雪の日のおでかけで気になることは
赤ちゃんにとっては初めての雪かもしれませんね。
初めての雪を見て、赤ちゃんはどんな風に感じているのでしょうか。
そんな楽しい気持ちになる反面、雪の日はとても寒いもの。
どうしてもおでかけしたい時、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。
赤ちゃんのおでかけ用の服装、ベビーカーや抱っこ紐を使う場合の対策についてご紹介します。
雪の日のおでかけ対策①服装で調節
雪の日の気温は、湿度にもよりますが5℃以下と言われています。
また、よく雪が降る地域では気温がマイナスということも。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、体温を一定に保つことが難しいので、適宜調節する必要があります。
子どものように、「暑い」「寒い」と言葉で伝えることもできないので、赤ちゃんの様子をこまめにみてあげましょう。
特に雪の日は年間でもっとも寒い時期ですよね。
だからといって厚着させてしまうと、今度は汗をかいて逆に体温を下げてしまうことも。
雪の日の赤ちゃんの服装選びはどうしたら良いのでしょうか。
【雪の日の赤ちゃんの服装と素材】
寒い雪の日のおでかけでも、基本の服装は下記の通りです。
・肌着
・カバーオールなどのベビーウェア
・アウター(ポンチョやジャンプスーツ)
・靴下
お部屋で過ごす場合、肌着とカバーオールで過ごす赤ちゃんは多いと思います。おでかけの際も、これらにアウターを1枚追加し、あとは靴下などの小物でカバーするだけで構いません。
特に抱っこ紐でおでかけする場合は、抱っこしてからママもアウターを羽織ることになるので、分厚すぎるアウターだと赤ちゃんが汗をかいてしまう恐れがあります。
その場合は、赤ちゃんの服装を少し薄手のものして調節してあげましょう。
室内と室外を往来する場合のアウターには、脱ぎ着しやすい前開きのポンチョが便利です。
また、雪がたくさん降る寒い日や、外でのおでかけ時間が長い場合には、ジャンプスーツにすると足元まですっぽり覆うことができるでしょう。
アウターの素材としては、かなり冷え込んでいる日にはダウン素材、他にもボアやフリース素材を選ぶと良いですね。
【雪の日のおでかけに揃えたいアイテム】
雪の日には服以外のアイテムも活用して、赤ちゃんを冷えから守りましょう。
ニット帽やレッグウォーマーなどのアイテムがあると助かります。
いずれも赤ちゃん用の小さいサイズから選ぶことができますので、モコモコしたかわいいアイテムを選んで雪の日のおでかけを楽しむのも良いでしょう。
雪の日のおでかけ対策②ベビーカー
ベビーカーで雪の日におでかけする場合、赤ちゃんをしっかりカバーしておかないと濡れた状態になってしまうので注意しましょう。
雪の日のベビーカーでのおでかけ対策についてみていきましょう。
【フットマフですっぽり包む】
キャンプで使う寝袋のように、赤ちゃんをすっぽり包むフットマフがおすすめです。
ベビーカーのタイプによっては付けられない場合もありますので、注意して選びましょう。
全体を包むものと、足元だけ覆えるものがあります。
【便利なマルチケープ】
マルチケープなら、ベビーカーと抱っこ紐の2WAYでとても便利です。
「最初はベビーカーでおでかけしていたけど途中から抱っこすることになった」というシチュエーションはよくありますよね。
マルチケープを持参しておけば、どちらでも対応できます。
【雪道で使えるベビーカーも】
雪道でベビーカーなんて歩行が難しそうなイメージですよね。
ですが最近では、日本よりももっと寒い地域で開発された雪対策のためのベビーカーもあります。
雪が長い期間降る地域では検討してみても良いかもしれません。
雪の日のおでかけ対策③抱っこ紐
抱っこ紐の場合、ママと密着しているのでベビーカーほどは寒く感じることはないでしょう。
先ほどご紹介したマルチケープ以外の対策をみていきましょう。
【ブランケット】
マルチケープの代わりに、普段使っているブランケットでも防寒対策ができます。
ブランケットを抱っこ紐にクリップで留めたら装着可能です。
外出先ではそのままひざ掛けとして使えるので、荷物も減らせて便利です。
【ママが大きめのコートを着る】
雪の日は大人の方が寒さを感じるかもしれません。
ゆったりとした少し大きめのコートかポンチョを着て、その中に抱っこした赤ちゃんを包むようにすればしっかり防寒対策ができます。また、コートは撥水加工を選び、雪で少し濡れても大丈夫な素材の方が安心です。
まとめ
雪の日は一見楽しそうですが、おでかけするとなると対策が必要です。
足元がいつもより滑りやすくなっているので、ベビーカーや抱っこ紐のどちらの場合でも、十分注意しましょう。
買い物後など荷物が多く、両手が塞がっていると万が一の時にバランスを崩しやすくなりますので、天候の悪い日はあまり無理をしないようにしてくださいね。
また、寒いからといって、たくさん着込みすぎると、赤ちゃんは体温調節の機能が未熟なので、かえって暑すぎて汗をかいてしまうことも。汗をかいた時に着替えられるように肌着も持ち歩くようにしましょう。
普段と違う気候で赤ちゃんが興奮し体温が上がることもあるかもしれませんので、赤ちゃんの状態をこまめにチェックしながら、雪の日のおでかけも楽しみましょう。