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赤ちゃんがおもちゃを舐めるのはいつまで?

赤ちゃんがおもちゃを舐めるのはいつまで?

赤ちゃんは、興味のあるもの・手に触れるものはなんでも口に入れて確かめようとしますよね。

自分で物が上手につかめるようになる生後5~6ヶ月くらいになると、おもちゃを舐めてしまい、よだれでベタベタになっていることもあるでしょう。

衛生面や誤飲事故など気になるママは多いと思います。

一体いつまでこのようなおもちゃを舐める行為は続くのでしょうか?

 

個人差はあるものの、2歳くらいまではおもちゃを口に入れたり舐めたりする行為は続くと言われており、3歳以降も精神的に「寂しい」「不安」という気持ちから無意識におもちゃを舐めたり口に入れたりする子もいるようです。

 

成長とともに自然となくなっていく行為ではありますが、ママとしては心配ですよね。

一体なぜ赤ちゃんは、おもちゃを舐めたり口に入れたりするのでしょうか?

 

赤ちゃんがおもちゃを舐める理由

赤ちゃんがおもちゃを舐めたり口に入れたりする行為には以下のような理由があります。

 

【理由①舐めることで確かめようとしている】

赤ちゃんがおもちゃや絵本を口に入れて舐めてしまうのは、興味のあるものを舌で確認しているんです。

というのも、赤ちゃんは五感のなかで発達しているのが「舌」だから。

生まれつき、生きていくためにおっぱいを探して飲む力が備わっている赤ちゃんは、目で見て確かめるよりも舌で確かめた方がわかりやすいからなんです。

口に入れて舐めることで、これは「何だろう?」とおもちゃの形や感触を確かめているんですよ。

 

【理由②歯がムズムズするから】

歯が生え始める生後6ヶ月~1歳頃は、歯茎がムズムズと痒くなることもあります。

歯茎のムズ痒さを解消するために、近くにあるおもちゃやタオルなどを口に入れてしまうこともあるでしょう。

この場合、歯が生えてくると、自然と治まってくることが多いです。

 

おもちゃを舐めるのを止めさせた方がいい?

赤ちゃんがおもちゃを口に入れて舐めてしまうことは、成長過程においてごく自然なこと。

ママとしては、おもちゃにホコリや髪の毛が付着していないか、雑菌が繁殖しないかなど心配してしまうため、すぐにでも舐めるのを止めさせたいと思いますよね。

 

しかし、無理におもちゃを舐める行為を止めさせるのは、赤ちゃんの成長の妨げになってしまうこともあるため注意しましょう。

今は、赤ちゃんが色々なものを口に入れて舐めたり嚙んだりしながら情報収集をしている時期。

五感の発達を促すことにもつながるので、決して悪いことばかりではないんです。

無理やり止めさせようとはせず、まずは赤ちゃんの成長を見守るようにしましょう。

 

赤ちゃんの歯固めのお手入れ方法

 

赤ちゃんがおもちゃを舐めるときの対処法

赤ちゃんの成長において、おもちゃを舐める行為は重要なことであるとは言いましたが、それでもやはり、誤飲事故や衛生面を考えると少し抵抗のあるママもいますよね。

そこで赤ちゃんがおもちゃを舐めるときの対処法についてご紹介します。

 

【舐めてもいいおもちゃを与える】

安全に赤ちゃんがおもちゃを舐められるよう、舐めても大丈夫なおもちゃを与えると言うのも1つの対処法です。

たとえば、歯固めや細かな装飾が付いていないおもちゃ、お手入れしやすいおもちゃなどを与えるといいですよ。

 

繰り返し赤ちゃんが口に入れても、お手入れしやすいものであればいつでも清潔な状態にすることができます。これなら安心して舐めてもらうことができますよね。

また、小さなパーツが付いているおもちゃだと、万が一、パーツが取れて誤飲してしまうことも考えられるので、なるべく簡単に外れてしまうような装飾がないおもちゃを選んであげるといいでしょう。

 

【こまめにおもちゃの消毒を行う】

免疫力の低い赤ちゃんですから、度々口にするおもちゃは清潔に保ってあげることが大切ですよね。

雑菌の繁殖を防ぐためにも、赤ちゃんがよく口にするおもちゃは定期的に消毒・除菌を行いましょう。

 

おもちゃの素材にもよりますが、

・哺乳瓶消毒用の液につけ置きする

・水洗いをしてしっかり乾燥させる

・除菌スプレーなどを使って拭く

などをし、安心して赤ちゃんが舐められるようにしてあげるといいかもしれません。

 

赤ちゃんのおもちゃの消毒方法を知ろう

 

赤ちゃんがおもちゃを舐めるときの注意点

赤ちゃんがおもちゃを舐めるときは、ママがあまり神経質になり過ぎないことが大切です。

「あ、また舐めてる」とイライラしたり、気になり過ぎて頻繁におもちゃを消毒したりするのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても好ましくありませんね。

赤ちゃんが舐めても大丈夫なようなおもちゃを与え、赤ちゃんの好奇心を失わせないようにしましょう。

 

また、なんでも口に入れてしまう時期は、おもちゃに限ったことではありません。

ライターや薬、電池、画びょう、ママの化粧品、クリップや刃物など危険だなと思われるものは、赤ちゃんの手の届かない場所へ保管するようにしてくださいね。

また、トイレットペーパーの筒を通るくらい小さいものは誤って飲み込む可能性があるので、注意しましょう。

 

まとめ

赤ちゃんにとっておもちゃを舐めるという行為は、成長において自然なことですから無理に止めさせようとはせず温かく見守ることが大切です。

そのためには、安心しておもちゃで遊べるよう、こまめにお手入れをしたり舐めても大丈夫なおもちゃを与えたりして工夫をしてくださいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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