日焼けのアフターケアの仕方
日焼け対策をしていても、赤ちゃんの肌は弱いので気づかないうちに日焼けしてしまったり、汗などで日焼け止めが落ちてしまうこともあります。
水ぶくれや湿疹、発熱などの症状がある場合はすぐに受診する必要がありますが、日差しが当たりやすい箇所が部分的に赤くなっている程度の日焼けであれば、自宅でケアをして様子を見るようにしましょう。
【①冷やす】
少し肌が赤くなっている程度の場合は、まずは日焼けした箇所を冷やしてこもった熱を取りましょう。やり方としては、濡らしたタオルを日焼けした患部にあてて、タオルがぬるくなったら再度濡らしてあてるようにします。
タオル以外では、氷枕や保冷剤をタオルで包んで冷やす方法もありますが、体全体が冷え切ってしまう場合もあるので注意が必要です。
【②保湿】
熱が取れたら今度はしっかり保湿をしましょう。日焼け後は乾燥しやすくデリケートになっています。保湿には低刺激で保湿効果の高いベビーローションなどを使いましょう。
ベビーローションを冷やしたものを塗ると赤ちゃんが気持ち良く感じます。
【③水分補給】
日焼け後は肌のケアだけではなく、体のケアも忘れずにしましょう。日焼けした肌は乾燥しやすく、水分を逃してしまいます。
そのため、体の水分も失われやすくなっています。たっぷりと水分補給をして脱水症状を防ぎましょう。
【④休養】
日焼けをして熱を持つと体も疲れやすくなっています。アフターケアをした後はしっかり休ませてあげるようにしましょう。
症状がひどくなる場合
日焼けのアフターケアをしても、症状が治まらない場合やひどくなってしまう場合もあります。ひどい場合は受診する必要がありますが、その際に目安になる症状としてはこのようなものが挙げられます。
・皮膚がガサガサしてきた
・日焼けした部分を痒がっている
・湿疹が出てきた
・やけどっぽくなっている、赤みが引かず触ると泣き出す
・水泡になった
・発熱
また、あまりにもひどいやけどの状態になっている時や、意識がもうろうとし始めた場合は至急受診しましょう。
日焼け後の生活
日焼けしてしばらくは熱いお風呂に入るとヒリヒリして痛むので、当分の間はお風呂はぬるめのシャワーで済ませるようにしましょう。体を洗う際は力を入れずに、泡で優しく包み込むようにしてあげましょう。
また、水分補給もしばらくは気をつけてこまめにとるようにしましょう。 日が経ってから発熱したり水ぶくれが出ることもあるので、日焼けから数日経ってもこまめに体の状態をチェックするように心がけてください。