赤ちゃんに日焼け止めを塗る時の注意点

日焼け止めを塗るときの注意点

赤ちゃんに日焼け止めは必要?

赤ちゃんの皮膚は大人の1/3くらいの厚さしかないと言われています。
そのため、大人以上に日焼けによるダメージが大きいのです。ひどい場合は、水ぶくれなど軽いやけどのような症状が出てしまうこともあります。紫外線の強い時期は、赤ちゃんにも日焼け対策は必要です。

 

しかし、正しい塗り方をしないと日焼け止めの効果を発揮することができません。
そこで今回は、赤ちゃんへ日焼け止めを塗る際の「正しい塗り方」についてご紹介します。

赤ちゃんの日焼け止めの正しい塗り方

しっかりと赤ちゃんの肌を守るために、赤ちゃん用の日焼け止めを正しい方法で塗らなくてはなりません。

 

日焼け止めの使用方法をしっかりチェックし、よく振ってから使います。
赤ちゃんの腕などに直接日焼け止めを塗るのではなく、一度ママの両手でなじませてから赤ちゃんにつけてあげるのが正しい塗り方です。

 

また、日焼け止めを塗る場所によってもそれぞれ正しい塗り方があります。

 

【お顔に塗るとき】
お顔に日焼け止めを塗るときは、顔の中心部分から、頬の方へ優しく伸ばすように塗ってあげましょう。
その際に、目の周りや口の周りは避けて塗るようにしましょう。

 

【腕や足に塗るとき】
腕の場合は方から手の甲、足の場合は太ももから足先へ向かって塗り伸ばします。
腕や足を塗る場合は、ママやパパの手で握りながら塗ってあげると良いでしょう。
手首や足首など、シワがある部分は、優しく伸ばしながらシワの中まで丁寧に塗り広げてあげましょう

 

【その他の部位に塗るとき】
その他の部位も中心から外側に向かって優しく塗り伸ばしてあげましょう。
首などシワのある部分はシワを延ばして中まで塗ってあげましょう

日焼け止めを塗る時に注意すること

日焼け止めは、赤ちゃんを紫外線から守る大切な役割を果たします。
しかし、塗り方が悪かったり汗などで落ちてしまうと本来の効果を発揮することができません。

 

そこで、赤ちゃんに日焼け止めを塗る際の注意点をご紹介します。

 

【①塗る前に汗や汚れは落としておく】
赤ちゃんに日焼け止めを塗るタイミングで、既に汗で塗れていたり砂などで汚れている場合は、きれいに塗ることができません。
タオルで汗を抑えたり、汚れを洗い落としてから日焼け止めを塗ってあげるようにしましょう

 

【②2〜3時間に1回は塗りなおす】
日焼け止めは、汗で流れたり洋服にこすれたりして知らないうちに落ちてしまっている場合があります。
知らないうちに日焼け止めが落ちてしまっては困りますので、2〜3時間ごとに塗り直すようにしましょう。

 

また、タオルで汗を拭いた場合など日焼け止めが落ちてしまったときは、都度塗り直すようにしましょう

 

【③日焼けしやすい部分は重ね塗り】
ベビーカーから出る足の部分や、抱っこ紐から出る肘から下の部分など、場所によっては「特に日焼けしやすい部分」があります。
そういった部分は1度塗りでは日焼けを防げない可能性がありますので、重ね塗りをするようにしましょう

 

【④塗り残しに注意】
赤ちゃんの顔や腕、足などはしっかり日焼け止めを塗ったものの、うっかり塗り忘れてしまう部位もあります。
塗り忘れてしまうとその部分だけ日焼けしてしまいますので、なるべくなら塗り忘れてしまうことのないよう気を付けましょう

 

うっかり塗り忘れてしまう部位は以下のようなものがありますので、お出かけ前にしっかりチェックしましょう。

 

・髪の毛の生え際・もみあげの周り・うなじ部分
・洋服で隠れているものの、動くと露出する肩や背中
・耳から顎の下にかけて
・肘の内側や膝の裏
・手の甲・足の甲

日焼け止めはしっかり落とすことも大切

日焼け止めは紫外線から赤ちゃんを守る大切なものですが、同時に肌に負担がかかる場合もあります。
お出かけから帰ってきたら、全身に残った日焼け止めをしっかり落としてあげることも大切です。

 

日焼け止めを落とす方法は、以下の通りです。

 

1.シャワーのお湯で汗や汚れを洗い流します。
2.赤ちゃん用の石けんしっかり泡立て、ママの手で泡を転がすように優しく洗います。
3.手首や足首、首のシワの中や生え際など細かい部分もしっかり泡で洗います。
4.ゴシゴシこすらないようにしながらシャワーで泡を流します。
5.全身チェックして荒い残しがなければ完了です。

 

赤ちゃん用の日焼け止めは、もともとお湯や石けんで落としやすいものが多いです。
しかし、肌に残ったままだと肌トラブルに発展してしまう可能性もありますので、日焼け止めがちゃんと落ちたか、ママやパパがしっかりとチェックしてあげましょう

まとめ

赤ちゃんを紫外線から守る日焼け止めは、正しい塗り方をしないと本来の力を発揮できません。
また、汗などで流れてしまったり、塗り残しがあったりするとその部分だけ日焼けをしてしまいます。
赤ちゃんの肌を守るためにも、正しい塗り方をするだけでなく、お家に帰ったらしっかりと洗い落とすことも忘れないようにしてください。

 

紫外線対策をしっかりとして、夏も赤ちゃんとのお出かけを楽しみましょう。

この記事を書いたライター

きくちまい
きくちまい

2歳と6歳の子どもを育てているライター歴3年の在宅ママライターです。 幅広いジャンルで執筆中。日本中のママへ、わかりやすくて「なるほど!」な情報をお届けします!

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