赤ちゃんの「おもちゃスペース」とは?
赤ちゃんを遊ばせる為におもちゃを購入したは良いものの、いたるところにおもちゃが散らかっていませんか?
赤ちゃんがはいはいができる様になってくると、おもちゃを踏んづけて怪我をしてしまう事も考えられます。
ただ、家事や育児に追われる中で、完璧に掃除をするのは難しいですね。
そんなママやパパにおすすめなのが、部屋に赤ちゃんの「おもちゃスペース」を用意することです。
部屋の一部を、赤ちゃんのおもちゃ用、遊ぶためのスペースとして確保して、おもちゃが散らかってもその中だけで済むようにします。
おもちゃが散乱するとしても、一部のスペースなら、赤ちゃんのケガのリスクもぐっと減りますね。
そうは言っても、大掛かりな工事などはなかなかできませんね。
そんなときに役立つ、今の家に工事不要で手軽におもちゃスペースを作るための方法をご紹介していきます。
おもちゃスペースは部屋のどこに作る?
赤ちゃんは日中、ママやパパの目のそばで過ごす時間が長いため、おもちゃスペースを作るならリビングが最適です。
家族が集まる場所におもちゃスペースがあれば、遊んでいるときにも目が届きます。
リビングは広さもある部屋なので、おもちゃスペースも確保しやすくておすすめです。
日中過ごす事が多いリビングにおもちゃスペースを作っておけば、子ども部屋からおもちゃを持ち運んだり、片付ける手間も省けます。
リビングにおもちゃスペースを作るならば、赤ちゃんが寝転がっても余裕があるほどの大きさがあると安心です。
おもちゃの量や大きさにもよりますが、畳一畳分あれば十分に遊べます。
ママやパパが一緒に遊ぶ事も考えると、もう少し広く取っておいても良いですね。
おもちゃスペースを作るという事は、赤ちゃんが自由に遊べる空間を提供する事です。
その為にできるアイデアを存分に取り入れて、思わず遊びたくなるスペースをリビングに作りましょう。
ジョイントマットでスペースを確保
ハイハイができる様になった赤ちゃんは、好奇心旺盛です。
ママやパパが目を離した隙に移動して、気づいたら頭を打って泣いているということも起こりえます。
リビングにはラグやカーペットを敷いている家もが多いと思いますが、赤ちゃんのおもちゃスペースには上の写真のようなジョイントマットがおすすめです。
ジョイントマットは通常のマットよりも厚みと弾力があり、赤ちゃんが転倒した時の衝撃も吸収してくれます。
パズルの様に組み合わせて敷けるので、おもちゃスペースを作りたい範囲の分だけマットを敷く事ができて便利です。
冬場の床の冷え対策にもなり、座布団などを敷かなくてもおしりが痛くなりません。赤ちゃんが寝転んで遊ぶ事もできますね。
ジョイントマットは汚れたら拭き掃除ができるのでお手入れも簡単。ジョイントの間にホコリやゴミが溜まりやすいことにはご注意ください。
大型おもちゃや家具で空間を区切る
他にも、おもちゃ用の家具で部屋を間仕切りするのもおすすめの方法です。
おもちゃスペースをキッズサークルで囲う方法もありますが、閉鎖感や圧迫感が出てしまうこともあります。
例えば以下のような家具・おもちゃで空間を緩やかに区切ると、赤ちゃん自身も安心して遊ぶことができます。
【部屋の間仕切りに適したもの】
・おもちゃ収納棚
・大型のおもちゃのキッチン
そのほかに、DIYで家具やおもちゃを作るのもおすすめです。部屋に合ったサイズになりますし、手作りのおもちゃスペースはぬくもりを感じられますね。
おもちゃスペースを楽しく演出するコツ
おもちゃスペースは床だけではありません。
壁を使うことで、縦にも空間を使うことができます。
リビングが部屋の中でも1番広いとはいっても、テレビやソファーを置いているから実際は狭く感じますね。そんなときは、壁に着目してみましょう。
マスキングテープを使えば、賃貸のお部屋でも壁を傷つける事なくリメイクが可能です。
鮮やかな色で家や電車など、赤ちゃんが喜びそうな壁画をマスキングテープで描いてあげると、おもちゃスペースが華やかになります。
マスキングテープに加えてウォールステッカーも使えば、もっと素敵なアートができます。
床面積としては限られていても壁に絵があると、そこが赤ちゃんの専用スペース、指定席になってくれますよ。赤ちゃんの想像力も刺激してくれそうです。
まとめ
赤ちゃんのおもちゃスペースを部屋として作ることが難しくても、部屋の一部にスペースがあるだけでも赤ちゃんには十分な遊び場になります。
リビングなら目の届くところで遊ばせることができますね。
寝る部屋と遊ぶ部屋を分けてあげることは、赤ちゃんの生活リズムを整えることにも一役買ってくれます。
赤ちゃんがローテ―ブルなどでおもちゃを広げるときには、風呂敷を1枚下に敷いておきましょう。
自由に遊ばせた後は散らかったおもちゃをかき集めて風呂敷の中に包んでしまえば、あっという間に片付きます。
毎日掃除ができなくても、風呂敷の裏技を使えばおもちゃで散らかったリビングを見てストレスを溜める事もありません。
時には壁も使って、素敵なおもちゃスペースを作って下さいね!