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赤ちゃんの寝かしつけに時間がかかる悩み
育児にはさまざまな種類がありますが、多くのママたちが悩んでいるのが「寝かしつけ」についてです。赤ちゃんが寝てからやらないといけないことがあるのに、寝付いてくれずに困ったことがあるのではないでしょうか?
寝かしつけに時間がかかると、イライラしたり、焦ったりしてしまい、余計に赤ちゃんが寝てくれず、悪循環…。
赤ちゃんの寝かしつけにかかる時間と言うのは、一体どれくらいかかるものなのでしょうか?
以下で詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの寝かしつけにかかる時間は?
赤ちゃんの寝かしつけにかかる時間は、平均30分程度と言われています。
ただ、個人差が大きいため、10分程度で寝てしまう子もいれば、1時間以上寝付くのにかかる子もいます。
時間がかかってしまう赤ちゃんは珍しくなく、多くのママの悩みの種となっています。
赤ちゃんに必要な睡眠時間は?
では、1歳までの赤ちゃんは何時までに寝かしつけると良いのでしょうか?
理想の睡眠時間から、何時に赤ちゃんを寝かしつけたらよいのか、就寝時間を考えていきましょう。
【赤ちゃんに必要な睡眠時間の目安】
◎新生児期…15~20時間ほど
◎生後2~3ヶ月…14~15時間ほど
◎生後4~6ヶ月…13~14時間ほど
◎生後7~12ヶ月…11~13時間ほど
睡眠には個人差があるので、あくまで目安と捉えるようにしてください。
【新生児~生後2ヶ月】理想の寝かしつけ時間
生まれて間もないころは長い睡眠が取れず、基本的に1日のほどんどを寝たり起きたりを繰り返して過ごします。
また、授乳の回数は3時間に1回と多いため、明確な就寝時間というのがないのが実情です。
1日をほとんど寝て過ごすため、授乳以外は睡眠時間と思ってよいかもしれませんね。
【生後3~5ヶ月】理想の寝かしつけ時間
生後3ヶ月くらいになると、夜にまとまって寝られるようになってきます。なかには朝までぐっすり眠ってくれる赤ちゃんもいるでしょう。
また、日中の活動時間も増えるため、昼夜のメリハリをつけ、生活リズムを整えてあげることを意識すると、夜間の寝かしつけがスムーズになるかもしれません。
お昼寝は、大体1日のうちで以下のような時間帯に行うのが理想的です。
・9時から1時間程度の昼寝
・13時から1時間程度の昼寝
・16時から1時間~1時間半程度の睡眠
夜の寝かしつけは、20頃頃を目安に行うと良いでしょう。
夕方のお昼寝時間が長引いてしまうと、夜の寝かしつけに響いてしまうので、気を付けてくださいね。
【生後6~12ヶ月】理想の寝かしつけ時間
生後6ヶ月ごろになると、さらにまとまって寝られるようになり、夜間の授乳回数も減っていきます。
また、離乳食が始まる頃でもあるので、1日のスケジュールを意識して組み立てていきましょう。
お昼寝は1日2~3回必要です。
今回は、3回昼寝をするときの理想の寝かしつけ時間をご紹介します。
・9時から1時間程度の昼寝
・12時から2時間程度の昼寝
・17時から30分程度の昼寝
夜の寝かしつけ時間は、20~21時頃を目安に行います。
ただし、睡眠パターンに個人差が出始める時期です。
夜に寝かしつけたら、そのまま朝まで起きない赤ちゃんもいれば、夜泣きなどが始まって夜間にまとまって眠れない赤ちゃんもいるでしょう。
必ずしも、すべての赤ちゃんが理想通りに寝てくれるわけではありません。
ママはイライラしたり、焦ったりしてしまうとは思いますが、今の状態がずっと続くわけではないので、まずは「生活リズムを整える」「睡眠環境を整える」ということを意識してこの時期を乗り越えるようにしましょう。
寝かしつけに時間がかかるのはいつまで?
生まれたての頃は寝るのが苦手な赤ちゃんですが、成長するにつれて徐々に上手に寝られるようになってきます。
それは、
・赤ちゃん自身の体内時計が整うから
・日中の活動時間が増えて自然と疲れて寝てくれるようになるから
・徐々に眠り方がわかってくるから
などの理由がありますが、赤ちゃんの寝かしつけがスムーズになるよう、生活リズムを整えたり、入眠儀式を取り入れたりするなどの工夫も必要です。
今はまだ「寝かしつけに1時間以上かかってつらい」と思うかもしれませんが、それも赤ちゃんの成長と共に、徐々に楽になるはずです。
一般的には、2~3歳になれば、寝かしつけがスムーズになると言われています。
成長すれば1人で眠ってくれる日も必ず来るので、焦らず赤ちゃんの成長を見守るようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけにかかる時間や、理想の寝かしつけ時間についてご紹介しました。
睡眠時間は赤ちゃんの個人差が大きく、兄弟でも違っていることもよくあります。
寝かしつけにかかる時間を短縮するためには、赤ちゃんとママに合った入眠儀式をいろいろ試して見つけていくのも良いかもしれませんね。
寝かしつけに時間がかかるということは、ママが好きなことをできなかったり、睡眠時間が減ってしまったりするので大きなストレスと感じることでしょう。
しかし、赤ちゃんは成長すればいずれ、1人で寝られるようになります。
周りの人の手を借りながら、気負いすぎないようにしてくださいね。