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「ママ」から「お母さん」への切り替えはいつ?

「ママ」から「お母さん」への切り替え

わが子には、「お母さん」や「ママ」、どちらで呼ばせていますか?
「ママ」は「お母さん」よりも発音がしやすく、一昔前にくらべると「ママ」「パパ」呼びの家庭はとても多いです。

 

しかし、今は「ママ」と呼ばせていても、ゆくゆくは「お母さん」呼びに切り替えていこうと考えているママも多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「ママ」から「お母さん」呼びへの切り替えについて、タイミングや方法などをまとめました。

 

なぜ「お母さん」呼びにしたいの?

そもそも、なぜ「お母さん」呼びから「ママ」呼びにしたいという意見があるのでしょうか。
以下でよく聞く意見をご紹介します。

 

【自分が「お母さん」呼びだから】
ママの幼い頃は、どちらかといえば「お母さん」呼びの子が多い時代だったのではないでしょうか。
そのため、ママ自身が「お母さん」と自分の親を呼んでいた場合、やはり「ママ」と呼ばれるのには違和感を抱きやすいのかもしれませんね。
「ママ」というのは自分のキャラクターにも合っていないな、と感じるママもいるようです。

 

【子どもっぽいから】
やはり「ママ」というのは、どうしても子どもっぽい印象を持つ人が多いようです。
子どもの時ならまだしも、成長して高校生、大学生、そして社会人となった時のことを考えると、「お母さん」と呼ばせたいと感じるのかもしれませんね。

 

しかし、近年では大人になっても「ママ」呼びをしている人は多いです。

そのため、赤ちゃん自身が大人になるころにはもっと増えて、違和感はなくなるのかもしれませんよ。

 

【男の子だから】
男の子が成長したときに「ママ」と母親のことを呼んでいると、少し頼りない印象になってしまうという声も。
どうしても「ママ」というのは幼く、甘えん坊のイメージを抱きやすいため、「マザコンのように感じる」という人も多いようです。

 

また、ママ自身は良いと思っていたとしても、男の子が成長した際に「ママ」呼びをしていると、周りにからかわれてしまうこともあるようです。
わが子が嫌な思いをしないためにも、早めに「お母さん」に切り替えたいと思っているママもいます。

 

しかし、先述したように近年では大人になっても「ママ」呼びをしている人は多いです。
感じ方は人それぞれですが、「男の子だから」というのは、令和の時代に少し遅れた考えかもしれませんよ。

 

いつ「お母さん」呼びに切り替える?

【おしゃべりが上手になったら】
だんだんとおしゃべりが上手になってきて、2語文・3語文が出るようになったら「お母さん」へ切り替えていったという家庭は多いです。
しかし、今までずっと「ママ」と呼んでいたので、子どもが切り替えるのはなかなか難しいようです。

 

そのため、この時期から「お母さん」呼びに切り替える場合は、ママが自分自身のことを「お母さん」と呼ぶことを徹底し、パパやおばあちゃんなどにも協力をしてもらうと良いでしょう。

 

注意したいのが、子どもが「ママ」と呼んだ際に「お母さんでしょ!」などと注意をしないことです。
だんだんと「お母さん」という呼び方に慣れてきてくれるはずですよ。

 

【年少さんになったら】
幼稚園や保育園の入園・また年少さんへの進級を機に「お母さん」へ切り替える家庭も多いようです。
この頃になると、子どもも親の言っていることがしっかりと理解できるので、切り替えのハードルは少し下がるかもしれませんね。

 

「幼稚園(保育園)に入って、お兄さん(お姉さん)だから、『お母さん』って呼ぼうか」などと声をかけてあげると分かりやすいでしょう。

 

しかし、お友達には「ママ」呼びの子もいるかもしれません。
「『ママ』と呼ぶのは赤ちゃんだから、恥ずかしいよ」などといったマイナスのイメージは与えないようにしましょう。
子どもがお友達をからかったりしないような配慮も必要ですね。

 

また、子どもによっては「お母さん」呼びの切り替えを嫌がることもあります。
そんな時は無理強いせずに、進級のタイミングなどで改めて声をかけても良いでしょう。

 

【小学生になったら】
小学生になったら、「お母さん」呼びに切り替えたという家庭もありました。
小学校入学のタイミングで、「お母さん」呼びに切り替える他の家庭も増えてくるので、子どもも受け入れやすいかもしれません。

 

しかし、小学生となると、今まで以上に自分の意思もしっかりとしてきます。
そのため子ども自身が「『ママ』呼びでも何の問題もない」と感じるかもしれませんね。
そのような選択をした場合は、やはり無理強いはしないで子どもの意見を尊重しましょう。

 

まとめ

今回は、「ママ」呼びから「お母さん」呼びの切り替えについてまとめましたが、「子どもに任せている」という家庭も多くあります。

子どもが生活していく中で、「ママ」という呼び方に違和感や不便さを感じたら、自然と切り替えをしていくことも多いのです。
また、友人の前では「お母さん」呼びをして、家庭では「ママ」と呼ぶなど、子どもながらにシーンで使い分けていることもあります。

 

ママが思っている以上に、子どもには子どもの世界があるもの。
決して無理強いせずに、ママと子どもが過ごしやすい呼び方で過ごせると良いですね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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