赤ちゃんのおもちゃは清潔に保とう!
なんでもすぐに物を口に入れたがる赤ちゃんだからこそ、1番近くにあるおもちゃは清潔にしておきたいものですよね。
毎日遊ぶおもちゃだからこそ、定期的にお手入れをするように心がけましょう。
しかし、赤ちゃんのおもちゃは、様々な種類があるため、どのようにお手入れすれば良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、素材別に赤ちゃんのおもちゃのお手入れ方法についてご紹介します。
コツさえ覚えておけば、お手入れも簡単にできますので是非皆さんもやってみてください。
布製のおもちゃのお手入れ方法
ぬいぐるみや布製絵本などのおもちゃは、よだれが付いても時間がたてば乾いてしまうので、見た目だけでは汚れが気になりませんよね。
しかし、目に見えないところで菌が繁殖し、カビが生える原因になってしまいます。
また、ぬいぐるみの場合は、赤ちゃんの手指の皮脂汚れやおやつの食べカスやホコリが付着することもあります。これらは、ダニが繁殖しやすい環境となるので気を付けたいところですよね。
ダニやカビは、喘息やハウスダストアレルギーなどの原因にもなりますので、注意が必要です。
【お手入れ方法】
お天気の良い日に、ネットに入れて手洗いしましょう。
素材によってはなかなか洗えないものもありますので、洗濯表示を必ず確認してください。
洗い終えたらしっかりと陰干しをします。乾ききれていないと、カビやニオイの原因になってしまうので注意しましょう。
自宅で手洗いするのが難しい素材や大きいサイズのぬいぐるみは、ぬいぐるみを取り扱うクリーニング店にお願いすると安心ですよ。
木製のおもちゃのお手入れ方法
木製のおもちゃは、自然に近い素材で温かみがある事から人気の高いおもちゃです。
知育玩具でも木製のものが多く、赤ちゃんに触れる機会が多いと言えるでしょう。
木製のおもちゃも、赤ちゃんのよだれでカビが生えてしまうこともあります。ほかのおもちゃに比べて長持ちするのが木製のおもちゃの特徴でもあります。
正しくお手入れをし、長く遊んでもらうようにしたいですね。
【木製のおもちゃのお手入れ方法】
基本的には、木製のおもちゃは水に濡らさないことが大切です。
水洗いしてしまった場合に、しっかり乾燥させないとカビの原因となるからです。
軽い汚れであれば、除菌シートなどを使用して拭くだけで構いません。
拭いた後は、しっかりと乾燥させることも忘れないようにしましょう。
また、保管場所にも注意が必要です。
湿気の多い場所や密閉容器に保管してしまうと、かえってカビを繁殖させてしまう原因になります。なるべく風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
プラスチック製おもちゃのお手入れ方法
赤ちゃんのおもちゃで最も種類が豊富な素材がプラスチック製のおもちゃですよね。
木製よりも安価で、カラフルな色が多いのが特徴です。
プラスチック製のおもちゃは、布や木のおもちゃにくらべ、お手入れが簡単なのも魅力でしょう。
【プラスチック製おもちゃのお手入れ方法】
プラスチック製の場合は、水で丸洗いしてしまうのが1番です。
哺乳瓶などと一緒に薬液消毒しておけば、寝ている間にお手入れが可能ですね。
ただ、形状的に細かい隙間や凹凸がある場合は、薬液につける前に汚れをしっかり拭き取っておく必要があります。
いらなくなった歯ブラシや綿棒などで汚れを取り除いてから消毒するようにしましょう。
時間のない時は、除菌シートで軽く拭くだけでも構いません。
お手入れの際の注意点
赤ちゃんのおもちゃのお手入れの際は、以下の点に注意して行いましょう。
【①長時間の外出時も簡単にお手入れする】
旅行や長時間の外出時も、おもちゃのお手入れは行いましょう。
外出先では丸洗いができないため、除菌シートで拭くだけで構いません。汚れが付着したまま長時間放置しないよう気を付けましょう。
【②赤ちゃんが病気の時はいつも以上にしっかりお手入れする】
赤ちゃんが風邪やインフルエンザなどの場合は、二次感染を防ぐためにもいつも以上にしっかりとお手入れするようにしましょう。
【③残留洗剤に注意する】
洗剤などで丸洗いした場合、しっかりすすぎをして、洗剤が残らないよう注意しましょう。
最近の洗剤には、汚れをよく落とすために「界面活性剤」が使われてることが多いです。これらの化学薬品によって、赤ちゃんの肌がかぶれたりしないよう注意してください。
また、赤ちゃんによっては除菌・消毒時に使用される「アルコール」にも反応してしまうことがあります。
アルコール不使用の除菌シートを使ったり、お手入れ後に水洗いしてから乾かすなど、工夫しましょう。
重曹などは比較的安心して使用できるので、常備しておくと便利ですよ!
まとめ
赤ちゃんはまだまだ免疫力が弱い為、あらゆる危険性から守ってあげなければなりません。
毎日使うもの、触れるものはしっかりお手入れをしてあげましょう。
あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんが口に入れても大丈夫なように日ごろから適度なお手入れをしておきましょう。
ただし、誤飲にだけは気を付けてあげてくださいね。