ママと赤ちゃんの絆づくり
親子の絆というのは、赤ちゃんが生まれたらすぐに、自然と確立されるというものではありません。
日々のコミュニケーションを通して、強く結ばれていくものです。
おむつ替え、授乳など、さまざまなお世話を通し、ママが赤ちゃんに語りかけ、スキンシップをとることで、ママと赤ちゃんの信頼関係が築き上げられていきます。
そのため、言葉がわからない赤ちゃん相手でも、笑顔でやさしく語りかけを行うことが大切なのです。赤ちゃんが泣いたら「どうしたの?」「大丈夫よ」と抱っこしてあげましょう。
抱き癖がつくと言われていたのはひと昔前の話です。現在は、赤ちゃんとママの愛情を育むうえで抱っこは大切であると言われていますから、気にせずたくさん抱っこして安心させてあげてください。
幼少期に親子の絆がしっかり作られていると、自己肯定感の高い子に育つと言われています。自己肯定感の高い子は、自信に満ち溢れ、何事にも諦めない強い心を持つ子に育つ傾向にあります。
子どもにとって「どんなことがあってもママが理解してくれる」という安心感を得ることが大切なので、赤ちゃんの頃からしっかりと親子のコミュニケーションをとり、絆を深めていきましょう。
わが子に合った子育て
世の中にはたくさんの育児書があり、おすすめの子育て方法というのも色々あります。
子育てに悩んだときに、これらを参考に試してみることは良いことですが、「十人十色」という言葉があるように、すべての子どもが育児書通りに育つわけではありません。
わが子に当てはまらないという場合もあるでしょう。
しかし、だからと言って不安に思わないことが大切です。 育児書に書かれた情報を参考にしながら、わが子に合ったやり方を模索するのが良いでしょう。
わが子の個性を理解し、尊重することも必要なことです。
子育ては思い通りにいかないことの方が多いもの。
育児書通りに子育てしなくてはいけないと、自分を縛り付けてしまうと余計にイライラしたり不安に思ってしまうので、完璧さを求めずにやっていくことも大切です。
また、同じように他人と比べないことも重要です。
育児サークルなどに参加すると、周りの赤ちゃんの成長が気になったり、うちの子の成長は遅いのではと心配になることもあるでしょう。
しかし、乳児期の成長には個人差があります。
その子の性格やママの子育て環境もそれぞれ異なります。 周りと比べず、ママとその子のペースを大切にして、無理なく子育てをしていくようにしましょう。