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子育て世帯がマイホームを持つタイミング

子育て家庭がマイホームの購入を検討

子どもが生まれて家族が増えたら、これまでの住まいを見直したい時期。
引っ越して広い部屋に…というのもいいですが、いずれはマイホームを購入して子育てをしていきたいと考えている方もいることでしょう。

子どもをのびのび育てたい

教育に良い環境で成長を見守りたい

長く付き合えるお友達が作れると嬉しい

 

…と思う一方で、子育てしながらだと金銭的にも不安があるなど、マイホームの購入も悩ましいものです。
どのタイミングでマイホームを購入すれば、子育てしていく上でベストなのでしょうか?

 

実は、子育て中にマイホームを購入する時期に関しては、「この時期が一番おすすめできる」という明確な時期はありません。
どの時期に購入してもメリットはありますし、デメリットもあります。

 

家庭の事情や収入、子どもの教育の環境なども総合的に検討していきましょう。

 

乳児期の子育て中にマイホームを購入する場合

赤ちゃんが生まれたことをきっかけに、広いマイホームを購入しようと考えているケース。
のびのび育ててあげるためにも、この時期にマイホームを購入するメリットとデメリットを押さえておきましょう。

 

【メリット】
・赤ちゃんを育てていくのに十分な環境が整えられる
・早い段階から子ども部屋を設置できることで、おもちゃなどの管理もしやすい
・ママが育休中の場合、マイホームの購入や家具、家電の買い替えを検討する余裕ができる
・子育てしやすいエリアをリサーチしてから購入できる(公園や図書館などの公共施設、園や学校までの距離、金銭的な子育てや医療の支援など)
ママが復職する時に保育園や幼稚園に入園しやすいエリアを探せる
・パパとママが若くて働き盛りのため、ローンに余裕を持って組むことができる

 

【デメリット】
・弟や妹が生まれることで、当初予定していたよりも子ども部屋が少なくなったり、家が手狭に感じることも
・ママの収入がなかったり、復職してもこれまでより下がる可能性がある
・これから子どもの進学や習い事などで思わぬお金がかかる可能性があるため、家計管理が甘いと教育資金が不十分になったりローンが苦しくなる可能性も

 

幼児期の子育て中にマイホームを購入

赤ちゃんがある程度大きくなり、保育園や幼稚園に通っている時期にマイホームを購入しようと考えているケース。
小学校や中学校以降の進級も視野に入れながら、購入を検討してみましょう。

 

【メリット】
・ママ友などから子育てしやすいエリアの情報が収集できる

・保育園や幼稚園、将来的に通う小中学校の学区や習い事がしやすい環境かを検討できる

・治安の良さをリサーチできる
保育園や幼稚園でできるお友達と一緒に小学校へ進学できる

 

【デメリット】
・乳幼児期はマイホームの壁や床にいたずらをしたり傷つける可能性があり、トイレトレーニングなどで頻繁に汚す可能性がある
・弟や妹などが生まれる可能性がまだある時期で間取りに悩む
・ママが復職したとしても、子どもの熱やなどで仕事を休みがちになる時期でもあり、収入が安定しないことも

 

小学校に入学したらマイホームを購入

小学校への進学を期にマイホームを購入しようと考えているケース。
子どもがある程度大きなって来たことで、マイホームを持つ意義が高まっている時期です。

 

【メリット】
・マイホームを極力汚したくない方は、この時期以降がおすすめ
・弟や妹が生まれるか、1人っ子なのかなど、家庭のビジョンもある程度は出来上がってきており、間取りがきめやすい
・集中して家庭学習ができる環境を整えられる
・子供が生まれてから十分な期間があり、資金をしっかり貯めてから購入できるので、理想のマイホームを購入できる
・両親の収入が安定している

 

【デメリット】
・引っ越しを伴う場合、子どものコミュニティが変化することを嫌がる可能性がある
・頭金が少ないと、定年までに組むローンはこれまでより多い

 

それ以降にマイホームを購入

子どもが中学、高校進学以降にマイホームを購入しようと考えているケース。
子どもとはいえプライベートな空間は与えてあげたいですので、現在の家が手狭な場合はマイホームの購入を検討しておきましょう。

 

【メリット】
・子どもが生まれてから十分な期間があり、計画的に貯蓄をしておける
・子どもの意見も取り入れ、進学などに合わせたマイホームを購入できる
両親の介護の問題も発生することを見越して購入する家庭もある

 

【デメリット】
・進学費用が多くかかる時期なので、マイホームと重なると支出が多くなる
・パパやママの老後の資金についても検討しなければならない時期なので、ここでローンを組むことには慎重になりたい
・子供が高校生にもなってくると、大学進学とともに家を出たり結婚も視野に入ってくるので、子ども部屋を作っても数年も使わないことも

 

マイホームは家族でじっくり検討しよう

いずれの時期に購入しても、メリットやデメリットも気になるマイホームの購入時期。
家族でじっくり話し合い、時期が決まったらそこに向けた貯蓄も頑張っていきたいですね。

長く暮らすことになるマイホームですから、後悔のないようじっくり考えて購入しましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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