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産後離婚をする夫婦の特徴と円満のコツ

産後離婚をする夫婦の特徴と円満のコツ

夫婦のすれ違いが産後離婚の危機に

赤ちゃんが誕生することで家族の生活も様変わりします。
これまでは夫婦2人が中心だった生活が、赤ちゃん中心の生活に変わることや、ママの体調もしっかりと戻っていないことから思うように動けないことがあります。

 

赤ちゃんが生まれるまでママが家事のすべてを担っていたという場合は特に、パパへの負担が増えることで夫婦ともにストレスが溜まってしまうことも。
このようなさまざまな原因によって出産後に夫婦間ですれ違いが生じ、夫婦の関係が冷え切ってしまうことを「産後クライシス」と呼びます。

 

中には産後クライシスから、産後離婚へつながってしまう場合もあります。
そこでこの産後離婚の危機を回避するために、産後に離婚をする夫婦の特徴や夫婦円満のコツについてご紹介します。

産後離婚をする夫婦の特徴

赤ちゃんが生まれた後の生活を夢見ていたものの、産後のすれ違いによって離婚の危機に瀕してしまう夫婦や実際に離婚をしてしまう夫婦がいます。

 

まずは、どんな特徴があると産後離婚につながる可能性が出てくるのかをチェックしてみましょう。

 

【赤ちゃんが生まれた後も家事の負担などが変わらない】
赤ちゃんが生まれる前、ママには家事に割く時間もたくさんありましたが、産後は慣れない赤ちゃんのお世話に奮闘し、思うように家事ができなくなります。
そんな中でもパパが家事を手伝ってくれず、ママだけに家事の負担が増えることに不満が募っていきます

 

【産後に夫婦のコミュニケーションが極端に減る】
生まれたばかりの赤ちゃんは、24時間お世話が必要です。
3時間おきの授乳で常に睡眠不足で疲れているママと、仕事で疲れているパパとですれ違いが起こってしまい、夫婦間のコミュニケーションが減ってしまう場合があります

 

【赤ちゃんが生まれてからもパパの生活に変化がない】
朝から晩まで赤ちゃんのお世話をしているため、美容院すら行けずに我慢をしているママがたくさんいます。
一方で飲み会や週末に友達と遊びに行く予定を立てるなど、自由にしてしまうと、ママの不満がたまってしまいます

 

【赤ちゃんが生まれた後もお金の使い方に変化がない】
赤ちゃんが生まれると、おむつやミルク、ケア用品などでお金がかかります。
赤ちゃんの将来を見据えてお金を貯めようと考えるママもたくさんいるなかで、赤ちゃんが生まれる前と変わらず、趣味などにお金をかけている様子をみることで、将来に対して不安を抱えてしまう場合があります

 

【自分のことで精いっぱいになって相手の話をちゃんと聞けない】
ママは赤ちゃんのお世話で精いっぱいになり、パパの話をしっかりと聞けない場合があります。
逆にパパも仕事が忙しくてママの話をしっかり聞けないということもあります。

産後クライシスが夫婦の離婚の原因に?

産後に夫婦仲が悪くなってしまう夫婦の状態を「産後クライシス」と呼びます。
赤ちゃんの誕生をきっかけに夫婦の関係や環境が変化することで、すれ違いが生じた結果、産後クライシスに悩むことになります。

 

産後クライシスの背景には子育てや生活に対して不安を感じてしまうという心理状況があります。
また、出産後の女性は生理的に身体面や精神面で変化が起こります。
これらが重なることで「ママが変わった」と感じるパパが何とか関係の改善を図ってもうまくいかず、負のループに陥ってしまいます。

 

最終的には離婚を選択する夫婦がいるほど、産後クライシスは深刻な問題になり得るので、取り返しがつかなくなる前に対処することが大切です。

 

そのために、産後離婚を防ぐための夫婦円満のコツをチェックしてみましょう。

産後離婚を防ぐ夫婦円満のコツとは?

誰もが産後に離婚をしたいとは思っていません。
赤ちゃんを授かってからは、これからの明るい未来を想像しながら夫婦で夢を見ているはずです。
産後のすれ違いで離婚の危機に陥るのも本意ではありません。

 

そこで、産後離婚を防ぐための「夫婦円満のコツ」をご紹介します。

 

【お互いに思いやりを持った言動を心掛ける】
家事・育児も仕事も、どれも大変で疲れるものです。
家にいるから、家にいないからといってどちらが大変かというのは比べようがありません。
お互いにねぎらいながら、大変な時期を乗り越えましょう。

 

【家事育児は2人で!】
家事育児はママだけの仕事ではありません。
ママが一日中赤ちゃんと家にいるとしても、常時睡眠不足で疲れが取れません。
週末などにママと赤ちゃんのお世話を交代したり、家事を変わってあげるなど、ママと話し合って分担を決めましょう

 

【産後の体調や精神面の変化を認める】
産後は体調面や精神面で大きく変化する場合があります。
ホルモンバランスが崩れたりすることでイライラしやすくなったり、体調の戻りが悪くなったりもします。
それは「生理的な変化なので仕方がない」とママの変化を認めてあげることも大切です。

まとめ

夫婦の産後離婚はお互いの努力で十分に防ぐことができます。
予め産後の女性の体の変化や赤ちゃんのお世話などについてしっかり夫婦で話し合っておくとよいでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話は大変ですが、夫婦で乗り越えていきましょう。

この記事を書いたライター

きくちまい
きくちまい

2歳と6歳の子どもを育てているライター歴3年の在宅ママライターです。 幅広いジャンルで執筆中。日本中のママへ、わかりやすくて「なるほど!」な情報をお届けします!

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