普段葛藤している方はいませんか?
そんな「添い寝」について、今回はメリットとデメリットをご紹介いたします。
これから添い寝だけで寝かしつけしようか、それとも今後のことも考えて一人寝にした方がいいのか、迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの添い寝のメリット
すぐ横で赤ちゃんが寝ているとどんなに疲れて眠たくても、かわいい寝顔をついずっと眺めておきたくなりますよね。
まずは赤ちゃんを添い寝で寝かしつける際のメリットをご紹介いたします。
【ママとのスキンシップ】
赤ちゃんに欠かせないママとのスキンシップ。寝かしつけの時は特に、離れるのが嫌で泣いてしまう赤ちゃんが多いのではないでしょうか。
いつまでのママの温もりを感じながら眠ることができるので、お互いとても幸せな気持ちを感じることができるでしょう。
【寝かしつけが楽にできる】
寝かしつけの時に、抱っこから離した瞬間に赤ちゃんが泣いてしまうとまた最初から寝かしつけをやり直し・・・なんてことも。
添い寝なら、抱っこの状態でそのまま横になることができるので、寝かしつけも比較的楽にすることができますね。
【新しい家具を買い足さなくてすむ】
いくら買い足してもキリがない赤ちゃんグッズ。部屋に余裕がないと、ベビーベッドを置くのが難しい場合もありますよね。
赤ちゃん用の布団を足すスペースならなんとか、と添い寝を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
【夜間のお世話もスムーズにできる】
月齢の小さい赤ちゃんは、夜間に1〜2時間、もしくは3時間おきに起きる場合もあるでしょう。
添い寝の状態で授乳ができて、そのまままた寝かしつけができるため、夜間のお世話がスムーズにできます。
赤ちゃんの添い寝のデメリット
添い寝はママにとって楽な反面、やはりデメリットも。
デメリットを知った上で、添い寝をする場合は注意したいですね。
【乳児突然死症候群のリスク】
添い寝で最も気をつけたいのが乳児突然死症候群のリスクが上がることです。乳児突然死症候群とは、元気だった赤ちゃんが急に何かの原因で亡くなってしまうこと。
はっきりとした原因は分かっていませんが、大人と一緒の布団やベッドを使うことで、赤ちゃんが寝返りをしてうつ伏せになるケースが増えることが考えられます。
仰向けよりもうつ伏せの方が発症率が高いと言われているため、添い寝ではそのリスクが高まると言えます。特に新生児のうちは添い寝は避けた方が良いでしょう。
【窒息や転落の危険性も】
続いて気をつけたいのが窒息や転落の危険性です。大人と一緒の布団やベッドだと弾力がありすぎて、うつ伏せになった赤ちゃんがまだ上手に寝返りができない場合、そのまま下を向いた状態になってしまいます。
また、大人と同じベッドの場合は特に、高さがあるため転落の危険性もあります。
【ママ一人の時間がとれない】
添い寝の場合、ママが少しでも離れると赤ちゃんが気付いて起きてしまうことが多いでしょう。
そうすると、赤ちゃんを寝かしつけてから色々と家事をしようと考えていても、難しくなりますよね。
普段赤ちゃんのお世話で忙しいママにとって大切な一人の時間も、なかなか取れなくなってしまいます。
赤ちゃん添い寝と一人寝どっちがいい?
添い寝のメリットとデメリットを踏まえた上で、一人寝とどちらが良いのか考えてみましょう。
添い寝は夜間の寝かしつけが楽な他に、ママの温もりを感じられて幸せな気持ちで赤ちゃんが眠ることができます。
その反面、乳児突然死症候群、窒息や転落のリスクがあることも知っておかなければなりません。
一人寝はベビーベッドなどで、大人から離れて眠ることになります。
寝かしつけの時にママの抱っこから離れるだけで、また泣いて起きてしまう場合もあるでしょう。
ですが、一人寝でしっかり寝てくれるようになったら、ママの一人の時間が確保できますし、リスクが下がるというメリットも。
添い寝でしか寝てくれない場合は、途中から一人寝に変えることはなかなか難しいですよね。
どちらかだけ選ぶというよりも、自分と赤ちゃんのペースを大事にして、状況に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけに悩んでいるママはきっと多いはず。一人寝では全然寝てくれなくて、添い寝ならなんとか寝てくれた!という場合もありますよね。
添い寝と一人寝、どちらにもメリットとデメリットがあります。赤ちゃんとママのお世話のペースを考えて、無理のないように選択してみましょう。
また、成長段階で寝かしつけの方法が変わる場合もありますので、その状況に合わせて選んでみても良いでしょう。