男の子のトイレトレーニング
赤ちゃんもいずれは成長しておむつを卒業します。
その時までの準備として、トイレトレーニングについても頭に入れておきましょう。
おしっこの仕方は男の子の場合、将来は立ってすることも出てくるので、女の子と少し異なりますよね。
ママだけだと分からないこともあり、進めるのが難しく感じるのではないでしょうか。
そこで今回は、男の子のトイレトレーニングについてまとめてみました。
男の子のトイレトレーニングの準備
まずはトイレトレーニングで準備するものについてみていきましょう。
基本的には男女の差はなく変わりません。
【おまるか補助便座】
ご家庭の部屋の状況や親も子どもも無理なく進められるよう、おまるか補助便座のどちらを使うか検討しましょう。
男の子の場合、いずれは立っておしっこをする機会も増えますが、まずは座ってできるようになれば十分です。
補助便座で練習をする場合は、子どもの足が安定するように踏み台も用意しておくと良いでしょう。
【トレーニングパンツとパンツ】
トレーニングパンツは普通のパンツよりも水分吸収に優れているので、トイレトレーニングの時期に大活躍と言えるでしょう。
普通のパンツはトイレトレーニングが進んだ時の目標として、用意しておくと良いでしょう。
男の子が好きそうなキャラクターの描かれたパンツを用意しておくと、やる気が出るかもしれませんね。
【ご褒美シールなど】
トイレトレーニングはおしっこを自分でできるようにするため、親だけではなく子ども本人の頑張りややる気も大切です。
子どもが楽しく頑張れるように、好きなキャラクターのご褒美シールなどを用意しておくと良いでしょう。
補助便座で練習する場合は、トイレにシールを貼るなど楽しい空間になるよう心がけましょう。
男の子のトイレトレーニングの進め方
それでは、男の子のトイレトレーニングの進め方についてみていきましょう。
【①トイレに興味を持ってもらう】
まずはトイレに興味を持ってもらうことから始めましょう。
トイレを案内したりトイレに関する絵本を読んだり、「おしっこできたらカッコ良いね!」など、子どもがやる気になるような声かけをして心の準備も始めましょう。
【②一緒にトイレに行って座ってみる】
男の子もまずはおしっこは座ってするものという感覚を覚えてもらうため、一緒にトイレに行って座らせてみましょう。
補助便座やおまるに座ってもらって、「おしっこ出るかな?」など声をかけるのも良いでしょう。
ただし、おしっこが出そうにないからと言って長く座らせると嫌がる可能性もあるので、短時間で切り上げるようにしましょう。
【③生活の区切りでトイレに誘う】
いつおしっこが出そうなのか、まだ感覚を掴むのは難しいかもしれません。
また、おしっこが出そうと思っても自分から言い出せないことも多いでしょう。
まずは、朝起きてすぐやお出かけ前、夜に寝る前など生活の区切りでトイレに誘うと良いでしょう。
無理強いはせず、もしタイミングよくおしっこが出たらたくさん褒めてあげてくださいね。
【④おしっこしたそうにしていたらトイレに誘う】
トイレトレーニングが進むと、「おしっこ出そう」という感覚を掴んでくるようになります。
モジモジしていたりお尻を触る仕草をしたりしていたら、トイレに誘うようにしましょう。
トイレでのおしっこが何回か成功するようになったら、トレーニングパンツや普通のパンツに履き替えてステップアップしていきましょう。
男の子のトイレトレーニングの疑問
男の子はママとは違うおしっこの仕方なので、疑問に感じる点も多いかもしれません。
疑問に対する解決策についても解説いたします。
【立っておしっこする練習もするべき?】
男の子の場合は立っておしっこする、という印象が強いかもしれません。
お出かけ先のトイレや、幼稚園や小学校に上がると立っておしっこをする機会も増えるでしょう。
トイレトレーニングでは、おしっこが出るタイミングを掴んだり、自分でトイレに行けるようになったりすることが重要です。
おしっこを立ってする練習はまた次の段階なので、まずは座って練習しましょう。
上手に座ってできるようになったら、パパにも協力してもらって立ってする練習を始めても良いですね。
【おしっこの後は拭くの?】
男の子の場合、おしっこの後に拭いた方が良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
成人の男性によっても習慣が異なるため、パパに聞くなど家庭の判断で決める方がほとんどです。
立っておしっこをする場合は拭かない方が多いので、どちらの場合でも練習をしておくと安心でしょう。
まとめ
赤ちゃんの時はみんなおむつだったのに、いつかはパンツになります。
トイレトレーニングを始める際、ちゃんと自分でトイレに行けるようになるのか不安な方も多いかもしれません。
特に男の子の場合、ママとはおしっこの仕方が異なるので、どうやって教えたら良いのか悩みますよね。
今回ご紹介したトイレトレーニングの準備や進め方を参考にして、ぜひその時が来たら進めてくださいね。
なかなか進まず大変なこともあるかもしれませんが、子どもの気持ちを優先して、焦らず進めていきましょう。