赤ちゃんとの外遊びで注意したいこと
お家の中でゆったり過ごすのもいいですが、天気がいい日は外で気持ちよく遊びたいですね。
お外遊びにはお家ではできない体験や発見がたくさんあり、赤ちゃんの感覚を刺激することで成長を促してくれます。
しかし、普段過ごしなれているお家とお外の環境は大きな差があるため、気を付けないと赤ちゃんの負担になってしまうことも。
外遊びは楽しいものですが、意外なところに危険もあります。
十分に注意をして遊びましょう。
外遊びでは赤ちゃんから目を離さない
外遊びでまず注意したいことが、赤ちゃんの行動の把握です。
外では赤ちゃんの興味を引くものがたくさんあるので、少し目を離した隙に石や草花を口に入れたり、砂を頭からかぶってしまうこともあります。
また、他のお子さんがぶつかってしまったり、遊具からの転倒なども考えられます。
はいはいやあんよが始まると、少し目を離した隙に遊具の高いところまで登ってしまったり、迷子になってしまうことも。
赤ちゃんからは絶対に目を離さないようにしましょう。
外遊びでは赤ちゃんの熱中症対策を万全に
外遊びで怖いのが、熱中症です。
涼しいと感じる日でも紫外線は降り注いでいますし、大人が思っている以上に赤ちゃんの体力は消耗し、気が付いたら体調が悪くなっているということも。
外遊びでは帽子を被るだけでも、直射日光から熱が上がりやすい頭を守ってくれます。
水分補給はこまめにとり、なるべく日陰で遊ぶようにしましょう。
万が一赤ちゃんの体調がおかしいと感じたら、外遊びはすぐに切り上げて、お家でしっかり休息を。必要に応じて受診をしてください。
また、一緒に外遊びをするママも、熱中症対策は万全にして出かけましょう。
外遊びの時間帯
外の気温が最も暑くなるのは、12時~15時ごろ。
赤ちゃんのことを考えると、なるべく涼しい時間帯に外遊びを行うのが望ましいです。
できれば午前中は10時ごろまでに外遊びは切り上げ、午後は15時以降に出かけるようにしましょう。
公園でしたら、夕方になると小学生が集まってくる場所もあるかと思います。
広い公園ならいいのですが、混雑するようでしたら時間帯を外し、午前中に行くのがいいですね。
赤ちゃんが楽しんでいるとつい長居をしたくなりますが、外遊びは赤ちゃんの体力を消耗しています。
長くても1時間を目安に切り上げ、お家に帰ったらしっかり休息をとりましょう。
赤ちゃんにとって安全な場所で外遊びを
何気ないお庭や公園でも、運動能力がまだ未熟な赤ちゃんにとっては、危険がいっぱいの場所もあります。
赤ちゃんの目線でなるべく安全に遊べる場所を選びましょう。
【芝生がおすすめ】
赤ちゃんにとってはコンクリートや石が転がっている公園より、転んでもクッションになってくれる芝生の環境が望ましいです。
歩けない赤ちゃんでも芝生の上にレジャーシートを敷いて座ってみたり、直接座って楽しんでみてもいいですね。
もし近場にあるようでしたら、足を運んでみましょう。
【赤ちゃんが使える遊具】
遊具は大人が抱っこで一緒にできるものや支えてあげられるものを楽しむようにした方がいいですね。
座って楽しむ乗り物、滑り台、ブランコなどを一緒に楽しみましょう。
【日陰の有無】
赤ちゃんが夢中で遊べる砂場ですが、日陰になっていますか。
なくても短時間ならいいのですが、休憩できる日陰があるか、確認はしておきましょう。
外遊びの服装
赤ちゃんの外遊びの時に適した服装も、押さえておきましょう。
【Tシャツ】
トップスは動きやすく収縮性があるTシャツにしましょう。
ワンピースや装飾品が多い服だと、引っかけてけがの原因になることもあるので、なるべくシンプルな作りがいいですね。
季節に合わせて、長そでか半袖を選びます。
もし迷うような天候でしたら、半袖を着ていってカーディガンやジャンバーで体温調節をしてあげると、暑さや寒さにも対応できます。
【ズボン】
半ズボンは暑い季節には涼しいですが、お座りやはいはいの赤ちゃんでしたら地面に触れると傷ができる原因になるし、歩行が安定していない赤ちゃんは転んだときに、けがをしやすくなってしまいます。
その日の温度にもよりますが、十分丈のズボンか、暑ければ膝までカバーしてくれる七分丈のものを着用しましょう。
【帽子】
赤ちゃんが被りやすい柔らかい素材の帽子を選びましょう。
帽子を嫌がって脱いだり風邪で飛ばされることがないよう、帽子クリップも装着するといいですね。
【靴】
まだ歩行が始まっていない赤ちゃんも、暑い日でなければ、足先を守る意味でも靴は履いていきましょう。
柔らかい素材だと、普段靴を履きなれていない赤ちゃんも嫌がらずに履いてくれます。
逆に、歩行が始まっている赤ちゃんは足をしっかり守ってくれ、足にフィットした靴を履かせてあげましょう。
暑いとサンダルを履かせたくなりますが歩きにくいので、お出かけの時にしてあげましょう。
赤ちゃんと外遊びを楽しもう
注意することも多い赤ちゃんとの外遊びですが、健康的に過ごすためにも積極的に出かけてほしいと考えます。
準備は万端に行い、外遊びを楽しんでくださいね。