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育児中に起きる「産後腱鞘炎」とは?

育児中に起きる「産後腱鞘炎」とは?

育児中のママに多い「腱鞘炎」

初めての育児で奮闘中のママ。
泣き続ける赤ちゃんを抱っこしたり、寝かしつけたりと、抱っこの連続。
新生児期でも約3.000gもある赤ちゃんです。成長に従ってどんどん重くなってき、動きも活発になっていくので、ママへの負担はますます増えていきますよね。

 

赤ちゃんの抱っこをしていると、腕や腰の他にも、「手首」に大きな負担がかかっています。育児中のママには「腱鞘炎」の症状を訴える人が多く、「産後腱鞘炎」とも呼ばれているのです。
今回はそんな産後腱鞘炎の症状や原因についてまとめました。

育児中に起こる産後腱鞘炎の症状とは?

腱鞘炎は、手の筋肉と骨をつなげている「腱(けん)」という部分が炎症を起こしている状態。
紐のようなもので、筋肉と腱が連動することで手を動かすことができるのですが、その腱を守っているのが「腱鞘(けんしょう)」です。

 

手や関節を酷使すると、腱鞘に摩擦が起こり、手首に強い痛みを感じるなどの「腱鞘炎」が引き起こされます。
育児中に起こる産後腱鞘炎の症状は以下のとおりです。

 

【手首の違和感】
本格的な痛みがやってくる前に、手首のだるさや固さ、しびれ、うごかしにくいなどの違和感を訴えることがあります。

 

【手首の痛み】
手首に力が入らなくなったり、ズキンとした強い痛みを感じます。
産後の育児中に多い腱鞘炎は、親指の付け根から手首にかけて痛みが起こる「デゥケルバン腱鞘炎」が多いです。

 

【指の痛み】
指に痛みが走るタイプの腱鞘炎もあり、「ばね指」と言われています。
指が伸びなくなり、伸ばそうとするとカクンと跳ね上がることから、このように呼ばれています。

産後腱鞘炎の原因は?

育児に奮闘しているママが腱鞘炎になる「産後腱鞘炎」。主な原因は頻繁な抱っこ以外にも以下のような原因があるようです。

 

【女性ホルモンの影響】
妊娠や出産で多く分泌される「プロゲステロン」という女性ホルモン。
妊娠に関わる大事なホルモンではあるのですが腱鞘を収縮させる作用があり、妊娠前と比べると腱鞘炎になりやすい体となっているのです。

 

プロゲステロンは体の水分量を調節しようとする機能があり、むくみやすい体になります。むくんだ手が圧迫されることで、痛みやしびれが引き起こされやすくなることも、原因の1つ
女性ホルモンには「エストロゲン」というものもありますが、産後は分泌量が減ってしまいます。
エストロゲンには炎症を抑えたり、腱鞘の中の腱の働きを滑らかにする効果もありますが、エストロゲンの分泌が低下することで、炎症が起こりやすくなります

 

このように、産後の体はただでさえ腱鞘炎が起こりやすい状態になっているのです。

 

【慣れない育児が原因】
初めての育児で、首もすわっていない赤ちゃんを抱っこするというのは、不安もありますよね。慣れないうちは、ママ自身が緊張しているので、手首や腕がこわばり、変なところに力が入ってしまうもの。
普段はしないような動きをするため、気が付かないうちに手首に炎症を起こしてしまうことがあります。

 

【疲れがたまっている】
抱っこの連続に加え、寝不足や生活が一変したことでのストレスなど、ママの体には大きな負担がかかっています。疲れがたまっていることにより、腱鞘炎を引き起こすこともあるのです。このまま放っておくと、手首以外にもけがをしてしまう恐れもあります。

育児中に腱鞘炎になった時の対処法

育児中に腱鞘炎になってしまったからといって、赤ちゃんの抱っこをやめられるわけではないですし、赤ちゃんがいると病院に行くのも難しいというママもいるかもしれませんね。
病院に行ったとしても、母乳育児をしているママであれば、飲み薬や湿布、痛み止めの注射ができない可能性もあります。

 

腱鞘炎にならないことが一番ですが、万が一なってしまったときはどのような対処法があるのでしょうか。

 

【通院する】
体の不調があるのでしたら、やはり通院するのが望ましいです。
薬や湿布、注射などの治療は難しいですが、母乳育児中のママでも飲める痛み止めのお薬を処方してもらったり、電気を流す治療やテーピングをしてもらうことで、痛みを和らげ安静にして治していくという方法があります。

 

腱鞘炎はひどくなると手術が必要になるケースも。
赤ちゃんのお世話にも影響しますので、悪化する前に早めに通院しましょう。

 

【手の負担を和らげる方法を探る】
腱鞘炎の治療には、安静が必要です。
なるべくパパに抱っこを変わって貰ったり、抱っこ紐や授乳クッションを活用して、手首を休ませるなどの対策をしましょう

 

【サポーターを活用する】
サポーターで手首を固定することで、手首を酷使することを防いで痛みを和らげてくれます
育児用のサポーターなら、赤ちゃんの肌に触れても安心な素材を使っているものもあります。手首に違和感を感じたら、悪化する前に活用していきましょう。

育児中の腱鞘炎に気を付けよう

赤ちゃんのお世話に専念していると、ママ自身の体のケアを怠ってしまいます。
もし手首に違和感を感じたり痛みが走るようでしたら、後回しにせず早めに対処をして無理をしないようにしましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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