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赤ちゃんが帽子を嫌がってしまうときは
お出かけする様になると、紫外線や防寒で帽子が活躍します。
赤ちゃんはまだ髪が生えそろっていない事もあり、頭皮や柔らかい頭の骨を守るという意味でも帽子が役だってくれるのです。
しかし、赤ちゃんにとって帽子は見慣れない存在ということも多く、いきなり頭を覆われて不快に感じる事もあります。赤ちゃんが一度帽子に対して悪いイメージを持ってしまうと、かぶるたびに嫌がってしまって大変ということもあるかも。
赤ちゃんが帽子を嫌がったときの対処法や帽子をかぶらせるときにやってはいけないNG行動を知っておきましょう。
①赤ちゃんが好きな素材の帽子に変える
赤ちゃんが帽子を嫌がる理由は、かぶったときの感触が気に入らないからかもしれません。
例えば、アクリル素材のニット帽はチクチク、麦わら帽子はごわごわした不快な感触だと感じているのかも。
普段、赤ちゃんが直接触れている素材は、綿やガーゼなど柔らかい肌触りのものが多いと思います。
赤ちゃんがそういった素材に慣れて好んでいれば、チクチク、ごわごわした肌触りは嫌だと感じているのかもしれません。
赤ちゃんが好きな綿素材のものや、ニットでもチクチクしないものを選んでかぶせてみるのも1つの対処法です。
②鏡の前で帽子をかぶせて褒める
赤ちゃんは鏡に興味を惹かれることがあります。自分の姿が映って、それが同じ動きをするのが面白いのかもしれませんね。
そんな鏡の前で帽子をかぶらせてみると、意外とすんなり受け入れてくれるかもしれません。
鏡の前で帽子をかぶった自分を見せてあげて、ママやパパが「可愛いね!」「かっこいいね!」と褒めてあげればさらに効果的かも。
赤ちゃんは帽子という存在を知りませんから、帽子とはこうやってかぶるものだ、かぶると素敵になれるものだというのを視覚化してあげる事も重要です。良く分からないものが肌に触れている事で嫌がっているケースも考えられます。
帽子の存在を認識させ、それをかぶっている自分の姿を見せる事で、帽子を理解して良いイメージを持ってくれるかもしれませんよ。
更に、ママやパパが喜んでくれていれば、帽子に対してのイメージは向上します。
褒める時には、なるべくオーバーリアクションがおすすめです。
③集中している間に帽子をかぶせる
赤ちゃんがおもちゃやテレビに集中している時にそっと帽子をかぶせるのも有効な手段です。集中していると頭に意識が向かないので、帽子に気づかずうまくいくことがあります。
単純ですが、これで成功しているママやパパも多い方法です。
帽子に気づくと自ら脱いでしまうかもしれませんが、何度か繰り返していく中で自然とかぶってくれるようになります。根気よく、さりげなく続けてみましょう。
④ママやパパが帽子をかぶって見せる
赤ちゃんに帽子を認識させる手段として、ママとパパが実際にかぶっているところを見せる事も効果的です。
赤ちゃんは大人の真似をしたがるときがあります。大好きなママやパパが帽子をかぶって楽しそうにしていたら、自分もかぶりたくなるかも。
そんなサインを見つけたら、すかさず帽子をかぶらせて「みんなお揃いだね」と声をかけてあげてください。親子で同じ色で揃えると赤ちゃんも安心して、より、かぶりやすくなります。
帽子をかぶせるときのNG行動
赤ちゃんが帽子を嫌がって、イライラしてしまう事もあるでしょう。
こちらとしては、よかれと思って帽子をかぶせているのに、ポイっと投げられてしまい、その繰り返し。
ついつい「いい加減にして!」と言いたくなる瞬間もありますね。ですが、以下のような対応は避けましょう。
・頭ごなしに怒る
・無理やり帽子をかぶせる
・周りの子と比べて焦る
まだ意思表示ができず、コミュニケーションがとれないからこそ、もどかしくなってしまいますよね。しかし、頭ごなしに怒ると赤ちゃんはビックリしてしまいます。
帽子をかぶらない事、嫌がる事が悪いとは思っていないからです。
ママやパパに怒られて、帽子に嫌なイメージを持ってしまうこともあるので避けたいですね。
同様に、無理矢理に帽子をかぶせるのもNGです。
嫌がっているのに強制されると、赤ちゃんは帽子をかぶる=嫌な事をさせられると認識してしまいます。
そうなると、出かける前にグズる様になったり、帽子をかぶる事に対して嫌なイメージが定着してしまうのです。
周りの子と比べて焦ることも避けたいですね。赤ちゃんはそれぞれ、自分のペースで成長しています。「どうしてうちの子だけかぶれないんだろう」と悩むとママもつらくなってしまいます。
帽子がかぶれないときは、帽子をかぶらないで済む対処法を考えるのも1つの手です。
例えば紫外線対策なら、例えばママの日傘に一緒に入る、日陰を通る、ママが大きな帽子をかぶって抱っこ紐の赤ちゃんに日差しが当たらないようにする・・・なども対策になるかもしれません。
まとめ
赤ちゃんが帽子をかぶるのを嫌がるときの対策には、帽子は良いものだと伝えてあげることが肝心です。
もちろん、大人でも帽子があまり好きではないという人もいますから、それぞれに好みはあります。
だからこそ、神経質にならずに大らかな気持ちで帽子の良さを表現し、時には体現して伝えて下さいね。赤ちゃんとママがお揃いの帽子でお出かけできるのも可愛いですね。ぜひ、試してみてくださいね。