中古のおもちゃで遊ばせても大丈夫?
赤ちゃん用品を全部新品で揃えると、思ったよりお金がかかることに驚くママ・パパは少なくありません。
また、赤ちゃんの成長は著しく、おもちゃもすぐに買い換える可能性もあるので、できるだけ安く抑えたいですよね。
そこで、中古のおもちゃなら新品よりも安く抑えることができます。
最近ではフリマアプリなども充実していて、中古のおもちゃもたくさん見かけるのではないでしょうか。
安くて手軽に買うことができる反面、衛生面などが気になる方もいるかもしれません。
今回は、中古のおもちゃで遊ばせるときの注意点と消毒や洗浄方法についてご紹介いたします。
中古のおもちゃの注意点
中古のおもちゃには新品同様のものもあれば使用感のある場合もあります。
中古のおもちゃで遊ばせる場合、まずはどのような点に注意したら良いのでしょうか。
【注意点①破損】
おもちゃの大きさに限らず、赤ちゃんはどこでも触ったり舐めたりする可能性があります。
赤ちゃん用のおもちゃなので、もちろん触れる前提で作られているので新品なら心配ありません。
ですが中古の場合は、もしかしたらどこか破損している可能性もあります。
中古のおもちゃで遊ばせる場合は、まずママやパパが一つ一つ細部までおもちゃを確認しましょう。
【注意点②汚れや臭いの付着】
布製のおもちゃなど、素材によっては汚れがしみになって取れにくい場合もあります。
また、見た目は新品同様にきれいでも、臭いが付着している場合もあります。
特に木製品の場合は長く遊ばせることができますが、臭いのつきやすい素材でもあります。
どんな素材の場合でも、赤ちゃんに遊ばせる前にまずは確認しておきましょう。
【注意点③動作性】
新品同様の見た目でも、ちゃんと正常に動かなければおもちゃとしての役割が果たされないことも。
電池式の場合は、電池を入れる場所に汚れなどが付着していないかまずは確認しましょう。
古い電池が入ったままのおもちゃの場合は、電池自体も古くなっている可能性があります。
電池が古いと液漏れしている場合もあり、そのまま使うと大変危険です。
古い電池は使用せず、必ず新しい電池に入れ替えて遊ばせましょう。
また、電池が不要の場合でも、車のおもちゃなど回転して動かすおもちゃの場合も、ちゃんと回るかどうか確認をしましょう。
【注意点④消毒や洗浄できる素材か】
赤ちゃんが口に入れないようなサイズのおもちゃでも、舐めたりする可能性はあります。
新品の場合だとそこまで気になりませんが、中古のおもちゃの場合は、遊ばせる前にまずは清潔な状態にしたいですよね。
そこで注意したいのが、遊ばせるおもちゃが消毒や洗浄しやすいものかどうか、という点です。
水洗いできるものか、清潔に保ちやすい素材かどうかを判断基準とし、例えば紙のパズルなど濡れるとすぐに劣化してしまうおもちゃは避けたほうが良いでしょう。
絵本の場合は紙製が多いので、きれいな状態を保ちにくいですが、中には防水性のある絵本もあります。
中古の絵本を検討する場合には、紙製ではなく保護加工されたものを選ぶと良いでしょう。
中古のおもちゃの消毒と洗浄方法
手で掴むだけではなく、肌に触れたり口に入れたりすることもあるおもちゃ。
中古のおもちゃで遊ばせる前に、まず消毒することから始めましょう。
では、おもちゃをきれいにする方法を素材別にご紹介いたします。
【消毒方法①布製のおもちゃ】
布製のおもちゃの場合、まずは洗濯表示を確認しましょう。
洗濯機で洗えるものと、洗濯機には手洗いするものによって消毒方法が異なります。
<洗濯機で洗える場合の方法>
①布製のおもちゃを洗濯ネットに入れる
②赤ちゃん用洗濯洗剤を入れる
③手洗いやソフトなコースを選択する
④おもちゃの形を整えて、天日干しにする
<洗濯機で洗えない場合の方法>
①洗い桶やたらいなどにお湯と赤ちゃん用洗濯洗剤を入れる
②おもちゃを優しくもみ洗いする
③きれいな水でよくすすぎタオルに巻いて絞り水気を取る
④天日干しにしてよく乾かす
【消毒方法②プラスチック製のおもちゃ】
①洗い桶やたらいなどに中性洗剤とぬるま湯を入れて洗濯液を作る
②おもちゃを入れ手でかき回すように洗う
③取れにくい汚れは清潔な歯ブラシなどで落とす
④タオルで拭く
⑤日陰で干してしっかり乾かす
【消毒方法③プラスチック、陶器、ゴムなど】
プラスチック製のおもちゃや陶器、ゴムなどは消毒液に浸して洗浄する方法もあります。
哺乳瓶を専用の消毒液に浸して洗浄している方も多いかもしれませんが、同じ方法でおもちゃも洗浄することができます。
浸すだけで洗浄ができるので、赤ちゃんのお世話で忙しい場合でも比較的楽に済ませることができます。
消毒液の種類によって液の量や浸す時間が異なりますので、決められた使用方法に従って行いましょう。
まとめ
赤ちゃんのおもちゃはどれも魅力的ですよね。
ついたくさん買ってあげたくなりますが、赤ちゃんが遊んでくれる時期なんてあっという間に終わってしまいます。
全部新品だともったいない、という方は中古を検討する場合も多いですよね。
中古のおもちゃの場合の注意点を参考にして、まずは消毒や洗浄を行ってから遊ばせるようにしましょう。