育児とは
赤ちゃんが生まれたその日から、育児は始まります。
授乳、おむつ替え、お風呂など、頭で手順がわかっていても、実際に生まれたばかりの赤ちゃんを目の前にしてお世話するのは、想像していた以上に難しいものです。
赤ちゃんが泣いてる理由がわからず困惑したり、周りの子たちと比較して焦ったり、不安でいっぱいになることもあるでしょう。
こちらのコンテンツでは、初めてのママでもわかりやすいように、赤ちゃんや子どもの病気の目安、お世話をする際に気をつけることなど、基本的な育児のポイントがまとめられていますので、毎日の育児の参考にしてください。
育児を楽しくするコツ
毎日、育児や家事に追われるママは、ストレスや悩みを抱えてしまいがちです。
ときにはイライラして、家族に辛くあたってしまったり、子どもを必要以上に厳しく叱ったりしてしまうこともあるでしょう。
心身ともに疲労がたまり、息抜きの時間もなく、いつもイライラしている状態では、子どもの情緒も安定しないなど、あまり良い状態とは言えません。
育児を楽しくするためには、まずは「○○しなければいけない」といった考えを変えることから始めてみましょう。
「赤ちゃんのためにお部屋をいつもきれいにしなければいけない」「赤ちゃんのために離乳食を手作りしなければいけない」など、良き母親になろうと頑張るあまり、自分を追い詰めてしまうのは、結果としてママの負担を大きくしてしまうことになるでしょう。
子育ては、時には手を抜いたり、「ま、いいか」と適当に考えることも必要です。
子どもとの生活は、思い通りにならないことの連続ですから、完璧にすべてやろうとすると、イライラしてしまいます。適度に肩の力を抜くように意識してみると、心が少し軽くなるはずです。
父子手帳や祖父母手帳の活用
家事や育児は、ママだけの仕事ではありません。
産後すぐの体調が万全でないときや、赤ちゃんのお世話で寝不足気味という場合は、家族に協力を依頼し、みんなで赤ちゃんを育てていくようにしましょう。
パパは仕事が忙しいからと遠慮せず、どんどん赤ちゃんのお世話をお願いすることが大切です。
最初は慣れない赤ちゃんのお世話に戸惑うこともあるでしょうが、徐々に回数を重ねていけば、パパも慣れていき、赤ちゃんのことが可愛くてたまらなくなるでしょう。
パパ向けの育児本も多く出版されており、パパと共有で使用できるようなデザインのマザーズバッグや抱っこ紐なども増えています。
また、自治体によっては「父子手帳」というものがあり、育児に関する基礎知識が書かれていたり、パパと赤ちゃんの育児日記が書き込めたりするものもあります。
なかなか育児に積極的でないパパには、このようなアイテムを活用し、情報を共有することから始めてみるのも良いでしょう。
パパが単身赴任や仕事で不在がちな家庭の場合は、おじいちゃんおばあちゃんに協力を依頼するのも1つです。
ただし、昔と今とでは子育ての知識が大きく異なっているため、その点を上手に伝えることが大切です。
お住いの地域によっては、「祖父母手帳」というものを無料で配布していますので、各自治体のHPで確認してみると良いでしょう。
手帳には、昔と今の育児方法の違いが詳細に分かりやすく記してあります。
昔の知識のままお世話をしてしまうと、場合によっては赤ちゃんを危険に晒してしまうこともありますので、おじいちゃんおばあちゃんにお願いする際は、このような祖父母手帳をプレゼントすると良いかもしれません。