ママ友のマウンティングって?
よくメディアでも話題となる「ママ友のマウンティング問題」。
マウンティングとは、相手よりも自分の方が優れていることを示そうとする言動のことを言います。
ママ友間で行われるマウンティングは、
・自分の子の方があなたの子よりも優れている
・自分の家庭の方があなたの家庭よりも幸せ
・自分の夫の方があなたの夫よりも凄い
・自分の方があなたよりも才能がある
…など、主に家庭や子どもの成長度合い、自分の経歴などについて「うちの方が凄いのよ」とアピールしてくることが多いようです。
これは、直接的に言葉や行動で示す場合もあれば、間接的にそのような態度をとってくる場合もあります。
もしあなたが、ママ友からのマウンティングに遭った場合、どう乗り切れば良いのでしょうか?今回は、ママ友からのマウンティングの対処法をまとめました。
マウンティングママの特徴は?
まずは、マウンティングをするママ友の特徴から見ていきましょう。
【①プライドが高い】
マウンティングをする人の特徴として多いのは、プライドが高いこと。人の意見を素直に受け入れることができず、常に「自分が正しい」と思っています。
そのため、他人から口出しされたり、自分より優位な立場に立たれることをとても嫌います。
自分が常に中心でいることが当たり前であり、他人よりも自分が優れていることを信じて疑わないので、人間関係において常にマウンティングをしてしまうようです。
【②自分に自信がない】
プライドが高い割には、実は自分に自信がない…という人も多いもの。
自信がない裏返しとして、自分を高く見せるためにマウンティングをして「私は凄いのよ」とアピールすることが多いようです。誰かに認めてもらいたい…という気持ちが強いという、実はちょっと寂しい人なのかもしれませんね。
【③競争心が強い】
自分が常に1番でないと嫌!という人もマウンティングしがちです。
何事にも順位をつけ、誰かの上に立つ「優越感」を得ることでしか自分の心を満たすことができないタイプ。このような人は、他人を蹴落としてまでも自分の順位を上げたがることが多いようです。
ママ友にマウンティングをされたら?
もしママ友にマウンティングをされたらどうしたらいいのでしょうか?対処法をいくつかご紹介します。
【対処法①距離を置く】
マウンティングをするママ友からの攻撃を受けることで、自分自身が辛くなるようであれば、なるべく距離をとるようにしましょう。
ママ友の付き合いは、情報交換など様々な面でメリットもありますが、我慢してまで合わない相手と付き合うことはありません。気の合うママ友とだけ付き合うようにするといいでしょう。
子ども同士が仲良い場合も、なるべく適度な距離を保ち、笑顔で挨拶をする程度に留めておくようにするのがトラブル回避の秘訣かもしれません。
【対処法②とにかく聞き流す】
マウンティングをするママ友の話は、とにかく聞き流すことが重要。
何を言われても相手のペースに巻き込まれずにスルーし、相手にしないようにしましょう。
マウンティングをする人は、先述したように「誰かに認められたい」という欲求が強いので、下手に「凄いね」と褒めてしまうと、どんどん行動がエスカレートしていきます。
聞き流して、その場をサッと離れるようにするといいですよ。
【対処法③落ち込まない・気にしない】
マウンティングをする人は、相手よりも優位に立つことで幸福感を得ます。マウンティングをされた時に落ち込んだり、悲しい顔をすると、相手の欲求を満たしてしまうことになります。
そうすると、「あの人なら私の方が優位に立てる」と思われて、次々攻撃を受けることになってしまうので、たとえ嫌なことを言われても落ち込まないようにしましょう。
【対処法④むやみに争わない】
マウンティングをするママ友から嫌なことを言われても決して争わないようにしましょう。
カッとなって「私だって○○なのよ!」なんて言い返したくなることもあるでしょうが、むやみに争うことで更なるマウント攻撃を受けることになりかねません。
自分の気持ちも疲弊してしまいますし、イライラが募るばかりです。相手と争って、自分の心が乱れてしまってはつまらないですよね。
「相手にしない」ということが、やはり最も効果的かもしれません。
ママ友付き合いは友達とは違う
ママ友と言うのは、これまで出会った「友達」とは全く異なる存在。
学生時代のように、同じ価値観を持っている・同じ趣味を持っているなどと思って接するよりも、同じ時期に子育てをしている「同僚」のような感覚で接した方が割り切れるという場合もあります。
無理に相手に合わせてママ友の輪に入らなければいけない訳ではないということを覚えておきましょう。
まとめ
ママ友のマウンティング攻撃を受けるようになると、ママ友付き合いが辛く苦しいものになってしまいますよね。「この人、ちょっと合わないな」と思ったら、適度な距離を保ち、あまり深入りしないようにしましょう。
ただし、ママ友であっても本当に気の合う人も見つかります。そんな時は、悩みを相談し合ったり、子育ての情報を交換し合ったりしながら、親交を深めていくといいでしょう。
ママ友付き合いは、子どもの成長と共に徐々に減っていきますが、極力トラブルに巻き込まれず楽しいものになるようにいつも気遣いを忘れないようにしたいですね。