女の子のトイレトレーニングの進め方

女の子のトイレトレーニング

今おむつを履いている赤ちゃんも、いつかはおむつを卒業してパンツを履くようになります。

おむつを卒業するための練習をトイレトレーニングと呼びますが、1歳〜3歳くらいから始める場合が多いようです。

まだ少し先のことかもしれませんが、どのようにトイレトレーニングを進めていくのか知っておくと安心ですよね。

そこで今回は、女の子のトイレトレーニングについてまとめてみました。

 

女の子のトイレトレーニングの準備

女の子のトイレトレーニングを始める前に、まずは何を準備すれば良いのでしょうか。

 

【おまるか補助便座】

トイレトレーニングにはおまるか補助便座を使用するのが一般的です。

おまるは独立した小型のトイレなので、排泄物を都度捨てる必要がありますが、どこにでも設置することができます。

補助便座は大人のトイレの便座の上に設置して使用するものですが、トイレがリビングから遠いと移動に時間がかかりますが、すぐに洗浄することができます。

ご家庭の部屋の状況や子どもの気持ちに応じて、無理なく進められるよう、選ぶと良いでしょう。

 

【トレトレーニング用パンツや布パンツ】

トイレトレーニングを始めるにあたり、子どものモチベーションを上げるのはとても大切なこと。

 

そこで、トイレトレーニング用のパンツや布おむつを準備してあげましょう。

女の子の場合は特に、好きなキャラクターのイラストが描かれたパンツだとやる気もアップする子もいます。

一緒にお買い物に行って履きたいパンツを選ぶのも良いですね。

 

【楽しい環境作り】

トイレトレーニングには楽しい環境作りも大切です。

補助便座を使用してトイレトレーニングをする場合は、子どもにとったら初めてのトイレという空間。

暗い印象のトイレだと、子どもが怖がって入りたがらなくなるかもしれません。

また、おまるでトイレトレーニングをする場合も、落ち着かない場所や不安定な場所に設置すると進めるのが難しいことも。

子どもが楽しく、そして集中できるような環境作りから始めると良いでしょう。

子どものやる気が上がるような、ご褒美シールを用意して壁に貼るようにするのもおすすめです。

 

女の子のトイレトレーニングの進め方

それでは、女の子のトイレトレーニングの進め方についてみていきましょう。

 

【①トイレに興味を持ってもらう】

トイレというものに馴染みがないので、いきなりトイレに入れたりおまるの場所へ行ったりすることが難しいかもしれません。

まずはトイレってどんな場所?おまるは何をする場所?というのを認識してもらうようにしましょう。

可愛いイラストで描かれたトイレトレーニング用の絵本を読み聞かせるのも良いですね。

女の子の中には「ごっこ遊び」も好きな子もいるので、お人形を使ってトイレをしている様子を再現するのも良いでしょう。

 

【②一緒にトイレに行って座ってみる】

「トイレは座ってするもの」という認識を持ってもらうため、座る練習から進めていきます。

いきなり座るのは難しいので、大人が座っている様子を見せてあげてください。

もし子どもが座れなかったら無理せず、タイミングをずらしてまた挑戦するようにしましょう。

 

【③生活の区切りでトイレに誘う】

便座に座ることに慣れたら、今度は「いつトイレに行くのか」タイミングを教えてあげましょう。

朝起きてすぐ、ご飯を食べる前、お風呂に入る前、寝る前など、生活の区切りでトイレに誘うとタイミングを掴みやすいでしょう。

 

【④おしっこが出そうなタイミングで誘う】

生活の区切りでトイレに行くことに慣れてきたら、今度はおしっこが出そうなタイミングで誘うようにしましょう。

この頃になると、おしっこが出そうな仕草も分かりやすくなってくるでしょう。

慣れてきたらトイレトレーニング用や布パンツに履き替えて、ステップアップしていきましょう。

 

女の子のトイレトレーニングの疑問

トイレトレーニングの進め方自体は男女でそこまで差はありません。

しかし女の子特有の問題もあります。

最後に、女の子のトイレトレーニングの疑問を解決しておきましょう。

 

【おしっこがどうして飛び散るの?】

座り方によっては、女の子の場合おしっこが飛び散ってしまうことも。

足の開き方、座っているときの姿勢や奥までしっかり座れていないことが原因の場合が多いので、

・足を閉じてする

・少し前屈みになってする

ということを意識してできるように教えてあげましょう。

難しいようであれば、飛び散っても大丈夫なように床に防水シートを準備しておくのも良いでしょう。

 

【おしっこの後は自分で拭くの?】

女の子の場合はおしっこの後、きちんと拭く習慣をつけることが大切です。

最初は難しくても、いずれは自分で拭けるように習得してもらいましょう。

トイレットペーパーをある程度重ねて使用する、おしっこは前からうんちは後ろから拭くを基本として、「ゴシゴシ」ではなく「ポンポン」と押さえるように拭くなど、おしっこの後もしっかり練習しましょう。

 

まとめ

トイレトレーニングは大変そう、というイメージを持っている方は多いかもしれません。

なかなかすぐにおむつを卒業するのは難しいので、子どものペースに合わせて無理なく進めるのが理想です。

女の子の場合は、おしっこの後にきちんと自分で拭けるようになるまで、がセットです。

それまでは根気よく付き添ってあげて、進めるようにしましょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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