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赤ちゃんの暑い・寒いのサインは?

赤ちゃんが暑い時・寒い時

赤ちゃんは、まだ体温調節機能が未熟なので、ママがしっかりと様子を見ながら室温や湿度、衣服などで調整してあげなければなりませんよね。

しかし、赤ちゃんは大人と異なり、自分で「暑い・寒い」といった意思を伝えることができません。
一体どのようにして、赤ちゃんが暑い・寒いと感じているサインを捉えれば良いのでしょうか?

 

赤ちゃんが暑い時のサイン

【顔が赤い】
赤ちゃんの顔が赤くなっている時は、暑い証拠であることが多いです。
特に頬がリンゴのように赤くなっている場合は、かなり暑いということも考えられます。

背中などを触って、汗をかいていないかを確認してみましょう。

熱が体にこもってしまうと、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高くなりますので、注意してください。

 

【汗をかいている】
赤ちゃんの背中に手を入れてみて、汗をかいているようならば暑がっているサインです。
赤ちゃんは大人以上に汗っかきであるため、頭に少量の汗をかくことはよくありますが、髪の毛が濡れるほどの汗をかいている時は暑いと言えるでしょう。

 

特に赤ちゃんが眠い時や眠り始めは深部体温を下げようとするため、汗をかきやすいです。

 

 

【足の裏が熱い】
赤ちゃんの足の裏は、基本的にはひんやりとしていることが多いです。
しかし、足の裏を触って熱さを感じる場合は、赤ちゃんが暑がっていることがあります。
また、足の裏がしっとりと湿っている場合も、暑がって汗をかいている可能性が高いです。

 

ただし、赤ちゃんは眠い時にも足の裏がぽかぽかと温かくなります。

前回寝たのが何時くらいなのかを確認すると、暑さか眠気かの判断がしやすいですよ。

 

 

【機嫌が悪い】
赤ちゃんが暑いと、泣いたりぐずったりと機嫌が悪くなります。

しかし、赤ちゃんは暑さ以外にも空腹やおむつが濡れているなど、様々な不快感を泣いて訴えるので分かりにくいですよね。
授乳などの基本的なお世話をしたにも関わらず、赤ちゃんが泣いて機嫌が悪い状態が続くようならば、暑さを感じている可能性を疑いましょう。

 

お部屋の温度や湿度、汗をかいているかなど確認しながら見極めるといいですね。

 

赤ちゃんの手足が冷たい時の原因とは?

 

赤ちゃんが寒い時のサイン

【唇が青くなる】
赤ちゃんが寒さを感じている場合、唇が青紫のような色になることがあります。
私たち大人でも、非常に寒い時は唇が青くなりますよね。
これは、赤ちゃんがかなり寒さを感じている証拠です。

 

 

【お腹・背中が冷たい】
お腹や背中が冷たい場合は、赤ちゃんの体の中心から冷えてしまっているという証拠です。
ママが「寒いかな?」と感じた場合は、まずお腹や背中に手を入れて冷えていないか確認してみるのも良いですね。
逆に、赤ちゃんのお腹や背中が温かければ、大人が寒いと感じていても、さほど寒さを感じていないことがあります。過度に心配し、衣服を着せ過ぎないようにしましょう。

 

【機嫌が悪い】
暑がっている時と同じように、おむつ替えや授乳などひと通りのお世話を確認しても、まだ機嫌が悪いという場合は、少し寒いと感じているのかもしれません。

今一度、赤ちゃんの様子や室温などの環境をチェックしてみましょう。

 

赤ちゃんの衣服の着せ方の基本

赤ちゃんの暑い・寒いのサインを発見したら、室温や衣服で赤ちゃんが快適に感じるように調節をしてあげてください。
しかし、赤ちゃんの服の着せ方は大人のものとは少し異なります。
以下で、赤ちゃんの衣服の着せ方の基本についてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

 

【新生児~生後2ヶ月の赤ちゃんの衣服の着せ方】
新生児~生後2ヶ月の赤ちゃんは、体温調節機能が未熟なため、大人と同じくらいの枚数を目安に服を着せてあげましょう。
ここで注するのが、毛布やブランケットなどの掛け物も、1枚として数えるということです。

 

特に冬場は「寒いのではないか」と複数枚重ね着をさせた上に、羽毛布団をかけるママもいます。
しかし、温めすぎは赤ちゃんが暑いだけでなく、SIDS(乳幼児突然死)にもつながる危険性があるので注意しましょう。

 

 

【生後3ヶ月以降の赤ちゃんの衣服の着せ方】
生後3ヶ月頃からは、赤ちゃんはどんどんと暑がりになっていきます。
この頃から、「大人マイナス1枚」の感覚で赤ちゃんに服を着せるようにしましょう。

 

特に夏場は、家の中であれば肌着1枚で過ごして問題ありませんよ。

 

赤ちゃんにとっての快適な温度と湿度

赤ちゃんは、自ら体温調節をすることが苦手ですから、「暑い」「寒い」だけでグズってしまったり、落ち着いて眠れなかったりします。

赤ちゃんが過ごすお部屋に温湿度計を設置し、下記を参考に快適な温度・湿度を保ちましょう。

 

■夏の室温の目安…25~27℃くらい

■冬の室温の目安…20~22℃くらい

■湿度の目安…45~60%

 

赤ちゃんの睡眠の質を上げる環境とは?

 

まとめ

大人のように言葉で不快感を訴えることのできない赤ちゃんの様子を把握するのは、なかなか難しいですよね。
はじめは赤ちゃんがどのように感じているのか分からずに、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、赤ちゃんとずっと過ごしていると、不思議と赤ちゃんがどのように感じているかが分かるようになってきます。
ママも少しずつ、赤ちゃんと一緒に成長していくので安心してくださいね。

 

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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