育児ストレス限界!「一人になりたい」とき
育児ストレスが溜まってくると、「もう無理!」「たまには一人になりたい!」と思うこともありますよね。
昼夜問わず、常に赤ちゃんに付きっきりのママですから、自分のぺースで生活できず、ゆっくり寝ることもご飯を食べることもできないことが多いもの。
それが毎日、何ヶ月も続けば、誰だって「一人になりたい」と思うことでしょう。
そんな育児ストレスが限界に達してしまったときは、一体どのように対処すれば良いのでしょうか?
そこで今回は、育児中に「一人になりたい!」と思ったときに試して欲しい対処法をご紹介します。
なぜ「一人になりたい」と思うの?
待望の赤ちゃんと対面し、わが子と共に過ごす日々。
それはとても幸せな光景に思えますが、現実はそうとは限りませんね。
一体なぜ、多くのママたちは「一人になりたい」と感じてしまうのでしょうか?
【理由①ワンオペ育児に疲れたから】
男性も育休取得が推進される一方で、実際はなかなか仕事を休むことができず、ワンオペ育児を強いられるママがほとんどですよね。
言葉も通じない赤ちゃんと四六時中2人だけで過ごす環境と言うのは、なんだか周りの世界から取り残されてしまったような…そんな感覚に陥るママも多いもの。
たまには一人でゆっくり買い物や食事を楽しみ、ストレスを発散したいと思うのも決して不思議なことではないんですよ。
【理由②自分の時間がないから】
ワンオペ育児だと、当然ママがゆっくり過ごせる時間がありませんね。
家事に育児に仕事に…と、毎日時間に追われてしまうこともあります。
自分の時間がないことは、誰にだってストレスですよね。
たまには自分一人の時間を好きなように過ごしたいのがママたちの本音かもしれません。
一人になりたいときにすべきこと
もし育児ストレスが溜まって「一人になりたい」と思ったら、どうすればいいでしょうか?
「一人になりたい」と感じるのはママの心からのSOSのサインです。
ママだから…と無理をするのではなく、以下を参考に積極的に自分の時間を作るようにしてくださいね。
【パパへもっと協力をしてもらう】
先述したように、そもそも「一人になりたい」とママが思ってしまうほど育児ストレスが溜まっている状況は、何かしら原因があるはずですよね。
寝不足で疲れていたり、ワンオペ育児でママばかりに負担が偏っていたり…。
ですからまずは、パパと話し合って、もう少し協力してもらえないか相談してみましょう。
たとえば
・早く帰ってきたときは夕食の食器洗いをやってもらう
・週に1度は必ずパパと赤ちゃんだけで出かける
など。
たった1時間でもいいので、赤ちゃんをパパに預けてリフレッシュできる機会を定期的に設けてもらったり、間接的でも構わないので家事や育児を手伝ってもらったりするといいですよ。
【一時預かりサービスを利用する】
ママが一人の時間をなかなか作れず、結局モヤモヤしてしまう…という場合は、思い切って保育園などの一時預かりサービスを利用してみましょう。
一時預かりサービスだと、保育園のスタッフが赤ちゃんを預かってくれるのでママも安心してゆっくりとリフレッシュの時間を過ごすことができます。
将来的に仕事復帰を検討しているママなら、保育園の様子を知ることができるというメリットもありますね。
定期的に利用することで赤ちゃんも保育園のスタッフに慣れてくれるので、回を重ねるごとに利用しやすくなるかもしれません。
【赤ちゃんをなるべく早く寝かしつける】
一人になりたいときは、なるべく早く赤ちゃんを寝かしつけ、そのあとにゆっくり過ごすというのもおすすめです。
ただし、赤ちゃんを寝室で一人で寝かせる場合は、周囲の環境に配慮して安全を確保しましょう。
・ベビーベッドの場合はしっかりと柵を上げて落下しないようにする
・掛け布団で窒息しないようベビー布団やタオルなどを使う
など。
心配で落ち着いて自分の時間を過ごせないママは、ベビーモニターをつけたり、赤ちゃんが寝ている部屋のドアを少し開けたり、赤ちゃんの様子が分かるような場所で一人の時間を満喫するのもおすすめです。
「一人になりたい」はわがままじゃない
ママの多くは「一人になりたい」と願うのはわがままなんじゃないか?…と悩み、誰かに打ち明けることができずに限界まで我慢してしまうことがあります。
しかし、「一人になりたい」と願うことは決してわがままではありません。
ママだって一人の人間ですから、自由になりたい・休みたいと思うのは自然なことです。
ですから、我慢せずにつらい気持ちを周囲に打ち明けて良い解決策を見つけるようにしてくださいね。
まとめ
ママが育児に一生懸命だからこそ生じる悩みやストレス。
ときには一人の時間を楽しみ、適度にストレス発散をしながら育児をすることはとても大切なことです。
ママが笑顔で元気でいることが、赤ちゃんにとっても家族にとっても最もハッピーなことですから、無理をせず「一人になりたい」と言える勇気を持つようにしましょう。