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「子育て」の認識はパパとママで違う?

「子育て」の認識はパパとママで違う?

パパとママでは子育ての違いがある?

赤ちゃんが生まれて始まる子育て。
産休・育休を取得して赤ちゃんを育てるママに対し、今でこそ増えてきているものの、パパの育休取得率は少ないですよね。
仕事を続けているパパは子育てに関わる時間も少なくなりがちです。
そのため子育ては、出産も経験しているママが主体となって行っている家庭が多いのが現状ではないでしょうか。
同じ親ではありますが、子育てに携わる環境が違いますから、パパとママでは子育てにも違いが出てきます。

 

子育てに対するパパママの認識の違い

ママとママの子育てに対する認識の違いには、以下のようなことが考えられます。

 

【知識の違い】
パパもママも、親になるのは初めてのこと。
しかし、子育て雑誌や参考書などはママ向けに発行されてるものが多いですし、産院での赤ちゃんのお世話の指導に関しても、ママに向けて行っていることが多いですよね。
今でこそ「母親教室」の他に「父親教室」や、パパとママが揃って参加できるイベントも増えてきてはいますが、やはり育児に関する予備知識は、よほど勉強家でないかぎりはパパよりママの方が多いです。
そこに、子育てに関する認識の違いが生まれる原因が伺えます。

 

【育児の姿勢の違い】
ママは育児をしないと赤ちゃんの命に係わることもあります。
対してパパは、ママが主体となって行っている育児を「手伝う」といった認識で行っている方もいるのではないでしょうか。
親であることは平等なのですから、パパも時間がある時は主体的に育児に参加してもらいたいですね。

 

【自分では育児に参加していると思っている】
赤ちゃんとはよく遊んでくれても、オムツの変え方が分からない、ミルクのタイミング分からない…などといったパパ。
パパなりに一生懸命子育てに参加していて自分は「なんてイクメンなんだ!」と思っている方もいるでしょうが、ママにとっては「あと一歩」踏み込んだところまで手伝ってくれたら…と思うことも。

 

【母性・父性が育つ時期の違い】
妊娠を経てお腹を痛めて出産をするママは、妊娠中から母性が芽生えていたという方もいます。
一方パパは、赤ちゃんが生まれた直後から父性が芽生えるかというと、そうでもないケースもあり、赤ちゃんのお世話や成長を見届けていくうちに徐々に芽生えてくるという方も少なくなりません。
母性・父性が芽生える時期に差があると、子育てに対する思いにも温度差が生まれてくることも。

 

【子育ての価値観の違い】
パパとママは同じ人間ではありません。子育てに関しては、価値観の違いも当然生まれてきます。
子育てを完璧に行いたい方もいれば、もう少し手を抜きたいという方もいるでしょう。
パパとママが認識をすり合わせて、協力していけるといいですね。

 

子育てに関する認識をすり合わせよう

パパとママが子育てを協力しながら行っていくためには、子育てに対する認識のすり合わせが重要になります。
以下のポイントを心がけながら、赤ちゃんと、そしてパパママと接していきましょう。

 

【「パパ育て」から始まる子育て】
赤ちゃんが生まれても、いきなりパパになれないという男性。
ママも慣れない子育てをしながらでは大変ですが、「パパ育て」に少し意識を向けてみましょう。

 

パパができない・してくれないことにイライラする気持ちも分かりますが、「パパは分からないからやらないのか」と思えば、ちょっとはイライラが収まりませんか?
ママがパパにやって貰いたいたいことは、まず言葉で明確にしてみましょう。
やり方が分からなければ、「パパ育て」をするつもりで、一緒に教えていきます。

 

《業務は明確に》
例えばミルクの作り方を覚えたパパ。
一歩成長して自身が持てたかもしれません。しかし、そこで満足されてはママも困りますよね。
ミルクを作る→授乳をする→ゲップ→ガーゼで口元を拭く→オムツのチェック→哺乳瓶を洗う→消毒液を作る→時間を見て哺乳瓶を片づける
ママとしては、ここまでやってほしいわけです。

 

根気がいるかもしれませんが、一連の業務は明確に細かく教えることで、「授乳」に対する認識を持ってもらいましょう。
パパには察してほしいと思うかもしれませんが、男性は察するのが苦手。察してくれなかった時に疲れてしまうのはママです。
そこは「男性は察するのが苦手だから」と割り切って、パパを育てるつもりで接していきましょう。

 

【パパとママの役割】
ママの方が赤ちゃんと接する時間が長いため、どうしてもよく懐くのはママの方かもしれません。
特に、赤ちゃんの人見知りが始まったら「ママじゃなきゃだめだから…」なんて思ってしまうパパもいることでしょう。
しかし、これがママの「役割」です。

 

では、パパの「役割」とは。
例えば、お出かけで重い荷物を持つのは、ママよりパパの方が向いていますよね。
子どもと直接触れない分、パパには物足りないかもしれませんが、間接的でもこれも立派な子育て。
それから、体を使うような遊びだと、ママよりパパの方が安定感があり、楽しめるということも。

 

お互いが役割を認識して、子育てを協力していけるといいですね。

 

まとめ

赤ちゃんにとってはパパもママも大好きな存在です。上手に認識をすり合わせ、協力して子育てをできるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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