ママっ子を改善したい
赤ちゃんが「ママ大好き!」だと可愛くてとても嬉しくなりますよね。
ですがその反面、人見知りが激しかったりパパを嫌がったりするなど困ることもあるかもしれません。
ずっとママにべったりだと、ママの身動きが取れず不自由を感じる場合も出てくるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんがママっ子になる理由や改善する方法について解説していきます。
赤ちゃんがママっ子になる理由
それではまず、赤ちゃんがママっ子になる理由についてみていきましょう。
【ママと一緒に過ごす時間が長い】
赤ちゃんはお腹にいる時からママと過ごしているので、自然と一緒に過ごす時間が長くなります。
多くの家庭ではママが主体で育児を行なっていることでしょう。
赤ちゃんとママは常に一緒にいる存在なので、赤ちゃんがママっ子になるのは至って自然のことと言えるでしょう。
【ママを信頼しているから】
一緒に過ごす時間の長い他に、ママに対して大きな信頼があるからというのも理由の一つ。
赤ちゃんが泣くとママが来てくれてお世話をしてくれる。
そんな存在に、圧倒的な信頼を持つのも必然と言えるのではないでしょうか。
ママっ子のメリット
赤ちゃんがママっ子になるのは自然なこと。
その反面、ずっとべったりだと困るという一面もあるかもしれませんね。
まずはママっ子の場合のメリットから挙げていきます。
【愛着形成ができている】
乳幼児期の愛着形成は、その後の社会性の発達に大きく関わります。
親子で愛着形成ができていると、愛着の対象がその場にいなくても、愛着を維持できるようになります。
これからお友達などとの関わりが増えていく中で、欠かせない成長過程と言われています。
ママっ子になった赤ちゃんは、この愛着形成ができていると言えるでしょう。
【思い切り「可愛い」を感じられる】
成長するに従って、今のようなママべったりという状態は減っていきます。
赤ちゃんの時期だけのママっ子な行動や言動は、後に大切な思い出として残るでしょう。
こんな可愛い時期に思い切り「可愛い」を堪能できるのは、ママっ子の大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
ママっ子のデメリット
続いて、ママっ子になった場合のデメリットについてもみていきましょう。
【ママが休みたい時に休めない】
ママが元気な時はママっ子の赤ちゃんと過ごすのは楽しい一面が多いでしょう。
しかしいざ、ママが体調を崩したり一人で休みたいと感じたりした際、パパなどにお世話をするのが難しくなるかもしれません。
ママが少し離れて休みたくなった時でも、ママっ子の場合は常にママと一緒にいたいのでなかなか容易に離れられなくなる可能性も。
【ストレスになる時も】
赤ちゃんが常にくっついてくることに最初は可愛いと感じていたものの、長い期間続くとストレスを感じる方もいるかもしれません。
ママっ子ではなくても、いわゆるワンオペの状態が続いているとママが育児疲れに陥ってしまうかも。
毎日となるとさすがのママでも疲れてしまうのは当然とも言えるでしょう。
【パパが育児参加してくれない】
赤ちゃんがママにべったりだと、「パパが嫌」という拒否反応を見せることもあるかもしれません。
そうなると、パパも「やっぱりママが良いんだね」とママに譲ってしまいパパの出番がさらに少なくなってしまうことも。
パパに手伝ってもらいたいのに、それだと困ってしまいますね。
ママっ子を改善する方法
赤ちゃんがママっ子になるのはとても自然なことですが、中にはずっと一緒だとストレスになる方もいるかもしれません。
ママっ子を改善したいと思っている方はぜひ、対処法もみておきましょう。
【パパにもっと育児参加してもらう】
やはり一番の対処法はパパの育児参加と言えるでしょう。
パパが赤ちゃんのお世話をしたり遊んだりしようとしても、赤ちゃんが泣いてしまって手に負えない場合もあるかもしれません。
ですがそれも最初だけと思って、泣き止むまで気長にパパに任せるようにしてみましょう。
休日はパパと二人で出かけてもらったり、家族でお出かけする際も抱っこはパパに任せたり、徐々に任せていくと良いでしょう。
【待ってくれることができたら褒める】
赤ちゃんはママから褒められると嬉しくなります。
ママとべったりから少しずつ離れる時間を作るために、待つことができたらたくさん褒めてあげるのはいかがでしょう。
例えばママがトイレに行っている間にトイレの外で待ってくれていたら「待っててくれてありがとう」と褒めてみましょう。
褒めることを繰り返しているうちに、ママっ子が自然と軽減されていくかもしれません。
まとめ
ママ大好き!という赤ちゃんからの気持ちはとても嬉しいですよね。
ママと赤ちゃんの信頼関係が築かれ、愛着形成が出来ている証拠とも言えるでしょう。
赤ちゃんにとって、過ごす時間の長いママに対してべったりしたくなるのは自然なこと。
ですが、赤ちゃんとずっとべったり、というのはなかなか大変ですよね。
ママっ子を少し軽減させたいという方は、パパに任せられる部分は徐々にお願いして、負担を少しでも軽くすることから始めていくと良いでしょう。
そのうちいつか、ママっ子から卒業する日がやってきます。
それまでぜひ、今の可愛いママっ子な赤ちゃんを大切にしてあげるのも良いでしょう。