赤ちゃんとパパのお出かけは難しい?
普段、帰宅時間が遅くて赤ちゃんの寝顔しか見られないという状況のパパは多いかもしれません。
そのせいか、パパが抱っこしてもすぐにママのところに行きたがる、あまりなついてくれてないのかも…など、少しさみしく感じているパパもいるかもしれませんね。
赤ちゃんは、いつも一緒にいて、抱っこしたり話しかけてくれるママが大好き。
もし、パパにあまりなついてくれていないとすれば、それは一緒にいる時間が少ないせいかもしれません。
そこで、パパと赤ちゃん2人だけでお出かけする機会を積極的に作ってみるのはいかがでしょうか。
慣れないうちは手こずることもあるかもしれませんが、2人だけで過ごす時間を作ることによって赤ちゃんと触れ合ったり絆を深めることができるかもしれません。
また、家事の合間に短時間でもパパと赤ちゃんがお出かけしてくれるとママも助かりますよね。
そこで今回は、赤ちゃんとのお出かけ初心者パパにおすすめのスポット「ショッピングセンター」と「公園」について、注意点や気を付けたい点についてまとめます。
パパとショッピングセンターへお出かけ
最近のショッピングセンターは、ファミリー連れに優しい設備を備えているところが多くなってきました。
【おむつ替え、授乳、離乳食】
おむつ替えはトイレかベビールームに設置されたおむつ替え台を利用します。
しかし、おむつ替え台を設置していない男子トイレもありますよね。また、男性ばかりのトイレの中で周囲の視線が気になる、抵抗があるというパパもいるかもしれません。
その場合は、やはりベビールームを利用するのが無難だと言えそうですね。
多目的トイレを利用することもできますが、車いすの方が最優先ということを意識しておきましょう。
授乳や離乳食の際は、フードコートを利用するのがおすすめ。ただし、パパも何か注文するという配慮は必要でしょう。
【体調管理】
ショッピングセンターは冷房や暖房が良く効いているところが多いようです。
赤ちゃんは体温調節がまだ上手にできないということを意識して、ときどき手足を触って確認してあげましょう。
特に、夏、汗をかいた後に冷房の効いた館内で過ごすと汗が冷えて風邪をひいてしまうことがあります。
背中に汗をかいているようであれば着替えさせる、汗取りパッドを使うなど気を付けるようにしましょう。
【特に気を付けたい点】
お湯を持参しない場合は、授乳室やベビールームのお湯を利用します。
個室で施錠できれば良いのですが、カーテンで仕切るだけの授乳室の場合、たとえ赤ちゃん連れのパパであっても拒否感を持つママもいます。
ミルクを作り終わったら退室して、フードコートや施設内の休憩コーナーで授乳するように移動しましょう。
【ママとやっておきたいこと】
事前にママと一緒にトイレや授乳室の位置や構造、男性の入室制限などについて確認しておきましょう。
おむつの捨て方や調乳用のお湯の扱いなども確認しておくと安心です。
パパと公園へお出かけ
公園にお出かけするときはどんな点に注意すればよいでしょうか。
【おむつ替え、授乳、離乳食】
おむつ替え台や使用済みおむつを処理するゴミ箱が設置されている公園は少ないのではないでしょうか。
ベンチなどでおむつ替えするのではなく、必要があればいったんおうちに戻るほうが良いでしょう。
お出かけ前におむつを替えておく、うんちの時間を避ける(うんちのサイクルができている場合)、などを心掛けたいですね。
また、授乳や離乳食も済ませてから出かけるようにします。
その代わり、水分補給の白湯や赤ちゃん用麦茶などを持って行きましょう。
【体調管理】
屋外に出かける時にいちばん気を付けたいのが体調管理です。
先述の通り、大人に比べて赤ちゃんは体温調節が上手にできません。暑い時は体温も上昇しやすく、寒い時は手足がとても冷たくなってしまいます。
こまめに体温確認や水分補給してあげましょう。
また、大人に比べて肌が敏感な赤ちゃんは紫外線が苦手です。帽子やUVカット素材の洋服で紫外線対策をしましょう。
【特に気を付けたい点】
公園内は決して安全地帯ではありません。
赤ちゃんが、走り回る子どもとぶつかったり、散歩中の犬に吠えられたりすることもあります。
砂場で遊ばせている間パパはベンチでスマホ…ということがないように、常に赤ちゃんに注意を向けておくことが大切です。
また、ママと比べるとついつい危険な遊びをしてしまいがち。
遊具を使う場合は、必ず事前に「普段どうやって遊んでいるか」をママに確認するようにしましょう。
【ママとやっておきたいこと】
事前にママと一緒に出かけ、公園内の施設や家からの道のりなどを確認しておきましょう。
まとめ
赤ちゃんと2人きりのお出かけで身構えてしまうパパもいるかもしれません。
でも、何か困ったことがあったら、ママにすぐ連絡を取ることもできます。
事前にミルクの作り方やおむつの替え方を練習したり注意事項をチェックしておけば、不安な気持ちも減らすことができると思いますよ。