育児情報はどこから得る?
育児をするママは、大なり小なり何かしらの悩みを抱えています。初めての育児ならなおさら悩みも多いでしょう。どうしたらよいのだろうと悩んだときや、あらかじめ備えておこうと思ったときにママはどこから情報を得ているのでしょうか。
主に以下の6つの方法が挙げられます。
【主な育児情報源】
①ママ友や先輩ママ
②自治体
③子育て支援センター
④子育て情報サイト
⑤SNS
⑥本や雑誌
今回はこの6つの情報源について、それぞれの特徴をご紹介します。
①ママ友や先輩ママ
育児情報を得るための最も身近な方法は、ママ友です。
同年代の子どもがいるママなら、悩みも分かり合えるため相談がしやすいですし、先輩ママなら、今後の子どもの将来のことや不安なことについて、しっかりアドバイスがもらえるでしょう。
どちらも実体験を元にした「リアルな育児情報」を聞くことができるので、非常に参考になります。地域の子育てサークルなどで、仲の良いママ友を作っておくと困った時に強い味方になってくれるはずです。
②自治体
つい見逃してしまいがちなのが自治体による情報です。自治体のホームページや広報誌にも育児情報が掲載されています。健診や予防接種、育児サークルやイベント等の子育て情報を得ることができるので定期的に確認しておきましょう。
③子育て支援センター
子育て支援センターは厚生労働省が行う地域子育て支援拠点事業の1つで、地域の子育て支援の拠点となる場所です。名称は自治体によって異なります。子育て支援センターは主に、親子が遊ぶ場所の提供、子育てに関する相談と援助の実施、育児情報の提供、子育てに関する講習の実施を行っています。
そのため、育児情報を得るだけではなく、子育てに関する相談もすることができます。育児に対する知識のある専門のスタッフに相談にのってもらうことができるので、新米ママにとっては非常に心強いでしょう。
ママ友とは違い、専門家の意見は客観性もあるため、受け入れやすいことも多いと思います。
④子育て情報サイト
インターネットで検索したたくさんの子育て情報サイトなら、気軽にいつでも情報を得ることができます。携帯電話やパソコンから24時間いつでも検索することができるので、「今すぐ知りたい!」という悩みに役立ちますね。
掲示板があるサイトなどもあり、直接自分の聞きたいことを先輩ママや同じ状況のママに聞くこともできます。事前予約をしたり、わざわざ相談先に出向く必要がないので手軽に利用できるというのが最大のメリットです。
ただし、匿名でやりとりをするからこそのトラブルも多いため、こうした情報サイトの掲示板だけに頼るのは避けるようにしましょう。あくまで参考程度と捉えておくのが良いです。
⑤SNS
インターネットの子育て情報サイトと同様、SNSでも育児に関する情報を得ることができます。
主にトレンドの育児グッズやベビー服、お出かけスポットなどの情報が多く、「いまどき」の育児を知ることができるでしょう。SNSも子育てサイトと同じように時間や場所を選ばずにいつでも情報を集めることができます。
⑥本や雑誌
育児に関する本や雑誌も書店や図書館に行けばたくさんあります。初めて育児をするママは、基本的な育児本や子どもがかかりやすい病気に関する本などを買って読んでおくのもおすすめです。家に何冊か置いておけば、何かあったときに思い出して再度読むこともできます。
ゆっくり読書をする時間のないママでも、雑誌であれば簡単に読むことができますよね。最近では、リアルな子育て話をテーマにした育児漫画なども人気あります。ちょっとした育児の合間に読むことができ、リフレッシュにもなるでしょう。
育児情報を得るときの注意点
これだけたくさんの情報があると、何を参考にして良いのか、悩んでしまうママも多いでしょう。情報の内容に左右され、一喜一憂するママも少なくないと思います。育児情報尾を得る際には以下のポイントをおさえ、自分の考えに合った情報源を見つけるようにしましょう。
【正しい情報かどうか見極める】
SNSなどから情報を得るときには、その情報が正しいかどうかきちんと見極める必要があります。誰でも簡単に情報を発信することができるからこそ、誤った情報も溢れています。公的な機関や病院や大学などの専門家の情報なら問題ないですが、その他個人からの情報は注意が必要です。誤った情報で赤ちゃんが危険にさらされることがないように、1つのサイトに頼り過ぎないようにしましょう。
【自分の価値観に合っているか判断する】
育児に関する考え方や価値観は人それぞれです。たくさんの情報があったとしても、それがわが子に合うかは別問題です。たとえおすすめされている方法が自分の子どもには合っていないとしても、あまり悩み過ぎないようにしましょう。あくまで参考程度と捉えることが肝心です。
まとめ
育児情報を得る手段はいくつかあります。自分に合った方法で情報を得て、育児に役立ててください。あくまで育児に関する1つの情報であり、その情報に頼り過ぎないようにしましょう。わが子のことを1番良く知っているのはママです。様々な情報を参考に、ママが納得したやり方を選ぶようにしてくださいね。