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「ママっ子」って何?起こる時期は?

ママっ子とは?

「ママっ子」と聞くとどんな子をイメージしますか?
ママっ子とは、その名の通り常にママにべったりの子のことを言います。

 

ママとしては、自分に甘えてきてくれる赤ちゃんはとても可愛く、嬉しくもありますよね。
しかしその反面、ちょっと赤ちゃんをパパに見ていてほしい時でも、ママが離れるだけで大泣き。
自分の時間はおろか、家事すらままならない状況に悩んでいるママも多い「ママっ子」問題。

 

一生懸命赤ちゃんのお世話をしようとしているパパも、なかなか懐いてくれずに心が折れてしまったり、拗ねたりしてしまうことも。
そんなパパと赤ちゃんの板挟みに合い、「いったいこの状況はいつまで続くの?」とストレスに感じているママもいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は赤ちゃんがママにべったりなママっ子の時期は、いつからいつまでなのか、そして上手な向き合い方などについてご紹介します。

 

ママっ子はいつから?

ママっ子になる時期や、その程度には個人差がありますが、一般的には赤ちゃんがはっきりと、ママと他人との区別がつけられるようになる、生後6ヶ月頃から起こると言われています。

 

早ければ生後7ヶ月頃からずりばいが始まる子もいますが、ずりばいやはいはいなど、赤ちゃんが自分の意思で動けるようになると、ママの後をどこまでもついてくる後追いをするようになるでしょう。

特にママっ子の赤ちゃんは、ママの姿が見えなくなると不安で泣いてしまうことが多いです。
一生懸命ママの後を追いかける姿は非常に可愛らしくもありますが、思うように家事が進まなくてイライラしてしまうこともありますよね。

またこの頃から、人見知りをする子も出てくるため、より一層ママっ子となり、ママにべったりな状態になることが多いです。

 

ママっ子の時期はいつまで?

赤ちゃんが保育園や幼稚園へ通うようになると、ママ以外の人との関わりが増えます。
今まで赤ちゃんの周りにいるのはママをはじめとした家族だけだったのが、先生やお友達がプラスされることで、赤ちゃんの世界はぐんと広がります。
そのため、保育園や幼稚園の入園をきっかけに、ママへの執着が減っていく子が多いようです。

 

他にも、自立心が芽生えたタイミングで、ママへの執着がおさまったというケースもあります。

1歳半~2歳頃なると、赤ちゃんは何でも「自分でやりたい!」と思うようになります。
着替えや歯磨きといった日常動作をママの手を借りなくても行いたいという欲求は、赤ちゃんの自立心が芽生え始めた第一歩でもありますね。
このような赤ちゃんの心の成長と共に、「ママじゃなきゃ嫌!」という気持ちが落ち着いてくることが多いようです。

ママ以外の人でも、赤ちゃんを任せることができると、ママがリフレッシュする時間をつくることができるので、精神的にも楽になるはずですよ。

 

【時期別】ママっ子との向き合い方

そう長くは続かない「ママっ子」ですが、ママじゃなきゃダメ…という時期の真っ最中は、ママも少し疲れてしまうもの。

一体、どのようにしてママっ子の赤ちゃんと向き合えば良いのでしょうか。

 

【生後6ヶ月~1歳半頃】
この時期のママっ子の赤ちゃんは、ママが少しでも離れるとどこかへ行ってしまうのではないかという不安を抱いてしまいます。
「すぐに戻ってくる」ということがまだ理解できていない赤ちゃんにとって、ママの姿が一瞬でも見えなくなることは永遠の別れのように感じてしまうのかもしれません。

 

とはいえ、片時も赤ちゃんと離れないというのは難しいですよね。そのため、赤ちゃんから少し離れなければいけない時は声をその都度声をかけてあげるようにしましょう。

「ちょっとトイレに行ってくるからね」

「すぐに戻ってくるよ」

など、赤ちゃんの目を見て伝えるようにしましょうね。

「すぐ戻ってくるよ」とママが言った後、本当に戻ってきてくれたという経験を積むことで、少しの時間は待っていられるようになっていきます。
ママが赤ちゃんの元へ戻ってきたら、「待っていてくれてありがとうね」と抱きしめて褒めてあげるようにしましょう。

 

「夢中で遊んでいるから今のうちにそっと離れよう」と、赤ちゃんに何も話しかけないママも多いかもしれませんが、赤ちゃんにとって気づいた頃にママがその場からいなくなってしまっていたというのはとても不安なことです。
できるだけで赤ちゃんに話しかけてあげることで、ママと赤ちゃんの信頼関係がより深まりますよ。

 

 

【1歳半以降】
1歳半頃から、何でも「自分やりたい!」という欲求が生まれてくる子が多いです。
これは赤ちゃんの自立心が芽生えた証拠でもあるため、ママはその気持ちをなるべく尊重するようにしましょう。
「自分でできた」という経験が赤ちゃんの自信となり、ママへの依存度もだんだんと軽減されます。
とはいえ、まだまだママに甘えたいのがママっ子。
突き放すのではなく、赤ちゃんに寄り添いながら、時には思い切り甘えさせてあげましょうね。

 

まとめ

ママにべったりなママっ子。「ママ、ママ」と常について回られると、可愛さ以上にストレスを感じてしまっているママもいるかもしれません。
しかし、そんな時期も期間限定。いつの日か、ママが抱っこをしてあげたくても、させてくれなくなる日がやってきます。
家事などは上手に手を抜いて、ママの休憩の時間を確保しながら、今だけの可愛い時期をしっかりと目に焼き付けおいてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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