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0歳児から楽しめる絵の具遊び3選

0歳児から楽しめる絵の具遊び3選

0歳児の赤ちゃんと絵の具遊びを楽しもう

0歳児の赤ちゃんが楽しめる表現遊びにおすすめなのが、絵の具を使った遊びです。
 0歳児の絵の具遊びには、大人の補助が不可欠。
一緒に楽しみながら、変化や感動を味わいたいですね。

 

 そこで今回は、家庭でもできる絵の具遊びをピックアップしてみました。
赤ちゃんと一緒に絵の具を使って、さまざまな発見をしてみましょう。

 

絵の具遊びのメリットとは?

まずは、赤ちゃんが絵の具遊びをするメリットについてご紹介します。

 

【五感を刺激してくれる】

赤ちゃんは、興味のあるものを何でも触って確かめようとします。

絵の具に触れた時の感触や筆の感触など、様々なことを体験することで赤ちゃんの五感が刺激され、脳の発達を促す効果があります。

また、手指を使って絵の具遊びをすることが多い赤ちゃんの場合は、指先の訓練にもつながっていくでしょう。

 

【色彩感覚を育てる】

絵の具遊びは、赤ちゃんの色彩感覚を育てます。

色と色が混ざり合う様子や、絵の具がにじんだり、かすれたりする様子など、クレヨンとはまた違った絵の具独特の楽しみ方ができるのも魅力です。

 

【想像力を豊かにする】

絵の具を使い、ペタペタと手指でスタンプをしたり、色を塗ったりすることで、赤ちゃんの想像力を育みます。

0歳児は、まだ「絵」と呼べるようなものを描くことはできませんが、好きなように絵の具を使って遊ぶことだけでも、赤ちゃんの成長につながるんですね。

 

0歳児からできる絵の具遊び①手形・足形アート

月齢が低い赤ちゃんでも楽しめるのが、絵の具を使った手形・足形取りです。
絵筆で絵の具を手や足に塗ってあげると、ひんやり冷たい絵の具の感触や、絵筆で手や足の裏をくすぐられるような感触を味わうことができます。


月齢の高い赤ちゃんなら、自分の手や足に絵の具を付け、「ぺったん」とスタンプのようにして遊ぶこともできますよ。 

絵の具で手形や足形を描いたら、目や口などを書き足して、ゾウや魚などの動物に見立てた絵にしてあげましょう。赤ちゃんと一緒に作る初めてのアート作品になりますね。


手形や足形は、赤ちゃんの成長の記念にもなるので、定期的に残してあげると、赤ちゃんの成長の様子が一目でわかるのでおすすめです

 

【用意するもの】
・水性絵の具、絵筆、水溶きバケツ、パレットなどの絵の具セット
・型を取るための画用紙
・紙を挟むためのバインダー
・絵の具が付いた手足をふき取るための、濡らしたタオル

 

【遊び方】
・水で溶いた絵の具を、赤ちゃんのスタンプを摂りたい手や足にたっぷりめに塗ってあげます。
・画用紙を挟んだバインダーを持ち、絵の具のついた赤ちゃんの手足に押し付けるように型を取ります。
・濡れたタオルで絵の具をふき取ってから、洗面台などで石鹸を付けてしっかり絵の具を洗い流しましょう。
・絵の具をよく乾かし、アレンジして楽しみましょう。

 

【注意点】
・絵の具のついた赤ちゃんの手足を動かすと失敗しやすいので、紙を挟んだバインダーを動かすのがポイント。
・赤ちゃんは絵の具の感触を嫌がることもあります。泣くようならやめて、様子を見てまた楽しみましょう。
・絵の具のついた手足をなめたり、絵の具が服や床などに付着しないように、洗い流すより先にタオルで拭いてあげるようにしましょう。

 

0歳児からできる絵の具遊び②タンポスタンプ

赤ちゃんが物を握れるようになったら、「タンポ」というスタンプを作って絵の具遊びを楽しんでみましょう。
柔らかい丸のスタンプがたくさん押せるので、赤ちゃんも夢中になって色付けを楽しんでくれます。

 

白い紙に自由に押しても楽しいですし、紙に木の幹を書いておいて葉っぱを散らすように押しても楽しいでしょう。

いろんな色の絵の具を使えば、カラフルなお花を描けたり、虹色に光るシャボン玉を描けたりできます。

 

【タンポの作り方】

《材料》
・持ち手になる割りばし
・ガーゼ
・わた
・輪ゴム

 

《作り方》
・ガーゼの真ん中にタンポの大きさにしたい量の綿を置き、真ん中に割りばしを刺します。
・ガーゼで綿を包み込むようにし、輪ゴムで割りばしごとくくれば完成です。

 

【タンポ遊びで用意するもの】

・タンポ
・水彩絵の具セット
・画用紙

 

【遊び方】

水で溶いた絵の具にタンポを付け、十分浸み込ませてから画用紙にポンポンとスタンプをしましょう。

 

【注意点】

・絵の具は薄めにといた方が、タンポを使ったときにきれいに色が出ます。
・タンポは簡単にできるので、何本か作っておいて、さまざまな色を使って楽しんでみてください。

 

0歳からできる絵の具遊び③フィンガーペイント

絵の具を赤ちゃんの指につけ、画用紙にスタンプしたり伸ばしたり、自由度が高い絵の具遊びです。
絵の具の感触を楽しんだり、時には画用紙以外にも体にも絵の具を付けて楽しんだりと、赤ちゃんの感覚や感性を大いに刺激してあげましょう

 

色が伸びる様子、混ざる様子、いろんな形に見えたりする様子を、親子で一緒に楽しんでみましょう。

 

【用意するもの】
・フィンガーペイント用の絵の具
・画用紙や大きい模造紙など
・汚れても大丈夫な服
・濡れたタオル(体を拭くものと掃除用の2枚)
・新聞紙やレジャーシート

 

【遊び方】
・パレットなどに絵の具を数色出してあげます。
・赤ちゃんは絵の具が何なのか分からないため、手を伸ばしてまっすぐ口に入れてしまうことも考えられます。
まずは大人が絵の具を指にとって、紙に絵の具を伸ばし、やり方を見せてあげるのがいいでしょう。

 

【注意点】

・絵の具は水彩絵の具ではなく、必ずフィンガーペイント用のものを使います
万が一口に入れても安全な素材からできているものや、肌についても優しいもの、服についても落としやすいなどといった商品を選んでください。

・フィンガーペイント用の絵の具は口に入れても安全だからと言って、積極的に食べてもいいというわけではありません。
なるべくなら赤ちゃんが口に入れないよう、十分気を付けながら行ってください。

 ・フィンガーペイントはダイナミックな遊びなので、服はもちろんお家の床や壁なども汚れる可能性があります。
紙の下に新聞紙やレジャーシートを敷くなどの対応を

 

絵の具で楽しく遊ぼう

絵の具を使った遊びは赤ちゃんの感性を育ててくれます。赤ちゃんもきっと夢中になって遊んでくれるでしょう。思い出作りにも最適なのでぜひお家でも絵の具遊びを楽しんでみてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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