お風呂用おもちゃの汚れが気になる
赤ちゃんとのバスタイムに欠かせないのがお風呂用のおもちゃ。
有名なアヒル隊長をはじめ、じょうろや水鉄砲、バケツなど様々なものがありますよね。
赤ちゃんにお風呂を好きになってもらうためにおもちゃを用意しておく場合もあり、つい数が増えてしまうというご家庭も多いでしょう。
しかし気になるのが、おもちゃの汚れ。通常のおもちゃに比べて、水気の多い場所で使うものなので、雑菌が繁殖しやすいでしょう。しかもそれを赤ちゃんが口に入れてしまうこともあるので、何かと不安になりますよね。
だからと言って赤ちゃんが使うおもちゃをカビ取り剤で洗浄して大丈夫なのかも疑問に思うところでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんが使うお風呂用おもちゃのお手入れ方法についてご紹介します。簡単・安全なお手入れ方法なのでぜひお試しください。
重曹を使ったお手入れ方法3選
お風呂のおもちゃのお手入れには「重曹」がおすすめです。
弱アルカリ性で、消臭効果があり、発泡性もあるので泡の力で汚れを落としやすくしてくれます。
ベーキングパウダーの代用として料理にも使われることもあるほど人体に安心な天然素材でできているので、赤ちゃんのおもちゃのお手入れにはぴったりですね。
ドラッグストアや100円ショップなどで手軽に入手できるのもポイントです。
以下に重曹を使ったお手入れ方法を3つご紹介します。どれも洗った後はしっかりと乾燥させるのを忘れないようにしましょう。
【①クレンザーとして】
重曹をそのまま振りかけ、スポンジや古歯ブラシなどでこするだけ。簡単ですよね。溝が多い、複雑な形のおもちゃなどのお手入れにおすすめです。
【②ペーストにして】
お風呂のおもちゃのぬめりが進んで少し黒ずんでいる場合は、重曹をペースト状にして使います。頑固な汚れの場合は何回か繰り返しましょう。
1. 重曹と水を「2:1」の割合で混ぜてペースト状にする。(つぶつぶが残る状態でOK)
2. おもちゃの黒ずみ部分に重曹ペーストを塗る
3. 汚れがひどい時は塗布部分をラップで覆い、3時間以上放置してからスポンジなどを使って洗い流す
【③つけ置き洗い】
お風呂のおもちゃをまとめて洗いたいという場合におすすめの方法です。
1.水1リットルに対して重曹大さじ2~3を混ぜた重曹水を作る
2.重曹水の中におもちゃを入れる
3.30分ほどつけ置いた後、スポンジや古歯ブラシなどでこすり洗いする
水鉄砲やアヒル人形など、内部に水が入り込む仕組みになっているおもちゃの場合は、重曹水を内部に吸い込んでおけば、外側と同時におもちゃの内部のぬめりもとることができます。内部の重曹水はきちんと排水してから水を吸い込んでゆすいでおきましょう。
入浴後に浴槽を使ってつけ置きするのもおすすめです。
お湯の量にもよりますが、残り湯半量に対してカップ1杯ほどの重曹を入れましょう。翌朝洗い流せば、浴槽までピカピカ。おもちゃが浮いてこないように洗面器などを被せておくのがおすすめです。
汚れ防止にはクエン酸がおすすめ
お風呂のおもちゃのお手入れには重曹が便利とご紹介しました。
しかし、忙しいママにとって何度も重曹で洗うのは大変ですよね。なるべく、ぬめりや黒ずみを予防したいと思うでしょう。
そこでおすすめなのがクエン酸。
クエン酸は酢や梅干しなどに含まれている天然成分で、重曹と同様、ドラッグストアや100円ショップで購入できます。
重曹に比べると黒ずみを取る効果はやや劣りますが、ぬめり防止として普段のお手入れに手軽に使えます。
【クエン酸水の使い方】
1.クエン酸と水を「1:3」の割合で混ぜクエン酸水を作る
2.スプレーボトルに入れて、おもちゃにスプレーする
3.スポンジなどでしっかりこすり洗いする
クエン酸がない場合は食用酢でも代用できます。
お風呂用おもちゃの保管方法
せっかく重曹やクエン酸でお手入れしても、浴室に放置したままでは、またぬめりやカビが発生してしまいます。
お手入れの手間を減らすためにも、以下のようにおもちゃの保管方法を工夫してみましょう。
【使った後はよく乾燥させる】
水気のある場所に放置しておくと、雑菌が繁殖しやすいため、使った後は軽く洗ってからよく乾燥させておきましょう。
【保管場所は風通しの良い場所へ】
ネットやバスケットなど水気がたまらず、風通しの良い入れ物に入れて保管するようにします。
なるべく入れ物の中で重ならないようにして、浴室の外(洗面所や洗濯機の上など)に出して保管するようにしましょう。
まとめ
お風呂のおもちゃのお手入れ方法は、
・洗う
・予防する
・乾燥させて保管する
の3ステップです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば比較的簡単に行うことができます。また、重曹ペーストやクエン酸スプレーは保存がきき、他のお掃除にも使えるので持っておくととても便利です。
赤ちゃんと安全に快適にバスタイムを楽しむためにも、ぜひ試してみてくださいね。