赤ちゃんの予防接種におけるワクチンの種類



赤ちゃんの予防接種の種類

赤ちゃんを病気から守ってくれる大切な予防接種。

一番早い予防接種だと、生後2ヶ月から始まります。

 

予防接種のスケジュールや、同時接種できる種類などを早めに確認して、対象の月齢内でスムーズに進めたいですよね。

予防接種のワクチンの種類には、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、全部受けるとなると15回以上にも及びます。

 

15回以上といっても、全て別の日に接種するというわけではありません。

同時接種できる種類もありますし、効率よく必要接種回数を早期に完了させて、赤ちゃんを病気から守りましょう。

今回は赤ちゃんの予防接種において、生ワクチンと不活化ワクチンの種類があることと、主な種類と特徴についてご紹介いたします。

 

赤ちゃんの予防接種①生ワクチン

生ワクチンとは、生きているワクチンや細菌の毒性を弱めたりなくしたものを体内に入れ、増殖させて免疫を作ります。

実際にかかった時と同じような免疫をつくるため、軽くかかったような状態になりますが、発病するわけではありません。

 

生ワクチンは免疫が強いため、接種回数は少なくて済みます。

また、十分な免疫ができるまでは約1ヶ月かかります。そのため、生ワクチン同士の接種間隔は27日あける必要があります。

ただし、自然感染よりは免疫力が弱いので数年後に追加接種が必要な種類があることも覚えておきましょう。

 

 

【代表的な生ワクチンとそれぞれの特徴】

それでは、代表的な生ワクチンの種類と特徴をみていきましょう。

 

①ロタウイルスワクチン

≪特徴≫

ロタウイルスワクチンには2種類あり、2011年に発売された「ロタリックス」と2012年に発売された「ロタテック」があります。

 

ロタウイルスによる嘔吐や下痢の症状を軽くしたり、重い合併症などを防いでくれます。また、2020年10月から定期接種となります。

 

≪接種をはじめる月齢≫

他のワクチンとの同時接種を考慮すると生後2ヶ月からが適切(生後6週から可能)

 

≪接種回数≫

ロタリックスは2回・ロタテックは3回

 

≪接種方法≫

経口(口から飲むタイプ)

 

 

②BCGワクチン

≪特徴≫

細い9本の針を皮膚に押し付けて行うスタンプ方式が特徴的です。2〜3週間後に腫れ、数ヶ月後には自然に治りますので、触りすぎないように気をつけましょう。ただし、接種後の跡が3〜10日以内に赤く腫れ上がった場合は、接種前から発病している可能性があるので、気になる場合は受診するようにしましょう。

 

≪接種をはじめる月齢≫

生後5ヶ月(百日せきが流行しているので不活化ワクチンの一種、四種混合を3回受けてからが良いとされています。)

 

≪接種回数≫

生後11ヶ月(1歳未満)まで…1回

 

≪接種方法≫

スタンプ方式

 

 

③MR(麻しん風しん混合)ワクチン

≪特徴≫

1歳になったらすぐに受けさせたいワクチンです。地域で大流行している場合は、生後6ヶ月から任意接種することもできます。

麻しん(はしか)と風しんによる急性の発熱や発疹を予防することができます。

 

≪接種をはじめる月齢≫

1歳の誕生日すぐ

 

≪接種回数≫

2回(2回目は小学校入学前の前年)

 

≪接種方法≫

注射

 

赤ちゃんの予防接種②不活化ワクチン

不活化ワクチンとは、病原性を無くした細菌やウイルスの一部を使って体内に入れます。

生ワクチンや自然感染に比べると免疫力が弱いので、1回の接種では不十分なため複数回にわたって接種します。

 

【代表的な不活化ワクチンとそれぞれの特徴】

続けて、代表的な不活化ワクチンの種類と特徴をみていきましょう。

 

①B型肝炎ワクチン

≪特徴≫

ママが妊娠中にB型肝炎キャリアとわかった場合は、母子感染予防として健康保険として接種が可能です。

B型肝炎と将来の肝臓がんを予防するためのワクチンです。

 

≪接種をはじめる月齢≫

ママがキャリアでない場合、生後2ヶ月からヒブと小児用肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種が好ましいです。

 

≪接種回数≫

3回(生後2ヶ月に1回、4週間間隔で2回、1回目から20週経ってから3回目)

 

≪接種方法≫

注射

 

②ヒブワクチン

≪特徴≫

生後2ヶ月から接種可能。ヒブ感染症による細菌性髄膜炎と喉頭蓋炎などを予防できます。

 

≪接種をはじめる月齢≫

生後2ヶ月〜

 

≪接種回数≫

初回の接種月齢によって接種間隔と回数が異なります。

 

<初回の接種月齢別の接種回数>

生後2ヶ月〜6ヶ月:4回

生後7ヶ月〜11ヶ月:3回

満1歳〜4歳:1回のみ

5歳以上:接種不可

 

≪接種方法≫

注射

 

③小児用肺炎球菌ワクチン

≪特徴≫

命にも関わる重大な病気、小児の肺炎球菌を予防することができます。

 

≪接種をはじめる月齢≫

生後2ヶ月〜

 

≪接種回数≫

初回の接種月齢によって接種間隔と回数が異なります。

 

<初回の接種月齢別の接種回数>

生後2ヶ月〜6ヶ月:4回

生後7ヶ月〜11ヶ月:3回

1歳:2回

2〜5歳:1回のみ

6歳以上:接種不可

 

≪接種方法≫

注射

 

まとめ

赤ちゃんの予防接種の種類はいくつもあり、それぞれ特徴やスケジュールを調整するのが難しいですよね。

ワクチンの種類は大きく分けて生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。

主な種類と特徴をおさえて、スムーズに赤ちゃんの予防接種スケジュールを進めていきましょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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