赤ちゃんも幼児用の遊び場で遊べる?
幼児用の遊び場とは、主に1歳以上から小学校へ就学するまでの子ども向けの遊び場を指します。
例えば、屋外の公園や児童館といった屋内のスペースなどいろいろなところがあります。
乳児向けの遊び場とは違うおもちゃや遊具がありますので、好奇心旺盛な赤ちゃんも思いっきり遊ぶことができます。
赤ちゃん向けのおもちゃや遊具から卒業して、もう少し大きな遊具でもっと楽しく遊ばせたい!というママにはぴったりの遊び場です。
ちょっと大きな滑り台でスリルを味わってみたり、ママやパパとブランコを楽しんだりと、赤ちゃん専用の遊び場では味わえない楽しさをたくさん味わえます。
しかし、はいはいやヨチヨチ歩きの赤ちゃんと、自由に走り回れる幼児が同じ遊び場にいると、ぶつかってしまう恐れもあるためママも安心できません。
ママも赤ちゃんも安全に楽しめるよう、赤ちゃんと一緒に幼児用の遊び場へ遊びに行くときに気を付けたい、注意点をご紹介します。
幼児用の遊び場での注意点
幼児用の遊び場には、たくさんの子どもが遊んでいます。
年齢も遊び方も様々なので、赤ちゃんが安全に楽しく遊ぶために、特に注意したい事をご紹介します。
【時間帯に気を付ける】
幼児用の遊び場で遊ぶ場合は、時間帯に注意しましょう。
幼稚園の降園後の時間になると、子どもがたくさん遊んでいる可能性があります。
大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいることで、赤ちゃんがもっと楽しめることもありますが、子ども同士でぶつかる事故が発生する可能性もあります。
赤ちゃんが幼児用の遊び場で安全に楽しく遊ぶためには、平日の午前中などなるべく大きい子どもの少ない時間帯を選んで行くとよいでしょう。
【服装に気を付ける】
幼児用の遊び場は、赤ちゃん用の遊具と違って高さのある遊具も多数あります。
洋服などが遊具に引っ掛かってしまうと大変なので、服装にも気を付ける必要があります。
例えば、マフラーやパーカー、ひもの付いた服やリュック、ひもの付いた手袋などは、必ず外してから遊ばせるようにしましょう。
また、思いっきり走れる場所では特に、「靴が脱げやすくないか」もチェックしましょう。
脱げやすい靴を履いたまま走ってしまうと、転んでケガをする恐れがあるのでお出かけ前に確認が必要です。
【赤ちゃんから目を離さない】
どんな場所でも赤ちゃんから目を離してはいけませんが、特に幼児用の遊び場の場合は他のお友達とトラブルになる可能性もあります。
初めての場所、初めて遊ぶおもちゃ、お友達との関りは赤ちゃんの成長にとってとても良いことなので、赤ちゃんがどんな行動をするかもチェックしながら見守ってあげましょう。
幼児用の遊び場には触ってはいけないもの、舐めてはいけないものなどがあります。
赤ちゃんの安全のためでもありますので、目を離さないようにしながら安全に楽しく遊びましょう。
【ルールに沿った遊び方をする】
幼児用の遊び場にはみんなが安全に楽しく遊ぶためにルールがあります。
赤ちゃんだけでなく、他の子どもの安全にも関わってくる部分なので、遊ぶ前にママがしっかりルールをチェックしてあげましょう。
走ってはいけないところ、一方通行のところ、人数が決められているものなど、赤ちゃんは理解ができませんので、ママがしっかりと理解した上で、赤ちゃんがルールを守って楽しく遊べるように促してあげましょう。
【赤ちゃんの年齢にあった遊具で遊ぶ】
幼児用の遊び場には大きな滑り台やブランコなど、赤ちゃんが1人で遊ぶには危険な遊具があります。
大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊んでいると、赤ちゃんも一緒に遊びたくなってしまいます。
どうしても大きな遊具で遊びたいとなった場合は、赤ちゃんだけではなくママやパパとと一緒に楽しむようにしましょう。
赤ちゃん用のコーナーがあると安心
子どもが遊べる公園や児童館など、幼児用の遊び場があるところには、場所によっては年齢別に遊べるエリアが区切られているところがあります。
赤ちゃんと一緒に足を運んだものの、大きい子がたくさんいることで「ちょっと危ないかな」と感じる場合は、赤ちゃん用コーナーで遊ぶのがおすすめです。
赤ちゃんは大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが楽しく走り回っていると、一緒に走りたくなってしまいます。
しかし、1歳くらいの赤ちゃんが幼児に混ざって遊ぶのは危険なので、必要に応じて遊ぶ場所を変えられると安心です。
まとめ
幼児用の遊び場は、赤ちゃんにとっては楽しみも危険もあります。
年齢の違う子どもとのふれあいによって新しい遊び方を覚えたり、新しい発見があったりと、赤ちゃんの成長にとってもとても良い場所です。
しかし、乳児と幼児では動き方やスピードが大きく変わりますので、一緒に遊ばせることで危険が生じる場合があります。
ママも赤ちゃんも楽しく遊ぶために、時間帯を選んだりルールをしっかり守ることでより楽しむ事ができます。
幼児用の遊び場を訪れた際は、赤ちゃんの好奇心を広げながら、心や体を育むサポートをしてあげましょう。