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ふれあい遊びが親子にもたらす効果

ふれあい遊びが親子にもたらす効果

ふれあい遊びがもたらす赤ちゃんへの効果

赤ちゃんは生まれてから身の周りの様々なことを吸収し、大きな成長を見せてくれます。
ママやパパをはじめとしたいろんな人との関係を築きながら、人間の基礎となる部分を作っていく大事な時期にふれあい遊びを楽しむことは、赤ちゃんの成長を大いに促してくれます。
積極的に取り入れて、楽しい時間を過ごしていきたいですね。

 

ふれあい遊びが赤ちゃんにとっていいこととはわかっていても、具体的にはどんな効果が期待できるのでしょうか。

 

【オキシトシンが分泌される】
リラックスした気持ちで触れ合うことで、赤ちゃんにはオキシトシンという脳内物質が分泌されます。
これは愛情ホルモンとも呼ばれているもので、親子の愛情を深めたり、ストレスに対する耐性が身につくとも言われています。
きちんと分泌されていると、成長するにしたがって怒りや恐怖心、闘争心など自分のメンタルを、しっかりコントロールできるようになります。

 

生後1年までにオキシトシンの影響をたくさん受けることで、以降もオキシトシンが分泌されやすい体質になることから、赤ちゃんの今後の成長過程でも

・優しい子どもになる
・社会性が身につく
・協調性が生まれる
・頭が良くなる傾向がある

とも考えられています。

 

【心が安定する】
生まれたての赤ちゃんは、まだ目が見えません。
そのため、ママやパパに抱っこしてもらい、声を聴いたりしてスキンシップをとりながらその存在を知ることとなります。
ママといると楽しい、パパに抱っこしてもらうと安心できる、信頼できるといった気持ちになり、赤ちゃんの心が安定します。

 

心が安定し、人を信頼できることから、自立心が芽生えるのも早くなると言われています。

 

ふれあい遊びはママやパパにも効果が

赤ちゃんに様々な影響を与えてくれるふれあい遊びですが、実はママやパパのメンタルにも効果があるんです。

 

【愛情深くなる】
ふれあい遊びで赤ちゃんから様々な反応が返ってくると、こちらも嬉しくなると思います。
遊びを通じて、より一層親子の愛情が深まる効果があります。

 

【オキシトシンが分泌される】
オキシトシンが分泌されるのは赤ちゃんだけではなく、ママにも分泌されるのです。
ストレス解消やリラックス効果があるため、育児に疲れたというママは時々休憩して、赤ちゃんとのふれあい遊びを楽しみながら、赤ちゃんのかわいらしさに癒されてみてください。

 

【βエンドルフィンが分泌される】
赤ちゃんとのふれあい遊びを楽しむことで、不安やストレスを押さえ、安心感を与えてくれるβエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されます。
神経を落ち着かせてくれる作用があり、赤ちゃんと一緒にいるとホッとするのは、βエンドルフィンが作用しているためと考えられます。

 

赤ちゃんとふれあい遊びをやってみよう

ふれあい遊びとき聞くと、難しい歌や手遊び…と考えがちですが、赤ちゃんと楽しめるならどんなことでも構いません。
赤ちゃんをあやしてあげることも大事ですが、ママやパパが一緒にいて楽しんでいる姿を見ているだけでも、赤ちゃんにとっては楽しい時間になります。
抱っこや語りかけも、ふれあい遊びです。赤ちゃんと楽しむことを意識して、遊んであげましょう。

 

【歌をきかせてあげよう】
赤ちゃんを抱っこした時、寝かしつけの時、お世話をしている時。ママの優しい声で歌を歌ってあげましょう。
「ぞうさん」や「きらきら星」など、知っている童謡を歌ってあげるといいですね。
歌に合わせて手をたたいてリズムをとってあげるだけでも、立派なふれあい遊びです。

 

【つんつんこちょこちょ】
赤ちゃんの体をつんつんしたり、こちょちょしたり。
大好きなママにくすぐってもらうと、赤ちゃんはその感覚にとっても喜んでくれます。

 

【いないいないばぁ】
生後5〜6ヶ月頃になると、いないいないばぁを楽しめるようになります。
道具も何も必要なく、誰でも気軽にできるふれあい遊び。
赤ちゃんはママやパパの顔が飛び出す…と分かっていているので、何回繰り返してもわくわくする気持ちが沸いてきます。

 

【ボール遊び】
ボールを投げて転がっていく様子を眺めたり、自分で投げてみたり。
ママやパパが拾ってきて「はい、どうぞ」をするやり取りも、赤ちゃんにとっては楽しいもの。
できたら「上手だね」とほめてあげると、さらに楽しくなってきます。

 

【たかいたかい】
体つきがしっかりしてきた生後7ヶ月ころから、抱っこからさらに視界が広がるたかいたかいを喜びます。
パパやママがしっかり支えてくれる安心感があるからこそ楽しめる遊びですが、赤ちゃんが怖がるようなら控えましょう。

 

親子でふれあい遊びを楽しもう

この他にも、歌や手遊びに合わせたふれあい遊びなどが数多くあります。
子育て本などでも紹介されていますし、子ども番組などで様々な遊びがされていますよね。
参考にしながら、赤ちゃんと楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

大事なのは「ママやパパと赤ちゃんが一緒に楽しむこと」です。
赤ちゃんはもちろん、大人にも効果があるふれあい遊び、積極的に取り入れていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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