赤ちゃんの睡眠に良い音楽とは?

赤ちゃんの睡眠に良い音楽とは?

赤ちゃんを睡眠を誘う「音楽」を知ろう

子育て中のママやパパの悩みの1つとして挙げられるのが「赤ちゃんが寝てくれない!」ということですよね。
生活のリズムが整っていない赤ちゃんは、昼夜の区別がついていません。そのため、夜になってもなかなか寝付いてくれなかったり、眠りが浅くてすぐに起きてしまうことがあります。

 

そんなときは、赤ちゃんにぐっすり寝てもらうために、心地よい音楽を流してみてはいかがでしょうか。
今回は、赤ちゃんの寝かしつけに活用できるおすすめの音楽についてご紹介します。

 

赤ちゃんの聴力と心地よい音とは?

赤ちゃんはママのお腹にいるときから、あらゆる音を聞いていると言われています。
視力よりも聴力のほうが早く発達し、大体妊娠5〜6ヶ月くらいにはお腹の中で音を感じているのだそうです。胎教に良い音楽を聴かせたり、ママやパパがお腹にいる赤ちゃんに話しかけたりすると喜んで反応してくれるのは、このように聴力が発達しているからなんですね。

 

【赤ちゃんにとって心地よい音とは?】
お腹の中にいたときからよく聞こえていた音は、生まれたばかりの赤ちゃんにとって安心できる音のようです。一般的には以下のような音が、赤ちゃんにとって心地よいとされています。

 

ママの声
ママの心臓の音
ママがよく聴いていた音楽

 

赤ちゃんの睡眠におすすめの音楽とは?

生まれたばかりの赤ちゃんでもしっかりと周りの音やママの声を聞いています。寝かしつけに心地のよい音を聴かせることで、安心して眠りにつきやすくなるかもしれません。
では、具体的にどのような音楽が良いのでしょうか。

 

【①高音でゆっくりなテンポの音楽】
高音で構成され、1分間あたり60~80テンポほどの比較的ゆっくりな音楽は赤ちゃんの自律神経を整え、睡眠に誘う効果があるそうです。
耳に心地よい高音といえば楽器の生演奏などですが、赤ちゃんに毎日聴かせることはできませんよね。
そこでおすすめなのがオルゴールの音色です。
ディズニーやジブリの音楽なら、ママにとっても馴染み深いでしょうし、優しい音色が赤ちゃんの睡眠を促してくれることと思います。

 

【②モーツァルトの曲】
クラッシックの中でも最もリラックス効果が高いとされているモーツァルトの曲。モーツァルトの曲は、一定のリズムで繰り返される音が多いため、自然と耳に入りやすく、リラックス効果が高いのだそうです。クラッシック音楽に詳しくない人でも、モーツァルトの曲は有名なものが多いので聞いたことのある曲もあるかもしれません。
赤ちゃんだけでなくママにとっても自律神経を整える作用があるので、是非聴いてみてくださいね。

 

【③ホワイトノイズ】
ホワイトノイズは集中力をアップさせる・睡眠の質を向上させる音として注目されています。
どのような音かと言うと、テレビやラジオの「ザーッ」というノイズ音です。
大人にとっては不快な音かもしれませんが、赤ちゃんにとっては懐かしいママの胎内音に似ています。そのため、ホワイトノイズを聴くと泣き止んだり、安心して眠りにつきやすくなると言われています。

 

【④ママの子守唄】
赤ちゃんはママの声と他人の声をしっかり聞き分けています。
ママ以外の人の歌声は、赤ちゃんにとっては違和感の元でしかありません。「ママはどこ?」と不安な気持ちにもなります。そのため、ママの子守唄を聴かせてあげるのが最も手軽な方法と言えるでしょう。

 

【⑤ママが好きな音楽】
赤ちゃんが生まれる前からママがよく聴いていた音楽は、赤ちゃんにとっても馴染み深いため、安心できる音楽と言われています。
クラッシックやオルゴールにこだわらなくても、妊娠中によく聴いていたママの好きな曲を流して一緒に歌ってみてはいかがでしょうか。

 

ソルフェジオ周波数528Hzとは?

ソルフェジオ周波数とは、古代からある音階でグレゴリオ聖歌でも使われていた周波数です。
396Hz(ヘルツ)、741Hz、などいくつかの音階がありますが、その中でも528Hzの音階は別名「愛の周波数」とも呼ばれ、自律神経を整え、傷ついたDNAを修復する力さえあると言われています。
それは少々大げさかもしれませんが、赤ちゃんやママにとってリラックス効果は期待できるかもしれません。
ジョン・レノンの「イマジン」でも一部の音が528Hzになるようにピッチ調整されているそうです。
赤ちゃん向けにソルフェジオ周波数528Hzを取り入れたオルゴール曲などもあるので、興味のある方は一度試してみても良いかもしれません。

 

まとめ

赤ちゃんに質の高い睡眠をとってもらうためには、今回ご紹介したような心地よい音楽を流してみるのも1つの方法です。
赤ちゃんが眠る前には、部屋の照明を少し落として小さなボリュームで音楽を流してあげましょう。
併せて、赤ちゃんの額を優しくなでてあげたり、お腹を優しくポンポンしてあげると赤ちゃんはいっそう安心感に包まれて眠りやすくなります。

 

入眠儀式のように、毎回同じ音楽を寝かしつけに使うことで、赤ちゃんが「音楽=寝る」と認識するようになります。自然とママが傍にいなくても眠ってくれるようになるかもしれません。
赤ちゃんの寝かしつけにお悩みの方は是非試してみてください。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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