赤ちゃんのおむつもれ…どう防ぐ?
きちんとおむつを替えたはずなのに…気付いたらおむつから漏れていることってありませんか?おむつから漏れると服だけでなく、寝ていた布団や抱っこ紐まで汚れてしまい、洗濯するのが大変だったという経験を持つママは少なくないでしょう。
おむつをきちんと付けられていなかった、長時間おむつ替えができずおむつの吸収可能量を超えてしまった、サイズが合っていなかったなどという原因も考えられますが、それ以外にもおむつもれの原因はあるようです。今回はおむつもれの原因をどこから漏れやすいのか場所別にまとめました。また、おむつもれを防ぐ対策を紹介していきます。
おむつもれはどこから?もれる原因は?
おむつもれと一言で言っても、どこから漏れているのか確認したことはありますか?漏れる場所別に原因を紹介するので、漏れる場所と原因をチェックしてみましょう。
【背中もれの原因】
背中からおしっこやうんちが漏れてしまっている場合、背中とおむつの間に隙間ができてしまっていることが漏れの原因です。特にテープタイプのおむつを履いているねんね期の赤ちゃんに多く、まだうんちも柔らかいため、寝ている状態ではどうしても背中から漏れやすくなってしまいます。また、足をバタバタ活発に動かすことでおむつがズレてしまい、そこから隙間ができてしまうことも。
パンツタイプのおむつを使っている子はサイズが大きすぎるか、ギャザーが折れていたり、肌着がパンツの中に入ってしまっていて伝い漏れしていたりする可能性もあります。
【お腹もれの原因】
お腹の方から漏れている場合、お腹周りに隙間ができていることが原因です。テープはしっかりお腹のサイズに合わせて止められているでしょうか。また、寝返りなどで動いてうつ伏せになるとお腹に隙間ができやすくなるので、お腹側から漏れやすくなります。また、男の子の場合は、おちんちんが上を向いたままおむつをしていると、漏れやすいです。
パンツタイプの場合、背中もれと同じく、肌着がおむつの中に入り込んでいると伝い漏れの原因になります。
【横もれの原因】
腰などサイドから漏れている場合、左右どちらかにおむつがズレていることが考えられます。左右対称にテープを止められているか確認してみてください。どちらかズレていると緩い方から漏れてしまっている可能性があります。
また、おむつのサイズが大きすぎて動いたタイミングなどに、サイドに隙間ができてしまっていることも原因として考えられます。
【股もれの原因】
股から漏れる場合は、おむつが股のサイズに合っていない、股のギャザーが内側に折りこまれているなどが原因として考えられます。テープタイプ、パンツタイプともに、股部分のサイズはメーカーごとに少しずつ違っていることがあり、同じサイズでも赤ちゃんの太ももの太さによりサイズが合っていないということがあるようです。
また、股にはギャザーがついていますが、このギャザーが、内側に折れ込んでいると股もれを起こしやすくなります。
おむつもれを防ぐポイント
おむつもれは1ヶ所だけでなく、さまざまな場所から起こっている可能性があり、それぞれに原因があることが分かりましたが、どのように防ぐといいのでしょうか。ポイントを4つご紹介します。
【ポイント①赤ちゃんの体型に合ったサイズのおむつを選ぶ】
一番大切なのは赤ちゃんの体型に合わせたおむつを選ぶことです。おむつが大きすぎると、いろいろな場所に隙間ができやすいですし、小さすぎると吸収可能量をすぐに超えてしまったり、何より赤ちゃんが苦しい思いをしてしまいますね。おむつもれが増えてきたなと思ってきたらサイズを見直してみましょう。
【ポイント②正しいつけ方をする】
おむつは正しく付けましょう。テープタイプの場合は左右対称に止めます。またうんちが緩い低月齢の時期は背中漏れをしやすいので、テープを逆「ハの字」になるように止めると背中に隙間ができづらいです。
股のギャザーはしっかりと伸ばし、お腹周りには肌着が入り込まないようにも気を付けてください。男の子の場合はおちんちんが上を向いたまま、おむつを付けないように気を付けるといいでしょう。
【ポイント③おむつのメーカーを変えてみる】
ポイント①②の対策をしても漏れてしまう場合はおむつのメーカーを変えるのも有効な方法です。メーカーによって若干サイズが違うので、赤ちゃんに合うものを探すといいでしょう。
【ポイント④小まめにおむつを替える】
最近のおむつは吸収力が優れたものが多いですが、それでも吸収可能量には限界はあります。小まめにおむつ替えをすることも、おむつもれ対策の1つです。何より、赤ちゃんが気持ちの良い状態で過ごすために、うんちやおしっこが出たらできるだけ早く替えてあげましょう。
まとめ
おむつもれはおむつ替えに慣れていない、サイズが合っていないという原因だけでなく、さまざまな原因によって起こります。その原因を見極めて、正しいつけ方をマスターし、おむつもれを防いでいきましょう。