飛び出す絵本は赤ちゃんにもおすすめ!
ページを開くと、立体的に絵が飛び出してくる絵本。子どものころ、そのしかけの面白さに、何度も閉じては開いて遊んだことがあるというママやパパもいるのではないでしょうか。そんな開くだけでも楽しい”飛び出す絵本”は赤ちゃんに読んであげるのもおすすめです。
まだ絵本の中のストーリーを理解するのが難しい赤ちゃんも、飛び出す絵本のしかけに喜んでくれることでしょう。言葉が分からなくても視覚的に楽しめるからです。赤ちゃんが大好きないないいないばぁの遊びにも通じるところがありますよね。絵本を開くだけで絵が飛び出す絵本は赤ちゃんにドキドキワクワクを与えてくれるはずです。
今回は0歳の赤ちゃんにもおすすめな、飛び出す絵本を6選ご紹介します。絵本選びの参考にしてみてください。
赤ちゃんにおすすめの飛び出す絵本6選
飛び出す絵本を選ぶコツは、この時期の赤ちゃんでも見て楽しめるようなカラフルなイラストが入ったものです。また、動物や食べ物など身近なものをテーマにしたものだと、興味を示してもらいやすいでしょう。
では早速、おすすめの飛び出す絵本をご紹介します。
【①どうぶつむらの飛び出す!やさいばたけ】
まずご紹介するのは、野菜が飛び出す絵本です。
かわいい動物たちが大切に育てた野菜の収穫。「いち、にの、さん」で引っこ抜いたら…大人もびっくりするくらいの大きな野菜が飛び出します。リズムよく読めるので、小さな赤ちゃんにもぴったり。
離乳食を始めた赤ちゃんの食育にもつながりそうな絵本です。
【②飛び出す!うごく!どうぶつ】
かわいらしくてシンプルな絵が特徴のこちらの絵本は、どうぶつたちが飛び出してくるしかけです。
首の長いきりんに、鼻の長いゾウ、高い木に登ったコアラ。それぞれの動物の特徴を生かしたつくりなので、動物の名前を覚えるのにも役立ちそうですね。
絵もカラフルで、赤ちゃんの目にもよく見えます。
他にも同じシリーズとして、「飛び出す!うごく!たべもの」「飛び出す!うごく!うみのいきもの」「飛び出す!うごく!どうぶついないいないばあ」もあります。シリーズでそろえてあげても面白いですね。
【③飛び出す・ひろがる!のりものえほん】
のりものに興味が出始めた子におすすめの、飛び出す絵本です。
表紙には大きな消防車。消防車のはしごが伸びたり、開けばショベルカーがトラックに土を入れていたり。簡単なしかけで分かりやすいですよ。「飛び出す・ひろがる!のりものえほん2」もあるので、セットで読んであげるのもいいですね。
他にも同じシリーズに、「飛び出す・ひろがる!たべものえほん」「飛び出す・ひろがる!どうぶつえほん」もあります。
【④カラーモンスター きもちは なにいろ?】
色使いがシンプルなのに、おしゃれでかわいらしいスペインの絵本です。飛び出すのはカラフルなモンスター。大きく飛び出すので、赤ちゃんにもとっても視覚的に分かりやすいです。
このモンスターは実は感情。嬉しい、悲しい、不安…など、今どんな気持ちだろう?と感情を整理するのに役立つ内容なので、赤ちゃんが小学生くらいになるまで、長く読んであげられる絵本ですよ。
【⑤びっくりかずあそび】
1から10の数遊びができる絵本です。数を理解するのには赤ちゃんはまだ早いですが、モノトーンカラーのシンプルな数字からとびだしてくるカラフルな動物は赤ちゃんの目も楽しませてくれます。動物が好きな子におすすめですよ。もう少し大きくなったら、動物の数を数えながら、数を覚えられるので、知育絵本としても使えます。
【⑥飛び出す絵本 おもちゃばこ】
おもちゃ箱の中から、ひとつずつおもちゃがとびだしてきますよ。この絵本を描いたのは、しかけ絵本の名手といわれているジェラール・ロ・モナコ。飛び出すものは全て、本格的な立体のアート作品のようで、こだわりが感じられます。色使いはシンプルでおしゃれです。大人もハマる、仕掛け絵本ですよ。
飛び出す絵本を読む際の注意点
赤ちゃんにおすすめの飛び出す絵本を紹介しましたが、赤ちゃんに読んであげる時には注意点があります。
【飛び出す絵本は繊細!大切に扱おう】
飛び出す絵本はページが紙でできているものが多いです。破れやすく、すぐ折れてしまうので、開くときもそっと、閉じるときもそっとを心がけてください。大切に扱ってくださいね。
【赤ちゃんが破っても怒らないで!】
大切にといっても、赤ちゃんはまだ力加減は分からないですし、舐めたり、引っ張ったりしてしまうこともあるでしょう。そのせいで破れてしまうことがあるかもしれませんが、怒らないでくださいね。破ってしまうことは絵本に興味が出てきた証拠です。破れたところはテープで修正しながら、読んであげましょう。
読まない時は赤ちゃんの手の届かないところに置いておくのがいいですよ。
まとめ
大人が読んでいても楽しめる、飛び出す絵本。赤ちゃんを視覚的に喜ばせてあげられそうですよね。ただし、繊細で破れやすく、ちょっとしたことで飛び出し方が変わってしまうことがあるので、大切に扱いながら読んであげましょう。
ぜひ、お気に入りの飛び出す絵本を探してみてくださいね。