おむつの種類
赤ちゃんが生まれた時からすぐに必要なおむつ。
赤ちゃんの成長には欠かせないアイテムで、サイズや種類も変わっていきます。
まず、おむつには大きく分けてこのような種類があります。
【紙おむつ】
使い捨てができ、おしっこをしっかりとカバーすることができます。
吸収力があるので、おしっこをした後もサラッと感じるため赤ちゃんにとって不快感が少ないでしょう。
また、紙おむつにはテープタイプとパンツタイプがあり、時期によって切り替えます。
<テープタイプ>
時期の目安:新生児〜はいはいまで
テープタイプは広げると平面状になっていて、赤ちゃんをおむつの上に寝かせて両サイドをテープを留め、お尻全体をくるみます。
ねんねをしている状態だとテープタイプの方が簡単なため、新生児からはいはいするまではテープタイプをつける方がほとんどです。
<パンツタイプ>
時期の目安:はいはい以降〜卒業まで
パンツタイプは最初からパンツ状で立体的になっていて、履かせるだけで交換を済ませることができます。
赤ちゃんが「はいはい」などのように動き始めると、寝かせておむつを交換することが困難になります。
おむつを交換することが大変と感じたら、テープタイプからパンツタイプに切り替えると良いでしょう。
【布おむつ】
最近は紙おむつが主流ですが、布おむつにもメリットがあり今でも使われている方は多くいます。
紙おむつほどカバー力はないので、頻繁に取り替える必要があります。
ですが、一度購入すればずっと使い続けることができるので、環境に優しく経済的と言えるでしょう。
【用途別おむつ】
赤ちゃんの頃は、おしっこやうんちをカバーする日常用として使う場合がほとんどですが、他にもこのような種類のおむつがあります。
・水遊び用
プールや海などで遊ぶ場合に使うおむつで、日常のおむつと比べると吸収性はありません。
・トイレトレーニング用
トイレトレーニングを始めるのが一般的には2歳後半〜3歳と言われていますが、おむつから普通のパンツに移行する際に使うおむつです。
・おねしょ用
昼間のおむつは卒業したけど夜のおねしょはまだ心配、という場合に使うおむつです。
紙おむつのサイズ
紙おむつは赤ちゃんの成長に合わせて、適したサイズを選びましょう。
月齢や体重によってサイズの種類が分かれているので、目安にして選びましょう。
<サイズ表記>
・新生児用(体重5kgまで):生まれてすぐ〜生後1ヶ月頃まで
・Sサイズ(体重4〜9kg):生後1〜3ヶ月
・Mサイズ(体重6〜12kg):生後3〜15ヶ月
・Lサイズ(体重9〜14kg):生後12〜36ヶ月
・LLサイズ(体重12〜20kg)またはビッグサイズ:生後36ヶ月〜
・スーパービッグサイズ(体重15〜30kg):生後36ヶ月〜
※メーカーによってサイズ表記と大きさの違いがあります。
おむつはいつまで?
生まれてすぐから始まるおむつですが、いつまで続くのでしょうか。
おしっこやうんちなどをカバーするための日常用のおむつとしては、3歳〜3歳半に卒業する子どもがほとんどです。
トイレトレーニングの進み具合によって個人差はありますが、おおよその目安として参考にしましょう。
また、日中のおむつが外れても、夜のおねしょ用として使うおむつは4歳ぐらいで卒業する子どもが多いです。
いつまで、という明確な年齢はありませんが、赤ちゃんの頃は特に体の成長が著しいため、その時に合ったおむつを選んで卒業するまで長く付き合っていきましょう。